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2009年4月27日

VOL155.「地球に優しい!環境に優しい!人間に優しい!そして、“企業”に優しい!」

船井総研の環境ビジネス専門コンサルティング部隊である
『環境ビジネスコンサルティンググループ』には、
それこそ、毎日のように、環境関連の製品・技術・企業の情報が集まってくる。

それらが集まって、今では数千件のデータベースになった。

そして、それらは、それぞれが環境関連の製品・技術なので、
程度の差こそあれ、「地球に優しい!環境に優しい!」ものである。

「地球に優しい!環境に優しい!」ということは、
「人間にも優しい!」ものである。

まあ、これらのことは当たり前。

しかし、現在の厳しい経済状況では、それ以上に必要なものがある。

「“企業”に優しい!」・・・ことである。

ここで言う“企業”とは、環境製品・環境技術を使う側のユーザー企業のことで、

そのユーザー企業にとって、
「導入してもコスト負担にならない!費用負担が少ない!」ことであり、
「従来よりも経済的である!」ことであり、
かつ、
「省スペースでコンパクトである!」、または、
「軽量化・小型化である」ことである。
さらには、
「分かりやすい!判断が付きやすい!」ことであり、
「管理が安心・安全・安定で容易である!」ことである。
そして、理想的なのは、
「レンタル型、あるいは、エスコ型で、イニシャルコストがなく、
かつ、短期的にランニングコストが削減できる!」である。

現在のような不況下の経済状況では必須なことだ。


実は、この「企業に優しい!」をメインコンセプトにしている環境製品・技術は意外に少ない。
そして、この「企業に優しい!」を強烈に訴えている環境製品・技術も意外に少ない。

(特に、「レンタル型、あるいは、エスコ型で、イニシャルコストがなく、
かつ、短期的にランニングコストが削減できる!」はほとんどない)

どれもこれもが、「地球に優しい!環境に優しい!人間に優しい!」的なものばかりだ。

したがって、「地球に優しい!環境に優しい!人間に優しい!」だけでなく、
この「企業に優しい!」を完璧に実現できて上手にプロモーションできれば、
爆発的に売れるだろう。

特に、現在のような不況下の経済状況では必須なことだ。
なにせ、今、一番、短期的に“ヘタって”(弱って)いて青色吐息状態なのは、
地球ではなく、企業の方だからだ。

(ただし、今回の経済恐慌を引き起こした元凶は、無謀に競争し合ってきた企業であるが・・・)

いずれにしても、今、

「地球に優しい!環境に優しい!人間に優しい!そして、“企業”に優しい!」

このコンセプトを完璧に実現できて上手にプロモーションできれば、
その製品・技術は相当売れるのだろう。

ちなみに、私、個人的には、このコンセプトを実現する為に、
従来の機械工学・物理化学・熱力学・無機化学等だけに頼るのではなく、

バイオテクノロジー・量子物理学・波動物理学等を駆使した技術、
つまり、「微生物・バイオ関連」、「鉱物・ミネラル関連」、「波動・電磁波関連」の技術を
もっと活用すべきと思っている。

2009年4月20日

VOL154.「省エネビジネス 上手な仕掛け方 その2」

太陽光ビジネス、バイオ燃料ビジネス、リサイクルビジネス、
水ビジネス、土壌ビジネス、そして、CO2ビジネス、・・・、
数ある環境ビジネスの中でも、
今、「省エネビジネス」のマーケットが急成長している。

急成長している「省エネビジネス」をもっと正確に表現すると、
「“短期的にコストダウンを実現できる”省エネビジネス」
のことである。

いくら省エネ(エネルギー削減)に結び付いても、
コストが上がってしまうものであれば、ニーズはほとんどない。
明確に、“短期的なコストが下がるもの”でなければ、ニーズはほとんどない。

やはり、現在のような経済状況では、
とにかく、“短期的なコストダウン・経費削減”に結び付くものでなければ、
ニーズはほとんどない。

  「環境に良いから・・・」
  「CSRに貢献できるから・・」
  「CO2削減に繋がるから・・・」

だけでは、とにかく売れにくい。

今は、そんな甘い時代ではない。

そして、ここで言う“短期的”とは、導入後すぐに効果の上がるもの。
導入して“翌月から”効果がはっきり出るもの。

しかも、初期投資が必要ないもの。
いくらランニングコストが削減できるからと言って、
投資に何千万円・何億円も掛かるようでは、ニーズは少ない。

リース方式でも良いが、
レンタル方式やエスコ方式の方がもっと良い。

仮に投資をしたとしても、
その投資回収が5年や6年以上掛かるのであればダメで、
せいぜい3年以内であろうか。

あるいは、無料お試しで導入可能なものならもっと良い。
例えば、「無料お試しで3か月間導入してみて、効果があれば導入」
というものである。

以上のように、急成長している「省エネビジネス」であるが、
その中で売れている製品というものは明確である。


ところで、この「省エネビジネス」の上手な仕掛け方であるが、
“ユーザーの絞り込みを徹底する!”
というのが、ポイントの1つである。

前回ブログでも伝えたが、
“誰にでも何にでも効果がある!”という振れ込みは絶対にNG!

  「電気代が年間700万円以上掛かっているオフィスビルが対象!」とか、
  「上水道代と下水道代合わせて年間900万円以上掛かっている工場が対象!」とか、

あるいは、

  「売場面積が1000坪以上の小売店舗・物販店舗に効果的!」とか、
  「客室が200室以上のホテルなら3年以内で投資回収!」とか、
  「ベッド数が100床以上の病院なら翌月からコストダウン!」とか、

さらには、

  「5年以上前にコージェネシステムを導入した電機関連・精密機械関連工場は
   お試し下さい!」とか、
  ・・・・・・・・・・・

とにかく、対象とするユーザー層を明確に絞り込んだ方が良い。
ユーザーから見て、非常に分かりやすい。

「あぁ、ウチに効果があるのか?」
と気付きが出てくる。

いろいろな業種・業界を対象に出来たとしても、
明確に絞り込めば絞り込むほど良い。

そして、製品カタログ等はそのユーザー別に製作した方が良い。

  「自動車関連工場向け・・・」とか、
  「売場面積○○○坪以上の小売業向け・・・」とか、
  「電気代○○○万円以上のオフィス向け・・・」とか、

もちろん、複数の業種を対象と出来るのなら、複数種類のカタログを作っておくべきである。

これらは、『絞り込みの法則』と言って、
売り方の大原則であり、マーケティングの大原則である。


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2009年4月13日

VOL153.「省エネビジネス 上手な仕掛け方」

数ある環境ビジネスの中でも、
今、コストダウンに直結するような省エネビジネスが脚光を浴びている。

今月、「改正省エネ法」が施行されたことも、
その流れに拍車を掛けている。

そこで、今回は、「省エネビジネスの上手な仕掛け方」について、
“基本の基本”をお伝えしたい。

さて、今、非常に多くの省エネ技術が開発されている。
氾濫状態と言っても過言ではない。

まず、省エネ技術を、その対象エネルギーで大分類すると、
(どんなエネルギーを対象とするか?)

●電気
・照明関連 ・空調関連 ・設備関連
●燃料
・ガス関連 ・油関連(重油・軽油・灯油・ガソリン)
●水道
・上水関連 ・下水関連
●廃棄物


また、そのエネルギーの使用箇所で大分類すると、
(どこのエネルギーを対象とするか?)

●工場関連
・ユーティリティ部門 ・工場各部門
●店舗関連
 ・店舗部門 ・バックヤード部門
●オフィス・事務所関連
・共有部門 ・個別部門
●倉庫関連・他


次に、その省エネ技術を、基本技術で分類すると、
(どんな技術を基にしているか?)

●システム制御系(制御技術による省エネ)
 ・入力制御 ・出力制御
●エネルギー代替系(代替技術による省エネ)
 ・電気⇔油 ・電気⇔ガス ・ガス⇔油 ・化石燃料⇔新エネルギー
●運転管理系(運転・運用による省エネ)
 ・運転管理 ・運用調整


最後に、使用するユーザー企業の業種・業界で大分類すると、
(ユーザー企業がどんな業種:業界か?)
●製造業向け
●流通・小売・サービス業向け
●建設業向け
●etc


省エネ技術を非常に簡単に分類・整理しただけでも、以上のようになる。

省エネビジネスを仕掛ける場合、
  「その省エネ技術がどのジャンルに入るか?」
  「どのジャンル・業界に適しているか?」
  「どのジャンル・業界で強みを発揮するか?」
を明確にしておかなければいけない。

そして、競合製品・競合技術・類似技術との比較分析が必要だ。

時々、
  「ウチの技術は何にでも効きます!」
  「ウチの製品はアレも出来るし、コレも出来る!」
  「実は、競合はないんです!」
  「ウチのが一番!」
と言う省エネメーカーもいるが、そういう営業をしては絶対にいけない。

省エネを本気で考えているユーザーほど、いろいろなメーカーを確実に比較検討している。
省エネを本気で考えているユーザーほど、メーカーのプレゼンテーションを聞きながら、確実に他社メーカーと比較検討している。

したがって、ユーザー以上に、類似製品・競合製品・同様製品を比較検討して、
その情報を詳細にプレゼンテーションすることだ。

自社製品のアピールはその後で良い。
自社の製品を「売ろう!」「売ろう!」とする前に、
ユーザーが欲しがる情報を提供してあげることだ。

ユーザーが欲しがる情報・・・・・、
それは、類似製品・競合製品・同様製品を比較検討できる情報。

したがって、“ユーザー以上のユーザー目線になるべき”だ。

それをすることで、実は、ユーザーからの信頼を深めることが出来る。

もう一度、言おう。

自社の製品のアピールは二の次。
まずは、ユーザーが欲しがる情報を提供してあげること。
それは、類似製品・競合製品・同様製品を比較検討できる情報。
“ユーザー以上のユーザー目線になるべき”なのである。


なお、省エネビジネスにご興味のある方は、
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2009年4月 6日

VOL152.「雨にも負けず ・・・」

全世界的不況下で、多くの人はよく言う。

「これからは、環境ビジネスだ!」と・・・。

オバマ大統領も、政策の目玉にグリーンニューディール政策を掲げている。
日本政府も環境投資は積極的にするようだ。
そして、最近では、「(自称)環境コンサルタント?」も、何か、急増しているようだ。

これら自体は非常に良い傾向だ。

でも、決して、環境ビジネスを“流行のように”考えて欲しくない。
決して、“トレンド”と考えて欲しくない。

私の場合、むしろ、逆に、“トラディッション=TRADITION(伝統)”だと思っている。

  「“トレンド”を追いかける!」のではなく、
  「“トラディッション”を思い出す!」べきである。


以下は、私が好きな文章だ。
あまりにも有名なので、説明は省く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  雨にも負けず
  風にも負けず
  雪にも夏の暑さにも負けぬ
  丈夫なからだをもち
  慾はなく
  決して怒らず
  いつも静かに笑っている

  一日に玄米四合と
  味噌と少しの野菜を食べ

  あらゆることを
  自分を勘定に入れずに

  よく見聞きし分かり
  そして忘れず

  野原の松の林の陰の
  小さな萱ぶきの小屋にいて

  東に病気の子供あれば
  行って看病してやり
  西に疲れた母あれば
  行ってその稲の束を負い
  南に死にそうな人あれば
  行ってこわがらなくてもいいといい
  北に喧嘩や訴訟があれば
  つまらないからやめろといい

  日照りの時は涙を流し
  寒さの夏はおろおろ歩き

  みんなにでくのぼーと呼ばれ
  褒められもせず
  苦にもされず

  そういうものに
  わたしは
  なりたい
                   「宮沢 賢治」雨ニモマケズ より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

環境ビジネスに限らず、
仕事というものは、

  地味に・・・
  地道に・・・
  コツコツと・・・

やるべきだ!

  謙虚に・・・
  質素に・・・

無理して目立つ必要はなく、

  1つ1つ・・・
  着実に・・・
  足元をしっかりさせて・・・

しっかりとした理念、揺るぎない理念を持って、

やるべきだ!


アメリカ型の強引な資本主義型ビジネスが音を立てて崩れていく中、
一獲千金を狙ったマネービジネスが立ち行かなくなる中、

決して浮ついたものではなく、地に足の付いたやり方を追求し、
一方で、私利私欲、我欲だけを追及してはいけない時代である!

と、本当に痛感する。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


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