VOL46.「創業理念」
現在の私の仕事の90%以上は環境ビジネス関連のコンサルティングである。
私が船井総研に新卒で入社したのは1990年だが、
入社してしばらくは、小売業・卸売業・製造業・サービス業等、
環境ビジネスとは無縁の(普通の?)業界のコンサルティングをしていた。
環境ビジネスコンサルティングを準備し始めたのは2000年頃。
(この頃の私は、環境ビジネスとは無縁の(普通の?)業界のコンサルティングが100%であった。)
今ほど、「環境!環境!」と言われている時代ではなかった。
『環境ビジネス』という表現も一般的ではなく、
ましてや、『環境ビジネスコンサルティング』という言葉もなかった時代だ。
コンサルティングの切り口として、まずは、
環境ビジネス専門のポータルサイトeco-webnet.comを準備した。
環境関連企業同志を結び付けようとするマッチングサイトである。
そして、このサイトを一般にオープンさせたのは、2002年。
このサイトの基本コンセプトは、トップページにも掲載されているが、
「エコ企業・エコ製品・エコ技術を紹介し、
環境ビジネスのマッチングを応援します!」
である。
船井総研の場合、
コンサルティングビジネスを展開するのだから、
通常、自社のコンサルティングをアピールする為のサイト、
つまりは、自社の売り込みをするサイトを作るのが当たり前だが、
私の場合は、全く違った。
船井総研の売り込みをするよりも、
世の中に埋もれた環境に良い技術・良い企業・良い製品を発掘しよう!
環境ビジネスを大きくしていこう!
と思った。
あくまでも、環境関連企業を“応援する”役割ということである。
そして、自社(船井総研)の売り込みは、極力、しないようにした。
“環境に良いものを応援する”役割に徹すれば、
“自然に”船井総研も応援してくれるようになるだろう・・・・・、
そう思った。
この考え方は、今でも全く変わっていない。
徹頭徹尾、首尾一貫、貫いているつもりだ。
そして、将来も貫いていこうと思っている。
私にとっては、この考え方が、『創業理念』。
事業を始めた時の“初心”“初志”でなのである。
「オレが!オレが!・・・・・」と必至で自分を売り込むよりは、
「環境に良い技術を純粋に広めたい!」
そう思う。
もちろん、ビジネスなので、いくら良い理念でも収益が合わなければいけない。
ただし、この理念を曲げてまで、おカネ儲けをしようとも思わない。
それだったら、仕事を辞める・・・。
ベストな技術とは言わないが、
少なくとも、現状より環境に良くなるのであれば、それを応援する。
現状よりも、明らかに環境を悪化するものであれば、応援しない。
ただ、それだけである。
『創業理念』・・・・・・・
私にとっては、最も大事にしたいものである。