VOL104.「これはヒドイな・・・」
1週間前、環境関連の仕事で、中国の北京に行ってきた。
北京・上海・大連・深浅・・・、中国ヘの訪問は、今回で20回目程度になるが、
北京は半年振りである。
ちなみに、2002〜2003年頃の私は、北京を中心として頻繁に訪中していた。
1回当たりは3泊4日程度であるが、毎月1回は、必ず訪中していた。
今回、北京空港に降り立って最初の思いが、
「これはヒドイな・・・」
であった。
ある程度の予想はしていたが、
大気汚染・・・、
北京上空に巨大な“もや”が掛かったかのように視界が悪く、遠方の景色が見えないのである。
排ガスと言うか、
スモッグと言うか、
細かい塵と言うか・・・・・、
少し言い過ぎかもしれないが、
建築解体工事現場の塵・埃が舞っている状態・・・
に近いとも言える。
もちろん、雨が降っていたわけではない。
霧でもないようだ。
全くの晴天であった。
時期的に言えば、黄砂の時期(3〜4月)も終わっているはず・・・。
マラソン選手が、空気が悪いという理由で、
北京オリンピックへの参加を見合わしたとのニュースもあるが、その気持ちも分かる。
私が頻繁に行っていた2002〜2003年頃に比べても、
この現象が格段に悪くなっている感じがする。
また、北京は雨が少ないので緑は少なく、どうしても植林に頼らざるを得ない。
空港から北京市街地へ向けての幹線道路沿いにも植林されているが、
やはり、日本で見る自然林とは全く違う。
当たり前かもしれないが、
一目瞭然、人工林と分かってしまい、緑が生い茂っているという状態とは程遠い・・・。
それに、全く等間隔で、それこそ整然と、一本一本の木が独立して植えられている。
したがって、森林としての一体感と言うか、趣きというものは全くない。
(まあ、もっともそんなものは求めていないのだろうが・・・)
中国国内でも環境破壊が言われて久しく、
政府も環境対策費用を膨大に計上している。
しかし、
実際の対策は、まだまだ、これから。
経済成長に環境対策が全く追い付かない・・・・・、
そんな感じである。