VOL60.「逃げてはいけない! その2」
(前回 VOL59からの続き・・・)
顧客から、あるいは、上司から、または、同じプロジェクトのメンバーから
仕事を請け負った時に、理想的な結果・思うような結果が得れないことがある。
「これなら出来る!」
「○○日までに出来る!」
「報告書として提出できる!」
と、思って取り掛かったら、
想像以上に時間・期間が掛かる・・・、
予想に反して何も進まない・・・、
どういう結論に導いて良いか分からない・・・、
さらには、
全く結果が見えなくなる・・・、
という時がある。
そういう場合、どうしても報告しにくい時がある。
報告・連絡した方が良いなあと思っていても、つい躊躇してしまう時がある。
今、報告・連絡すると、何かバツが悪いなあ・・・と思ってしまう時がある
「まだ、終わっていないのか!」とか、
「なぜ、そんなに時間・期間が掛かるのか!」とか、
「何だ!こんなものも出来ないのか!」とか、
そう言われたり、思われたりしたくないからである。
あるいは、何かから自分を守ろうとしてしまう?からであろうか。
守るべきは自分ではなく、仕事の期限であったり、品質であるべきなのに・・・。
さて、このような場合であるが、
まずは、一旦、しっかりと自己認識すべきである。
認めるべきである。
逃げずに、真正面からその事実を受け止めるべきである。
決して斜に構えず、腰をドップリと下ろして、正対して、
その事実と向かうべきである。
結果が出ていないこと、
まだ、出来ていないこと、
遅れていること、
そして、
何か他に責任転嫁しているかもしれないこと、
深刻な問題なのに、それほど深刻でないだろうと勝手に解釈していること、
そして、自分自身、逃げているかもしれないこと、
逃げようとしていること、
実は、仕事から逃げているのではなく、
そういう状態にいる“自分から逃げようとしている”こと、
そして、それを認めたくないと思っていること、
そういう自分の潜在意識と向き合うことである。
「すいません!遅れています!」
「ここでつまずいているので、少しアドバイスを頂けますか?」
「ここまで出来ていますが、この後は頭が真っ白になっています!」
「○○日のお約束でしたが、もう△△日余裕を頂けますか?」
「このように考えていますが、確認したいので、後ほど時間を頂けますか?」
何らかの答やリスポンス、提案を期待している人に対して、
このようにハッキリと報告・連絡・相談することである
出来るものは・・・、出来ている!
出来ていないものは・・・、出来ていない!
分からないものは・・・、分からない!
遅れているのであれば・・・、遅れている!
と・・・・・。
ハッキリと報告・連絡・相談することである。
上手く行っていない時ほど報告・連絡・相談!
進みが遅くなっている時ほど報告・連絡・相談!
結果が出ていない時ほど報告・連絡・相談!
事前に報告・連絡・相談!
自分から報告・連絡・相談!
これは、当たり前のようで、実はなかなか難しいことである。
そこそこの実力があればあるほど、真面目であればあるほど、
実は、言い出せない人が多い。
“カッコ付け過ぎな人”に多い。
実は、
出来るものは・・・、出来ている!
出来ていないものは・・・、出来ていない!
分からないものは・・・、分からない!
遅れているのであれば・・・、遅れている!
と、ハッキリと言える人こそが、“本当に仕事の出来る人”なのではないか。
あいまいに・・・、なあなあに・・・、しない人こそ、“本当に仕事の出来る人”なのではないか。
そう思う。
あらゆるすべての仕事をソツ無くこなす人というのは、
この世に存在する訳はない。
出来るものもあるし、出来ないものもあるだろう。
“仕事の出来る人”とは、
すべてをソツ無くこなす人ではなくて、
このようなことがはっきりと言えて、
その結果、他人から信頼される人のことだろう。
つまりは、
“逃げない人”だ。
(正式には、“自分から逃げない人”)
そして、
“自分の潜在意識としっかり向き合える人”だ。
少なくとも、私はそういう人になりたいと思っている。