VOL.274「民主党代表選」
今は29日の朝5時、
今日は民主党代表選が行われて、昼の2時過ぎには民主党の新代表が決まると言う。
ところで、今回の代表選、
冷ややかに見ている層の論調は以下で一致しているようだ。
「民主党の茶番劇でいつもの身内抗争だ!」
「どうして、こう、いつもいつも内向きなんだ!」
「なんだ!フタを開ければ、親小沢VS反小沢の構図ではないか!」
「結局、現候補者から誰になっても建て直しが出来ないのではないか!」
「この難しい時代、民主党には一国を背負える人材はいない!」
「民主党どころか、今の永田町には本当に未来を託せるリーダーはいない!」
私も、上記の指摘に同感である。
ところで、今となってはすっかり影が薄くなった菅首相だが、
直近の時事通信の調査では支持率はわずか17%、
不支持率に至っては70%を超えたそうだ。
まあ、これほど身内の党員から「とにかく、辞めてくれ!」と
懇願された人はいないだろう。
そして、国民からの人気も地に落ちてしまった。
しかし、菅さんは実に“意味のある首相”であった!と私は思っている。
それは、原発問題を明らかにしてくれたからである。
全く動きの取れていない被災地対策
福島第一原発事故に対する後手後手の対応
東電や原子力保安院と整合性の取れない調整力の無さ
時として見せる突発的・感情的な?主張や行動
・・・・・・・
欠点・悪い面を挙げればそれこそ“キリ”がない。
ただし、あれほど醜態な対応をした結果、
これまでの国の原子力政策がいかに稚拙だったか、
いかに電力会社との癒着があったか、
本来あるべき原子力保安院の機能がいかにマヒしていたか、
そのようなこれまで明らかにされていなかった諸問題を
一気に水面上に挙げてくれた。
そう考えると、実に意味のある首相だったと言えるのではないだろうか。
言い方を変えると、
「国のエネルギー政策のいい加減さを大衆の目にさらす役割を担ってくれた!」
とも言えるのではないだろうか。
また、菅さんはなかば強引に中部電力管内の浜岡原発を一時停止させた。
菅さんでなければ、あれほど強引に実行できていないのではないか!
そういう意味では、しっかりと役割を終えて退任してくれた、と考えられる。
思えば・・・、
鳩山さんは永年続いた自民党政権をブッ潰してくれた!
さらに、普天間基地問題を一般大衆に知らしめてくれた!
そして、
菅さんは国のエネルギー政策のいい加減さを一般大衆にさらしてくれた!
“脱”原発の基礎を作ってくれた!
大きく身を引いて大局を見てみると、
それぞれが意味のある役割を演じて、そして、辞めてくれた、
そういう風に思って良いのではないか。
さて、今度の新首相は誰か???
実は、私はあまり興味は無い。誰がなっても同じだと思うからだ。
あと3〜4年間、2015年までは混乱するのは目に見えている。
「混乱こそ、今の正しい時代の流れである!」
このことは、本ブログでも再三再四伝えてきた。
過去の国のダメさ加減をすべて一般大衆の面前にさらし切るまで
誰が首相になっても混乱する、そう思う。
そして、混乱した後にこそ本当の政治が始まる!と思う。
さて、次の新首相はどんな混乱を見せてくれるのだろうか???