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環境・エネルギービジネスコラム
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 メガソーラービジネスの実態


2012年7月に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度。
すでに周知の通り、特に、太陽光ビジネスは開始直後から参入企業が相次いだこともあり一気に過熱してバブル状態となりました。

現在、発電容量1メガ以上のいわゆるメガソーラーは9000件近く認定されています。その認定総数に対して、実際に発電されて売電開始しているは2000件にも満ちません。その売電件数率はやっと20%超えたばかりです。要するに、認定を取ったは良いですが、まだ開発されておらず売電開始まで到達していない物件が80%もあるのです。

今後、それらのうち開発されていくものもありますが、開発のメドが立っておらず、進むにも進めないものも多々あります。その主な理由は4つあります。

「(1)開発予定事業者の資金のメドが立っていない」
「(2)当初予算の枠をはるかに超えている」
「(3)土地の所有者との交渉が決裂している」
「(4)元々、開発不許可の物件であった」   

上記(4)は正直どうしようもありません。それに対して、(1)(2)(3)の場合、今、水面下で急激に増えているのがM&Aや許認可売買ビジネスです。認定物件の土地所有者がそのまま売却したり、権利だけを売買するのです。ビジネス的に言えば、これにより流通されて開発が進むケースが増えています。このような形で全体の10から20%くらいは開発されて売電開始されていくと思われます。

今後、メガソーラー物件については順調に売電開始されるのは全体の60%くらいで、M&A・許認可売買での売電開始が10%程度、結局、開発不可・売電不可が30%くらいになるのではないでしょうか。

 菊池 功

今回の担当コンサルタント

■菊池 功

名古屋大学工学部原子核工学科を卒業後、船井総合研究所に入社。
環境ビジネス・エネルギービジネス・産廃ビジネスに専門特化した経営コンサルティングのパイオニア的存在。漠然とした啓発的・啓蒙的な活動ではなく、実務的・実践的なビジネスコンサルティングを行っている。日本最大級の環境ビジネス情報サイトeco-webnet.comの統括責任を勤め、全国に3000社超の環境企業ネットワークを構築している。最新の環境ビジネスモデル提案、事業提携・技術提携・企業間タイアップ指導、異業種からの環境ビジネス新規事業開発・開拓に関して、多くの実績を残しており、累計のクライアント企業数は500社を超える。
モットーは、行動第一・行動主義・現場主義・改革革新・スピード主義・即断即決・チャレンジ精神

WEBサイト:http://www.eco-webnet.com/

ブログ:http://www.eco-webnet.com/kikuchi/

著書:「中小企業は環境ビジネスで儲けなさい!」「新規事業は環境ビジネスで仕掛けなさい!」

※環境ビジネス企業同士のビジネス交流会・勉強会「環境ビジネス経営研究会 メーカー分科会」を隔月開催中
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