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環境・エネルギービジネスコラム
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 再生エネ制度 ハッキリしてきた“ある実態”!


昨年から始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度、初年度の買取価格が高かかったこともあり、想定以上の認定申請数がありました。

その結果、実際の設備認定件数も多かったことはすでに多くの業界関連者にとって周知の事実となっています。その数は10kw未満のような小さなものまで入れると50万件に迫る勢いで、メガソーラークラスになると2700件以上となっています。とにかく、一種のバブル状態だったとも言えました。

そのように認定されたプロジェクトが多かったのですが、実際の稼働状況はどうかと言うと、まだ15%程度しか稼動していないようなのです。その一番の理由は機器の調達が追い付いていないということで、機器の生産遅れや想定通りの価格で入ってこないというものです。

ただ、この理由だけであれば、時期が来れば歩み出すのですが、違う原因で稼動が進んでいないようなのです。

それは、完全に頓挫している(及び、頓挫寸前の)案件が多々あるということです。特に、メガクラスに見られるのは、「実は接続不可能であった・・・」とか、「実は土地問題が複雑で手が付けれない状態だった・・・」とか、「資金付けの確証がなく認定だけ済ませた・・・」とか、「ブローカー的な企業で当事者の姿がなくなった・・・」とか、そういう要因がかなり多いようです。実際に稼動されるのは認定容量の50%くらいでは?とさえ感じられます。

鳴り物入りで始まった再生可能エネルギー制度、そういう実態がハッキリしてきたようです。

 菊池 功

今回の担当コンサルタント

■菊池 功

名古屋大学工学部原子核工学科を卒業後、船井総合研究所に入社。
環境ビジネス・エネルギービジネス・産廃ビジネスに専門特化した経営コンサルティングのパイオニア的存在。漠然とした啓発的・啓蒙的な活動ではなく、実務的・実践的なビジネスコンサルティングを行っている。日本最大級の環境ビジネス情報サイトeco-webnet.comの統括責任を勤め、全国に3000社超の環境企業ネットワークを構築している。最新の環境ビジネスモデル提案、事業提携・技術提携・企業間タイアップ指導、異業種からの環境ビジネス新規事業開発・開拓に関して、多くの実績を残しており、累計のクライアント企業数は500社を超える。
モットーは、行動第一・行動主義・現場主義・改革革新・スピード主義・即断即決・チャレンジ精神

WEBサイト:http://www.eco-webnet.com/

ブログ:http://www.eco-webnet.com/kikuchi/

著書:「中小企業は環境ビジネスで儲けなさい!」「新規事業は環境ビジネスで仕掛けなさい!」

※環境ビジネス企業同士のビジネス交流会・勉強会「環境ビジネス経営研究会 メーカー分科会」を隔月開催中
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