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VOL54.「環境教育 その2」

前回に引き続いての内容である。


1.「環境教育」とは・・・

  「自然界教育」=「循環教育」
  (1)自然界の法則を知る
  (2)自然界の成り立ちを知る
  (3)自然界はすべて循環していることを知る
  (4)自分で生きているようで、
     実は、人間は自然界の中で生かされていることを知る
  (5)本当は、自分のものなど何1つないことを知る
     (すべては、自然界に組み込まれているもの)
  (6)他の存在があって自分の存在があることを知る
  (7)自然界の中で不必要なものは何1つないことを知る
  (8)自然界の偉大さを知り感謝の気持ちを持つ
   
  ※本来、人間の生き方そのものである

2.具体的に何を知るべきか?・・・「環境教育」の分類

  (1)太陽(光)の存在・働き
  (2)空気の存在・働き
  (3)水の存在・働き、水の循環
  (4)土の存在・働き
  (5)植物の存在・働き
  (6)生物の循環(食物連鎖)
  (7)微生物の存在・働き
  (8)人間の体の仕組み
  (9)自然治癒力・自己治癒力
  (10)食育
  (11)礼儀
  (12)廃棄物リサイクル問題
  (13)エネルギー問題
  (14)環境ビジネス


前回のブログでも伝えたが、通常、一般的に言われている環境教育は、
上記2の(12)(13)といったゴミの問題とか、エネルギーの問題とか、
あるいは、温暖化の問題とか、そういう目の前の現象面での問題を
取り上げていることが多い。

これはこれで非常に大事。
しかし、上記の1の内容を理解することが根本だと、私は思っている。

上記1の(1)・・・・・
“自然界の法則”、あるいは、“自然界のルール”って何だろう?

それは、いろいろな言い方・表現方法があるが、
『すべては循環している!』
ということだと思う。


  雨が山々に降って、せせらぎとなり、小さな川となり、 
  やがては、大きな川になり、海に注ぐ。
  地表面で温められた水は水蒸気になって上空に上がり、
  そして、冷やされて、雲になり、再び、雨を降らす。

この循環の中で、私たち人間は水という貴重な資源を得ることが出来る。

人間がどんなに素晴らしい最先端の浄水技術・排水技術を開発したとしても、
この自然界の水の循環作用がなければ、何も出来ない。
人間がゼロから水を作り出しているわけではない。
自然界が作り出した水を、ほんのちょっと加工しているだけにしか過ぎない。

  例えば、人間が品種改良して、いくら素晴らしい野菜・果樹を作ったと言っても、
  その源は自然界の光・空気・水・土から取り出したエネルギー・栄養分を
  使ったもの。
  人間は、自然界のそれらに手を加えているに過ぎない。

つまりは、『すべては借り物!』だ。
また、少し表現を変えれば・・・・・、
『すべては預かり物!』とも言える。


しかし、悲しいことに、現実社会においては、

  「この土地はオレのもの!」とか、
  「そこの土地はお前のもの!」とか、

人間が勝手に所有権を作ってしまった。
自分のモノは大事にするが、他人のモノは大事にしない、
それどころか・・・・・、
何とか自分のモノにしようと、他人のモノまで欲しがるようになってしまった。

この発想が諸悪の根源だと思う。
本当に、人間は自分勝手な存在だ。

『すべては借り物!』なのに・・・。
そして、本来は、自然界が作り出したもので、
『すべては循環している!』
だけなのに・・・。


ただし、私たちは現実的には所有権のある世界に生きてしまっている。
どうしたら良いのだろうか?

それは、

  「もらった分は与えなさい!」
  「取った分は返しなさい!」
  「壊した分は元通りにしなさい!」

そして、出来る限り、

  「もらった分以上に与えなさい!」
  「取った分以上に返しなさい!」
  「壊した分以上に元通りにしなさい!」

と、私たち人間でも出来る『循環の輪』を作ることだろう。

さらには、

  「もらう前に与えなさい!」
  「他のモノはそっとしておきなさい!」
  「自分勝手に、自分の都合の良いように壊してはいけません!」

となれれば、ベストなのだろう。

  『自然界との共生・共存・共有、そして、共感・共鳴・・・・・』

そういう思想を持つことが実に大事なことだと思う。

改めて、言えることは、

  『すべては借り物!』

そして、

  『すべては循環している!』


とにかく、謙虚に生きていきたいものだ。

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