VOL192.「船井総研全社研修」
先週の1月4〜5日、
船井総研では一泊二日の全社研修会が行われた。
総従業員数五百数十名が一同に会しての年に1回の勉強会である。
このうち、間接部門を除いて、
経営コンサルタントは四百数十名が在籍しているが、
経営コンサルタント専門会社でのこの陣容は日本NO1であろう。
さすがに、これだけ揃うと情報の量と質は高い。
この全社研修会では、創業者である船井幸雄(現在は最高顧問)が
全社員向けに講演する。
テーマとしては、マクロ的な経済の見方や
人間としてのあるべき生き方・考え方を示唆してくれる。
以下は、マクロ経済の今後についての船井幸雄の講演の一部抜粋である。
・株価は下がる
(2010年3月までは12000円程度まで上がるかもしれないが、
2011年末には5000円程度に向かうだろう)
・債権価格は下がる
・金利は上がる
・円高ドル安になる
(3年以内に1ドル50円に向かう)
・不動産価格は下がる
・商品価格は上がる
(原油、金、米、・・・)
いかがだろう?
上記は、これまで私が繰り返して伝えてきた内容とほぼ一致する。
改めて、ここで本ブログの「VOL185」も参照頂きたい。
http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2009/11/post_305.html
以上を考えると、
テレビ等の経済解説や日経新聞、その他のマスメディアの伝えることに
あまり正しいことはないようだ。
マスメディア等はあまりにも勉強不足のような気がする。
さて、株の売買について、
素人は“絶対に”手を出さない方が良さそうだ。
資産としては、“金”の保有がベスト。
(あるいは、現金)
また、間違いなく金利は上がるので、
返済期間を先延ばしても良いから
今のうち、短期借入を長期に借り換えして、
安い金利を借りておくべきだろう。
円高基調も間違いないので、
輸出で儲けることは出来なくなる。
輸出ならば、ソフト技術を輸出してハードは海外生産すべきだろう。
土地も下がるので、今、焦って買うこともない。
今も上がっているが、原油価格はもっと上昇するだろうから、
燃料対策は必須だ。
バイオマス燃料ビジネスのチャンスでもある。
そして、例えば、
樹脂製品や建材、農薬・肥料等の石油由来商品も
価格は上がっていかざるを得ない。
いよいよ“脱”石油に本腰を入れなければいけない。
また、農産物価格も上がってくるので、
有機・無農薬的な生産で自給自足的なライフスタイルを
中長期的にも作っていくべきなのである。
以上・・・、
とにかく、短期的・場当たり的ではなく、
中長期的・マクロ的な視点をしっかりと経営に当たって欲しい。