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VOL186.「日本の製造業が進むべき道」

今回は、マクロ的に見た日本の製造業が進むべき道を取り上げよう。
(ただし、あくまでも環境ビジネスコンサルタントとしての視点として)

さて、私の元には、毎日、環境関連に関する技術情報・ビジネス情報が入ってくる。
それらを見ていると、「この技術は素晴らしい!」と思えるようなものに頻繁に出会う。

例えば、蓄光材というものがある。
蓄光材とは、太陽光や照明の光エネルギーを吸収して蓄えて、
周辺が暗くなると自ら発光するという、
自然界に存在する特殊な石(鉱物)を特殊加工してできた素材である。

まだ輝度が足りない為、今は、非常照明等に使われるケースが多いようだ。

この蓄光材、全くの電源要らず、
つまり、ランニングの電気代ゼロであり、もちろん、CO2も全くのゼロである。
照明と違って、壊れることはなく、交換の必要性も生じない

例えば、東京地下鉄ではすでに導入されている。
他には、工場の導線やホテルの看板にも使われてきている。

一度導入したら、電気代のランニングコストゼロ、というのが魅力的だ。
単純に比較することは出来ないが、
CO2的に言えば、太陽光パネルやLEDの上を行くものと言える。

こうなると、“省エネ”というよりも、もはや“ゼロエネ”と言える。
(もはや、“省エネ”も古いのかもしれない?)


また、超音波技術を活用しての重油改質技術も普及するようになってきた。
これは、重油に、ある周波数の超音波を照射することで、
重油中の不溶残存物が分解されて、キメ細かな粒子となり、
完全燃焼が促進されて、燃焼効率が上がり、
なおかつ、排ガスもキレイになるというものだ。

その結果として、重油の使用量が減り、重油のコストダウンに繋がっている。


さらには、バイオ(微生物)により、
工場(産業)系排水汚泥を削減出来たり、全くのゼロに出来たりして、
結果として、汚泥処理費用のコストダウンに繋がる成功事例が出てきている。
しかも、それは大きな設備投資を必要しないものである。


  鉱物、微生物、超音波、波動、電磁波、・・・、

言い方を変えると、

  ミネラルテクノロジー、バイオテクノロジー、
  ナノテクノロジー、マグネティックテクノロジー、・・・、

目に見えない世界である為、あるいは、科学的検証が遅れていた為、
これまで、疑問視されたり、疑心暗鬼されたこともあった。

しかし、これからは、このような技術がもっと表舞台に立つようになるだろう。
そして、これらの目に見えない技術を活用することで、
大きなハードの設備投資も必要なく、コストダウンが進み、
CO2の大幅削減にも実現できるようになるだろう。

これらの技術開発では、日本は世界でダントツのNO1!


これまでの日本は、大量生産型加工貿易国だった。
物理的に切断したり貼り付けたり組み立てたり、
化学的に分解させたり結合させたり、
ハードを中心とした物理化学の世界で大量生産して、コスト競争力を競ってきた。
その結果は、エネルギーの拡大を招き、CO2を増大させてきた。

これからは、より自然の力を活用して、
バイオやナノやマグネティックな変化により、
ソフト的な技術で、より付加価値高く、
そして、CO2削減させて、エネルギーをより小さくし、
かつ、コストダウンさせる方向を目指すべきである。


鳩山首相のCO2の25%削減方針に対して、
「経済界を冷やすのか!?」という怒りにも似た批判をする経済活動者たちがいる。

私は、逆に、
「CO2の大幅削減方針にしか、経済界を復活させるヒントはない!」
と思うのである。

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