VOL42.「目線」
船井総研にも、総勢48名の新卒の新入社員が今週から入ってきた。
先週までは、(入社はしていたが)いわゆる研修中だったので、
我々コンサルタント部隊の下にはいなかった。
さて、私も新卒で入社したのだが、
入社当時、私自身がどんなことを思っていたのかを少しお伝えしよう。
まず最初に、10年後をイメージした。
『10年後にどうありたいか・・・?』
まず、“30歳で最低でも年収1000万円は超えたい!”と思った。
もちろん、一人前のコンサルタントになり、一人前以上の実績を上げなければ、
そのような金額には行かない。
そして、“カッコ良く生きたい!”とも思った。
会社にしがみつくような、上司に媚びへつらうだけの、
典型的な“サラリーマン”にはなりたくなかった。
(言葉は悪いが)“しがない”サラリーマンには絶対になりたくなかった。
『自分の分は自分で稼ぎたい』と思った。
ただし、仕事人間だけにもなりたくなかった。
もちろん、仕事はガンガンやって、遊びもプライベートも充実!
そうなりたいと思った。
次に、自らを企業に例えて、入社10年間を3ステージに分けてみた。
最初の3年間は“投資”の時期・・・。
全くの新人で入ったのだから、企業から見たら、投資以外何ものでもない。
今すぐには価値は生まないが、将来には価値が出るだろうということで、
企業は新人に投資している、そう思った。
したがって、
「ああ、オレは投資をしてもらっている。
オレは借金をしている。
いつかは返さないといけない。」
そう思った。
入社4〜7年目は“単年度黒字”の時期・・・。
3年目までは借金する一方だが、4年目くらいからはそこそこ稼いで、
自分1人分くらいの人件費は賄える時期ではないかと思った。
でも、まだ、3年目までに投資してもらった分までは返していない。
そして、入社8〜10年目は“投資回収”の時期。
「入社8〜10年目になって初めて、他人の分まで稼げるようになるだろう。
やっと借金が返せる時期になるだろう。」
そう思った。
いわゆる、借金の返済期間(企業から見たら、投資回収の時期)である。
つまりは、
新人で入ったのだから10年やって初めて、借金のない人間になるのだろう、
と思っていた。
別に、誰から教わったのではなく、
そんなことは当たり前だ!
と思っていた。
そして、本当の勝負は10年目以降、つまりは、30歳以降だと思っていた。
「30歳過ぎてから、ガンガン仕事している為に、今は何をすべきか?」
そういう意味では、“10年ビジョンを持っていた”とも言えるかもしれない。
実は、入社当時から、結構、中長期的な視点を持っていた。
だから、逆に、
入社当時に、肩肘を張って「よし!頑張ろう!」とか、
変に力んでしまって自分を見失うということはなく、
結構、素のままというか、かなり肩の力は抜けていた。
何一つの不安も、あせりも全くなかった。
変わり者である・・・。
10年後を念頭に置けば、今日・明日のことは小さなこと!
ぐらいに思っていた。
(生まれつき楽観的で、細かいことは気にならない性格から来るものだが・・・。
まあ、アバウトな人間なので・・・。)
どうやら、
『目標・目線をどこに置くか?』
によって、その人のスタンス・心の持ち方は変わってくるのだろう。
コメント
こんばんは。大学4年生の者です。大卒の三年以内の離職率が三割を突破してしまった今日では,菊池様のようなしっかりとした目標を立てている新入社員の割合は年々低下してきているのかもしれません。入社試験ではしっかりしていたものの,入社した途端にアンポンタンになってしまう方も多いのでは・・・(全体的に)。何事も,まずは主体性を発揮して目標を立てなければなりませんよね。私事ですが,歳を取るごとにその傾向が強くなってきました。
投稿者: 青木 | 2007年04月18日 00:23