VOL75.「「産・官・学、そして、民、まさに、地域密着」
10月24日(水)〜26日(木)、
滋賀県長浜ドームで「びわ湖環境ビジネスメッセ」が開催された。
会場(長浜ドーム)の最寄り駅は、JR田村駅という無人駅だった。
(「こんなところで、展示会やるの?」という感じのする静かな田園地帯だ)
しかし、会場内には、
約400ブースを超える企業・行政・大学・公益団体が出展しており、
来場者数は3万人を超えていたようだった。
東京のビッグサイトで開かれるような展示会を除くと、
地方で開催される環境展示会としては日本最大級だそうだ。
我々、船井総研「環境ビジネスコンサルティンググループ」も、
主催者側の提案を頂いたので、
環境ビジネス相談コーナーの一員としてブース出展した。
来場者サービスの一環として、
環境ビジネスのあらゆるご質問に応えようという主旨である。
私自身、今回、初めて参加したが、
東京のビッグサイトで開催されるような企業色の強い展示会とは異彩を放っていた。
来場者の40%近くは、一般の方だったからだ。
大学生・・・
地元自治体の方・・・
30〜60代の奥さま・・・
50〜70代のご夫婦・・・
20代の娘と40代の母親・・・
小学生くらいの子供を連れた家族連れ・・・
高校生(制服)の姿もチラホラ・・・
中には、ベビーカーを引いた若いお母さんの姿もあった・・・。
もちろん、メインの来場者は企業関連であるが、
こんなにも年齢層の幅広い地域住民の方々が来場されているとは知らなかった。
文字通り、『産・官・学、そして、民、まさに、地域密着』であった。
我々の想像以上に、一般住民の方々が「環境」に関心があるんだなあ・・・、
と改めて感じた。
私は、地方開催の展示会として、あるべき方向性を感じた。
行政・自治体が音頭を取り・・・、
公益団体も賛同し・・・、
大企業はもちろん・・・、
地域のベンチャー企業も積極的に参加・・・、
大学も技術研究の成果を発表し・・・、
地域住民も自己啓発に力を注ぐ・・・、
東京で行われるイベントは、当たり前だが、企業色が強い。
しかも、大企業が主役。
それに対して、地域主導のイベントは、地域のベンチャー企業が主役であるべきなのだろう。
そして、一般の地域住民も気軽に参加できるようなものが良いのだろう。
ここで言う地域住民とは、
年齢???・・・関係なし!
男女???・・・関係なし!
職業???・・・関係なし!
金銭感覚メインの利益集団ではなく、
志の同じもの同志が理念をともに出来るような集まり・・・、
強制的に集客するというものではなく、
「環境」に関心のある方々が“自然に”集まってくるような・・・、
「強制」ではなく、「共生」・・・、
そんな感じが良いのであろう。
『産・官・学、そして、民、まさに、地域密着』
これは、単なる地域イベントのキーポイントではなく、
『地域活性!地域興し!地方喚起!』のポイントと言えるような気がする。