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環境・エネルギービジネスコラム
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 メガソーラーのビジネス事情!

すでに周知の事実でが、再生可能エネルギー固定価格買取制度により設備認定を取っていながら、実際は売電開始できていない物件が70%近くあります。
とりあえず、認定だけ取っただけで資金付けが出来ないとか、土地契約がずさんで用地取得出来ないとか、想定以上に開発費用がかかり事業採算が合わないことが分かったとか、そういうケースが多発しているからです。

一方、それとは逆に、しっかりと発電&事業開始出来ている企業は“ホクホク顔”にしています。当初見込んでいた発電量よりも実際の発電量が多く、計画以上に売電収入が獲得出来ているからです。「当初、10年回収で見積もっていたところ、今のペースならば6年程度で回収出来るかも・・・」そういう嬉しい誤算?を抱いている事業者は結構多いものです。

さて、現在の買取価格は32円ですが、力のある事業者はいまだに参入意欲が高いです。買取価格が下がっても、発電量が多く見込めて設備投資も少なく出来るので、投資採算が合うと分かっているからです。  

しかし、今一番の悩み所があります。それは系統連系の問題、つまり、送電線の問題です。メガソーラーを開発出来ても電力会社側の送電容量が不足しているのです。送電するには別途1億円以上の設備投資が必要、あるいは、系統連系自体がNG・・・という物件がかなり目立つようになりました。「土地はある、開発ノウハウもある、資金もある、でも、系統連携できない・・・」そんな物件が多発しています。メガソーラービジネスにとってのリスクは買取価格が下がることではなく、系統連系できないエリアが多くなっていることなのです。

 菊池 功

今回の担当コンサルタント

■菊池 功

名古屋大学工学部原子核工学科を卒業後、船井総合研究所に入社。
環境ビジネス・エネルギービジネス・産廃ビジネスに専門特化した経営コンサルティングのパイオニア的存在。漠然とした啓発的・啓蒙的な活動ではなく、実務的・実践的なビジネスコンサルティングを行っている。日本最大級の環境ビジネス情報サイトeco-webnet.comの統括責任を勤め、全国に3000社超の環境企業ネットワークを構築している。最新の環境ビジネスモデル提案、事業提携・技術提携・企業間タイアップ指導、異業種からの環境ビジネス新規事業開発・開拓に関して、多くの実績を残しており、累計のクライアント企業数は500社を超える。
モットーは、行動第一・行動主義・現場主義・改革革新・スピード主義・即断即決・チャレンジ精神

WEBサイト:http://www.eco-webnet.com/

ブログ:http://www.eco-webnet.com/kikuchi/

著書:「中小企業は環境ビジネスで儲けなさい!」「新規事業は環境ビジネスで仕掛けなさい!」

※環境ビジネス企業同士のビジネス交流会・勉強会「環境ビジネス経営研究会 メーカー分科会」を隔月開催中
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