VOL100.「環境教育 その2」
前回に引き続き、『環境教育』の話。
これまで、船井総研環境ビジネスコンサルティンググループでは、
企業向けの研修・講習はもちろんのこと、
幼稚園向け・中学校向け・大学生向けの『環境教育』を行っている。
ただし、幼稚園向けでは、
『環境教育』というよりも『食育』と言った方が良いかもしれない。
では、その幼稚園向けの『食育』プロジェクトで実行していることの一部を
ご紹介しよう。
(メイン担当は、弊社コンサルタントの富田)
まず、大きな1つの特徴が、大学生に自主参加してもらっていることである。
『環境』に興味のある大学生を募り、ボランティア的に協力してもらっているのである。
船井総研のような企業と普通の大学生が、
共に子供向けのプロジェクトを推進していくことの意義は大きいだろう、
との考え方である。
実は、定期的に大学生向けの環境ビジネスセミナーを実施しているので、
大学生との接点を深く持てるのである。
内容的には、幼稚園児向けなので、
「地球温暖化」とか、「CO2」とか、そういった漠然とした地球規模のテーマでは、
さすがにダメなので、主として、食品リサイクルについて取り上げている。
例えば、
「生ゴミはそのまま捨てずにリサイクルすると、肥料になり、
やがては土に戻されて、また、野菜や果物になるんだよ・・・」
と教えて、実際に、肥料作りをしてみたり、野菜・果物作りをしている。
そして、それを収穫して、試食してみたり・・・。
外に出ての実習・体験学習がメインである。
一方で、室内で紙芝居等を使っての勉強もしている。
やはり、幼稚園児なので、難しいことはNG。
とにかく、遊び気分で興味を持ってもらう為にも、
あくまでも、面白おかしくやらなければいけない。
そして、これらの幼稚園での活動を保護者(父母)の方々にも報告している。
実は、これが一番大事である。
いくら、子供に伝えても、親の方が全くの無関心では何の意味もない。
“子供を通じて親も学ぶ”
これを追求していきたいと思っている。
そして、実際に父母アンケートを取ってみると、
90%以上の家庭で、子供からこのような取り組みを聞いており、
影響を受けて、家庭でも何か実践しよう(実践した)との回答が得られている。
以上、これらのプロジェクトは、
船井総研として、現段階では無償のボランティアとして行っているものである。
短期的・直接的な利益は全く生まれない。
しかし、世の中にとっては必要なのことだろう。
どこかがやらなければ・・・!
誰かがやらなければ・・・!
そういう思いで継続しているものである。