VOL97.「エコロジーとエコノミー その5」
『エコノミー(経済性)優先時代』と『エコロジー(環境性)優先時代』シリーズ
・・・・・5回目である。
『エコロノミー(経済性)優先時代』とは、環境性よりも経済性を重視する時代。
環境改善よりも、経済発展していくことを重視する時代。
一方で、『エコロジー(環境性)優先時代』とは、経済性よりも環境性を重視する時代。
経済発展よりも、環境をより良くしていくことを重視する時代。
今は、まだ、『エコロノミー(経済性)優先時代』だが、
2015年をメドに、『エコロジー(環境性)優先時代』に転換していくだろう。
『エコノミー(経済性)優先時代』で中心となる産業は工業。
そして、金融業。
一方で、『エコロジー(環境性)優先時代』で中心となるのは農業。
そして、観光業。
しかも、農薬・化学肥料頼りの現代型農業ではなく、
無農薬・無化学肥料の自然共生型・循環型の農業を中心としたもの。
農薬・化学肥料は、石油由来製品で、工業製品とも言える。
他にも、防腐剤やら、合成着色料やら、膨大な食品添加物を使うようになってしまった。
これらすべては、工業製品。
我々現代人は、何と、食べ物にまで工業製品を導入してきたのだ。
本来、太陽の光と土と水、そして、空気といった自然界の恩恵を受けて、
無農薬・無化学肥料・無添加の自然共生型の食べ物を食するべきなのだが・・・。
石油由来製品、工業製品で固められた食事をしていくと、
それこそ、食の問題・健康問題が起こるのも無理はない。
今後も、ますます、食の問題・健康問題、
(最近の中国ギョーザ問題のような)食に関するトラブルが目立ってくるのだろう。
その結果、無農薬・無化学肥料・無添加の自然共生型の食べ物、
本当に安心・安全で高品質な食品のニーズがドンドン増えていくのだろう。
これまでの輸入依存型の食業界が、国産中心のマーケットに変貌するのだろう。
工業的なモノの考え方から、農業的なモノの考え方に変えていかざるを得ないだろう。
そう考えると、やはり、衣・食・住の中でも、食業界から、変わっていきそうである。
“国産の復興”と“農業的なモノの考え方の復活”・・・。
実は、今、各地で、国産農業の見直しが高まっている。
船井総研「環境ビジネスコンサルティンググループ」にも、
国産農業をどう立て直すのか?という依頼が年々増えてきている。
しかも、大学生や20代の若者が、確実に農業に対して関心を持って来ている。
そういう世の中の変化が、良く分かる。
そして、実際に、ここ数年、船井総研では、
無農薬・無化学肥料の自然共生型農法の研究・食の研究を進めて来ている。
無農薬・無化学肥料の自然共生型農法によるテスト農地を作り、
実際に、無農薬・無化学肥料の野菜等を栽培してきている。
そして、今では、無農薬・無化学肥料の自然共生型農法をコンサルティングするようになっている。
こういうブログで話をしているだけでなく、
実際に活動・行動しているのが、船井総研の特徴なのである。
実は、環境と農業は切っても切れない。
環境を良くしようとすれば、まず、農業を良くしていかなければいけない。
逆に、農業を良くするには、環境を良くしていかなければいけない。
良い光(太陽)・・・
良い土・・・
良い水・・・
良い空気・・・
衣・食・住の中でも、まずは、食の改善。
“国産の復興”、工業的なモノの考え方から“農業的なモノの考え方への転換”。
『農業立国 日本』・・・・・
そういう時代が来るように思えてならない。