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2010年8月30日

VOL225.「第83回 経営戦略セミナー」

8月24日・25日の2日間で、
船井総研主催の「第83回 経営戦略セミナー」が行われた。

船井総研はテーマ別・業種別に年間700〜800本のセミナーを主催しているが、
その中でも、この「経営戦略セミナー」は40年間続いている伝統的なもので、
経営者約700名近くが参加することからも、社内では最高峰のものである。

この時、船井総研の創業者でもある船井幸雄最高顧問も講演した。
今回は、その船井幸雄最高顧問の講演内容の一部を紹介しておく。


〜以下、船井幸雄講演より〜

1.これから2013年くらいが大難の時!

2.2015〜2020年に資本主義は崩壊!

3.GDP(国内総生産)信仰は終わる!

4.金(GOLD)の取引は停止される!⇒金は偽モノ!

5.株式、債券、為替、金・・・は価値がなくなる!

6.国とカネと宗教は信用がなくなる!

7.世界から“覇権国家”は消滅する!

8.中国を狙ってはいけない!

9.スッキリとした世の中になる!

10.中小企業の経営者が存在感を増す!

〜以上、船井幸雄講演より〜


(普段から、船井幸雄の講演を良く聞いて頂いている、
あるいは、彼の著書を読んで頂いている方でない場合、
上記の内容が“すっ飛んでいる!”ように思えるかもしれない)


上記1・2については、
私が本ブログでも、再三再四、伝えている内容、

「2015年まではエコノミー(経済性)優先時代で、
2016年以降、エコロジー(環境性)優先時代になる!」
http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2010/08/post_342.html

と合致する。

これから数年間で、「おカネ第一主義」や「売上利益第一主義」の考え方が崩壊していくことを表している。

その結果が上記3(GDP信仰の終焉)になるのであろう。
「GDPの拡大だけが国家の繁栄をもたらすのではない!」
ということである。

次に、上記4について・・・、

ここ数年間で金価格が上昇してきており、今後も上昇すると見られているが、
その取引されている金の実態が、
何と「金メッキされたタングステン」なのだということである。

もし、これが本当だとすると、これこそまさに“バブル”だ。
存在もしない価値に投資してマネーゲームをしているのである。

同様なこととして、上記5が言えるのだろう。

7について言えば、アメリカの力が完全に落ちて、
もう世界を支配できるような覇権国家は生まれないということなのだろう。

ましてや、バブルにまみれた中国には手を付けてはいけない!(上記8)のだろう。

そして、架空経済(株、為替、債権、金、・・・・)に支えられてきた資本主義が縮小して、
純粋にモノを作って販売して消費するという実体経済中心の世の中になるのであろう。

それが、上記9の表現になってくるようだ。

そういう実体経済の中では、大企業ではなく、
むしろ、自らの命を張っている中小企業経営者が原動力になるようだ。


いずれにしても、これから数年間は、政治も、経済も、株式・為替・債券も、
何もかもが乱れて安定せずに、戦国時代的な様相になる。

そして、その戦国時代を経て、本当に良いものだけが残る。

逆に言えば、本当に良いものを残す為に、そして、
バブル的なものを抹殺する為に、戦国時代になっていく。

そう考えた方が良い。


今は実績が出ていないが、
未来に向けた最新技術を持っている企業やそれを扱っている企業は、
あともう少し辛抱が必要だろう。

昔ながらの既存勢力、これまでのシステムを継続しようとしている従来勢力の力が
弱まることにより、
おそらく数年先には、その新しい技術・システム・商品が認められていく可能性が
もっと広がっていくだろう。


2010年8月23日

VOL224.「省エネ商品 販売競争激化!」

どんな業界でもそうだが、今、販売競争が激化している。

もちろん、環境ビジネス業界も過熱気味に競争原理が働いている。
特に、省エネマーケットは競争が激しい。

その省エネマーケットの中でも販売競争が厳しいのは、
「電気の見える化(改正省エネ法対応含む)」と
「デマンドコントロール」、そして、「LED」だ。


私ども船井総研は、メーカーでもなく、商社でもなく、工事メンテンス業者でもなく、
コンサルティング会社なので、幅広く数多くの商品開発情報を研究している。

非常に優れた商品情報から、使い古された商品情報まで、
また、開発間もないベンチャー技術から完成量販された技術まで、
それこそピンからキリまでの情報だ。


その膨大な情報の中でも、前述の3商品マーケットについては、
特に、数多くの情報が寄せられている。

逆に言えば、それだけユーザー側も関心はあると言うことになる。


まず、「電気の見える化(改正省エネ法対応含む)」。

エネルギーデータを手作業で入力して「見える化」するタイプ、
これはかなり安いものが出回ってきた。

もっとも一般的で普及率が高まっているのは、
大元の受電設備に測定装置を設置して365日24時間「見える化」するタイプ。

そして、最近では、
末端の空調・照明・設備等の機器別使用量まで365日24時間「見える化」するタイプのニーズが高まってきている。

いずれも、改正省エネ法への対応が可能なものが一般的になっている。


売り込み合戦がスゴイので、これから差別化していくには、
「セグメント化」が必須になるだろう。

例えば、中小工場用とか、飲食店用とか、多店舗食品スーパーチェーン用とか、
業種・業界別に特化して商品化して特徴を明確にしてことが必須になるだろう。


次に、「デマンドコントロール」。略して、「デマコン」。

これも、この1年間で一気に販売競争過多になってきた。

低単価のアラームタイプから、自動制御タイプ、
あるいは、室内の温湿度をON・OFFして自動コントロールするタイプ、
さらには、人間に対しての教育プログラムで差別化しているタイプまで、

豊富な商品ラインが揃ってきている。


3つ目の「LED」については、もう言うまでもないだろう。

台湾製や中国製の低単価のもの、韓国製や日本製のもの、アメリカ製のもの、

そして、
白熱電球に代わるものから、事務所の蛍光灯タイプ、
駐車場等の外灯タイプ、倉庫等の水銀灯に代わるタイプ、

あるいは、
データセンターや半導体工場等に適した超高品質なタイプ、
水に強いタイプ、防爆に優れたタイプ、非常に熱や高温に強いタイプ、・・・・・、

実に、様々なものが出ている。


以上のような競争激化の時代でも他社に先駆けて売れていくには、
いくつかの営業施策がある。
今回、それを1つだけお伝えしよう。

それは、「エネルギー測定装置とともに無料お試しさせること」である。

例えば、

「テストサンプルでこれ(本体)とこれ(エネルギー測定装置)を
無料で設置して下さい!
そうすれば、1〜2週間で結果が出て、数字で効果実績が表せます!
効果が出なければ外します!」

というように、営業工程・アプローチ工程に手間(時間とコスト)を掛けるのを避けて、
むしろテスト設置費用を営業経費に計上しておくのである。


もちろん、その為には、安価なエネルギー測定装置が必要だ。
(今や、テスト用に適した安価な測定装置は数多く出回っている)

さらに必須なのは、「テスト事前契約」だ。

この事前契約とは、
「エネルギー測定装置により得られた結果(データ)が〇〇以上の場合は必ず購入します」
というもの。

テストをして結果が出ているのに、
「後は検討します(すぐには購入しない)」というのを避ける為だ。

これにより、単に興味があるだけの“検討顧客”(すぐには購入しない顧客)を見分けることも出来る。

逆に言えば、それだけ、
単に興味があるだけの“検討顧客”(すぐには購入しない顧客、情報だけを取得したがる顧客)が非常に多いということだ。

石橋を叩いても渡らない!・・・

顧客もより慎重になっているのである。


以上、売り方の話をしたが、
根本的には、商品自体の品質が良くなければ全く意味はない。
コスト効果の出ない商品でなければ売れるわけはない。

(そういう前提で)
販売競争激化時代では、圧倒的に差別化出来る売り方が必要である。


2010年8月16日

VOL223.「田舎」

私事で恐縮だが、
昨日までの4日間、夏期休暇を取っていた。

最初の2日間は自宅の横浜でゆっくりと過ごし、
残りの2日間は、
私の妻と子供2人の計4人で田舎に帰省した。


私の田舎は茨城県の北部にある常陸太田市。
人口約5万人弱の農村都市である。

稲作農業が中心で、これと言った大きな産業もなく、
大工場が誘致された土地でもない。

ただし、歴史は古く、その昔、舞鶴城という城があった城下町で、
水戸黄門でお馴染みの水戸光圀翁が晩年を隠居生活に使った地でもある。

私の実家はその市の中心地近くにあるが、
北・東・西の三方は山々で囲まれ、
南へは平野が広がり、関東平野へと続いている。

さすがに最近は郊外型ショッピングセンターや多店舗チェーン店が出店してきているが、
基本的には、緑に恵まれ、実にゆっくりとした田園風景が見られる。

そして、もちろん、この時期、特に今年は暑いが、
コンクリートで囲まれた都心部の暑さとは何か違う。

空気が軽い・・・と言うか、流動性がある・・・と言うか、
そんな感じがする。

夜になると、ハッキリと星空が見える。
「あぁ、子供の頃、見ていたあの星空だ!」
そんな思いがしてくる。


山々に、木々に、田畑に、緑、青空、星空、空気、・・・・・、

やはり、心が和む。
ホッとする。


こういう所に故郷があることは本当にありがたい。
当たり前だが、自分の力ではどうしようもない。

自分の力で故郷は作れない。

改めて、自らの生まれに感謝しているところである。

そして、この無意識に生じる感謝の念、
生まれながらに持った感謝の思いこそが、
実は、現在の私の今日・明日からの原動力になっているのである。


さて、この夏期休暇で完全にリフレッシュできた。

また、仕事で頑張りたい!

2010年8月 9日

VOL222.「環境ビジネス業界 マクロ的な潮流」

ありがたいことに、私の元には講演依頼が多い。

一般企業はもちろん、自治体や商工会等からの依頼もある。
また、エリア的に言えば、
首都圏だけでなく関西、さらには、東北や四国といった地方も多い。

その場合のテーマとしては
「環境ビジネスの仕掛け方・取り組み方・新規参入」といった内容がほとんどだ。

今回は、そのような講演依頼を受けた時にお伝えしている内容の
ほんの一部を紹介したいと思う。
本ブログでも再三再四伝えてきた内容であるが、
改めて、簡潔に整理してみる。


1.もっとも基本的な時流の見方としては、

「2015年までは『より経済性(エコノミー)優先時代』で、
2016年以降は『より環境性(エコロジー)優先時代』になる!」である。


2.ここで言う『経済性(エコノミー)優先時代』とは、

「いくら環境に良い商品でも、価格が高ければ売れない!」
あるいは、
「価格が安ければ、エコロジーでなくても売れる!」
という時代で、

逆に、『環境性(エコロジー)優先時代』とは、

「環境に良い商品であれば、多少、価格が高くても売れていく!」
あるいは、
「いくら価格が安くても、環境に悪い商品であれば売れない!」
という時代である。


3.今は、2010年なので完全な『経済性(エコノミー)優先時代』


4.したがって、

「『環境に優しい・・・』商品が売れるのではなく、
『企業に優しい・・・』商品が売れる!」


5.この『企業に優しい』とは、
「価格が安い」とか、「コスト削減に繋がる」とか、そういう商品のことである。


6.言い方を変えると、

「コスト削減できない(安くない)環境製品は売れにくい!」
「最もコスト削減できる(安い)環境製品が最も売れる!」のである。


7.つまり、

「とにかく、目の前のコストを下げることに集中しろ!」という考え方が必要。


8.そして、価格が安くなければ売れないので、売れる為には、

・機能を単一化する
・大きさをコンパクト(小型化)にする
・顧客ターゲットを絞る
・より実用的で日用的な商品にする
・誰でも簡単に(素人でも)扱えるようにする
・etc

そういう製品開発が必要である。


9.この傾向は、2011年、2012年、・・・と、
2015年に向けて、今後、益々激しくなり、2013〜2014年がピークになる。


10.そして、この2015年までは、環境マーケットに限らず、

・経済は乱れる
・相場(株式・債券・商品)は乱れる
・政治は乱れる
・・・・・

になり、まさに、“混乱期”の様相を呈する。


11.リーマンショック以降のここ2〜3年間の混乱は序章であって、
本当の“混乱期”がこれから始まろうとしている。


12.そして、2016年以降、全く新しい価値観が台頭し、
新規のビジネスモデルが目に見えて定着していくだろう。


13.逆に言えば、全く新しい価値観が台頭する為に、
これから数年間はより混乱化する、と考えた方が良い。

以上が、講演時に伝えている内容の一部である。

実際の講演では、プロジェクターを使って、数多くの実例・事例を紹介していく。
特に、中小企業の実例・事例を多く紹介している。

したがって、地方の中小企業の経営者の方々に好評を頂いている。


ところで、
どんなビジネスでもそうだが、時代の流れを察知して、
それに対応するようにしていかなければいけない。

では、時代の流れを察知するポイントは何か???

それは・・・、

『時代の流れを“自分に都合の良いように解釈しない”こと!』
『“自己中心的な見方をしない”こと!』

ということであろうか。

言い方を変えると、

『いかに、“無”になれるか?』

である。


※ちなみに、講演依頼に関してのお問い合わせはこちら↓↓↓

株式会社 船井総合研究所 
環境ビジネスコンサルティンググループ 中山 里沙
<TEL> 03−6212−2931
<MAIL> eco-webnet@eco-webnet.com

2010年8月 2日

VOL221.「農業研修 収穫祭7.31」

本ブログのVOL219でも伝えたが、

一昨日の日曜日(7月31日)、
私が統括している部署メンバーが集まり、
船井総研社員による農業研修(収穫祭)を行った。

気温33℃・・・、夏らしい暑さだった。

この日集まった社員は約50名程度。

場所は茨城県水戸市にある農業の専門学校「鯉渕学園」。

すでに3年程前から学校の敷地内の農場を借りており、
船井総研運営のテスト農園として使用させてもらっている。

今年も、社員研修の一環として、社員持ち回り制で農場を管理して、
4月下旬頃から種植え・苗植えを始めていた。

とうもろこし・すいか・かぼちゃ・トマト・ミニトマト・春じゃが・
さつまいも・大根・玉ねぎ・青ねぎ・なす・ピーマン・にんじん・オクラ・・・・、

そして、米。

もちろん、すべて“完全無農薬無化学肥料による農法”である。


で、一昨日は、春から行ってきた春野菜・夏野菜の栽培結果の総集編として、
「収穫祭」を行ったというわけだ。

ちなみに、ここで言う「収穫祭」とは、
春野菜・夏野菜の最後の収穫をみんなで行い、
その収穫した作物を中心にバーベキューをやったり、
カレーを作ったりすることであり、
何か特別な祭りをするということではない。

まあ、「自給自足祭」とでも呼ぶべきものであろうか。


肝心の作物の出来栄えとしては、
玉ねぎ・なす・春じゃが・ピーマンあたりは良かったようだ。

特に、玉ねぎ・なすはとても甘みがあり、味が良かった。


実は、船井総研には農業技術を本格的に指導する農業コンサルタントがいる。

そのコンサルタントは、
全くの素人企業からでも農業を新規で立ち上げられるように、
農業の基礎から指導して、
農業ビジネスに新規参入できるようなコンサルティングをしている。

そのコンサルタントが社内向けに技術指導をして、社員に教えてくれている。

したがって、どこかの農家に技術指導を依頼しているとか、
そういうことではなく、それこそまさに“自給自足的な研修”なのである。


社員の中には、もちろん、畑作業が初めての者もいる。
地方出身で実家が農家をやっている場合なら良いが、
都心生まれの都心育ちの場合、
ビックリするくらい、本当に何も知らない。

野菜と言えば、スーパーかコンビでしか見たこともない若者もいる。

そういう者であっても、
炎天下の下、土いじりをして初めて、“何か”を感じることが出来る。

やはり、実作業・実体験が必要だ
頭だけではなく、体を使うことが必要だ
デジタルではなく、アナログが必要だ

ただし、一方で、体力だけではなく、“感性”も必要だ


今後、秋に向けては、米の収穫もある。
もちろん、秋野菜の栽培もする予定だ。
そして、秋野菜の収穫期には、
また、収穫祭(バーベキューではなく、鍋)も計画している。


あくまでも、船井総研の本業は経営コンサルティング事業。
農業ではない。

農業が本業ではないが、
いろいろなことを学びながら、
社員が作った作物は、自ら、社員とその家族で食することで、

究極的には、食料に関しての必要最低限の自給自足体制を作ることが目標である。






■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






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