VOL158.「農業研修 その壮大なるプラン」
前回ブログでも伝えたが、
5月9日(土)、船井総研社内メンバーで農業研修を行った。
そして、今後も継続して行う予定だ。
「なぜ、コンサルタントが土いじりを???」と言われそうなので、
今回は、その目的・意義・背景、
大袈裟に言えば、私が考える“壮大なるプラン”についてお伝えしよう。
本ブログのVOL.147「経済状況これからの見通し」、
及び、VOL148「実は、今が、一番、景気が良い時である!」
でも既述しているが、これからはもっと景気が悪化してくるだろう。
多少の浮き沈みはあるが、大きな世の中の流れは、
低エネルギー化であり、“省”消費型であり、
リユース・リサイクル・循環型に移らざるを得ない。
すると、企業の売上・利益は落ちていく。
その中では、現実的に社員の給料は落とさざるを得なくなる。
少なくとも、これから、日本国民全員の給料が青天井でドンドン上昇していく世の中になるとは考えにくい。
給料を下げざるを得ない状況の中、企業はどういう経営をすべきか?
究極は、社員の最低限の食料を確保してあげることだと思う。
つまりは、食材の現物支給である。
自給自足用の企業農園を作り、農産物(もちろん、有機無農薬)を栽培して、
社員に提供していくことだ。
社員には、週4〜5日は仕事をしてもらい、
週の1〜2日は田畑に出て農作業してもらう。
時には、社員の家族にも手伝ってもらう。
敢えて、家族の触れ合いを持たせるわけだ。
これまでは、「仕事の追及=家族の離散」になりがちな構図だったが、
これからは、「仕事の追求=家族の集結」を目指した方が時代に合っているだろう。
そして、出来た農産物は、社員の家族で分け合い、
それにより、最低限の食材は確保できて、精神的にも安定できる。
何も・・・、販売を目的としていないし、商売を目的としていないので、
不均一だろうが、形が崩れていようが、中味がしっかりしていれば構わない。
いわゆる、“自給自足”。
社員それぞれが作り合って、もし、作り過ぎたら、お互いが分け合い、
足りない部分は補い合う。
いわゆる、物々交換。
社員同士、自然に親睦も図れる。
バブル時などは、福利厚生ということで、
リゾートマンションだとか、リゾートホテルだとかを、
企業が競って購入していったことがある。
しかし、そんなことをするよりは、
企業農園でも作った方が福利厚生的にもより先進的であると思う。
土に触れる・・・、自然に触れる・・・、食に触れる・・・ことで、
自然界の偉大さ、凄さ、ありがたさ、難しさも体感できる。
感謝の念、畏敬の念も感じることが出来る。
我々、現代人はあまりにもそれを忘れてしまっている。
競争、マネー、売上、借金、数字、しがらみ・・・・・、
そういったものに振り回され過ぎている。
将来に向けて・・・・・、
“前向きに”売上を落とす!
給料を落とす!
そういったものが落ちても・・・・・、
より幸せになれる経営の仕方を目指す!
より幸せになれる生き方を目指す!
いや、逆かもしれない!
より幸せになる為に・・・・・、
“前向きに”売上を落とす!
給料を落とす!
中長期的には、そういうスタイルを目指した方が理に適っているように思える。
(ただし、現実的には、目先的・短期的に、急には無理だが・・・)
より売上を上げよう!
より給料を上げよう!
そうすれば、もっと幸せになれる!
日本全国民、そう思ってやってきた、この50年。
その結果が、今の姿。
間違っていたようだ。
以上の思いが私にはあり、今回の農業研修になったというわけだ。
決して遊びではなく、単なる親睦の意味でもなく、
未来型のビジネスライフを作っていく為の壮大なる実験と思っている。
※3年後には企業農園による本格的な自給自足の形になり、5年後には完成させたい!