VOL191.「いよいよスタートが切られた!」
新年明けまして、おめでとう!
私個人的には、お陰さまで、
年末年始は充分に休暇を取れて、
実家に戻り墓参りをしたり、
毎年恒例のスキーにも行った。
気分的には充分にリラックスできた。
さて、2010年が幕を明けた。
その2010年が始まる今の私の率直な思いは、
「2011年のドン底に向けて、いよいよスタートが切られた!」
である。
要するに、
2010年、及び、2011年は、
2008年・2009年に比べて、
更に経済情勢が悪化して、企業の経営環境が一段と厳しいものになる、
特に、2011年は“ドン底”になりそうである、
ということである。
なにせ、アメリカ経済が完全に麻痺していく運命なので、
アメリカは昔のような莫大な消費が出来ず、輸入が増えることはない。
アメリカの輸入が増えないということは、
日本はアメリカ輸出を増幅させることはもはや不可能。
代わって中国が台頭して、
消費を増やし輸入も増えるという考え方もある。
確かに、それなりに消費は増えるだろうが、
アメリカほどの極端な「消費」>「生産」、かつ、
「輸入」>「輸出」といった経済構造にはなれない。
今となっては、世界のどの国を見ても、
極端な「輸入」>「輸出」という経済構造を作り上げるのは無理なのである。
となると、日本は、過去築いてきた“輸出先導型好景気”にはならない。
日本はこれまで、
鉄鋼産業・自動車産業・家電産業といった輸出産業が牽引して、
建築不動産業・流通サービス業といった内需型産業が遅れて成長してきた。
もう、そのような成長モデル“輸出先導型好景気”はあり得ないのである。
世界のどの国も、莫大な消費が出来ないからである。
では、どうなるのか???
一体、どうすべきなのか???
質素に・・・
少しずつ・・・
内需型であり・・・
自給自足型で・・・
莫大な成長ではなく・・・
身の丈に合った形で・・・
高利を貪ることも目指さず・・・
経済構造を変えていくしか仕方がない。
そして、
本当に低エネルギーで環境負荷のない、
質的に高付加価値なソフト技術を世界各国に輸出する、
物的な拡大ではなく、質的な充実を目指す、
経済性優先ではなく、環境性優先を目指す、
そういう経済構造に変えていくしかない。
それが実感出来るようになるのは2015年頃。
2011年までは現在の経済構造を引きずり、
極端に経済的に厳しくなることを受け止めなければいけない。
良くなる為にドン底まで落ちる、そう思った方が良いだろう。
(2012〜2014年までは移行期)
政治的にも・・・、
経済的にも・・・、
この2年間は、相当、混沌しそうだ。
したがって、目の前に起こる現象だけに囚われずに、
しっかりと長期的戦略を練って、実行していくべきなのである。