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2011年9月26日

VOL.278「“本当の省エネ”こそ、経済を活性化する!」

私は、本ブログでも何度か伝えている。

「“本当の省エネ”こそ、経済を活性化する!」と。

しかし、一般的な言い方はこの逆だろう。

つまり、「省エネ⇒節約⇒我慢⇒消費停滞⇒経済停滞・・・・・」
というイメージが強い。

そして、「乾いた雑巾を絞る」みたいなイメージがして、
前向きなものではなく、何か後ろ向きなものに思う。
さらには、小手先のテクニック論にさえ映るだろう。

“本当の省エネ”でなければ、確かにそうかもしれない。


さて、私は、ここで敢えて“本当の省エネ”という言い方をしている。
では、“本当の省エネ”・・・とは、一体、何だろう???

それは、以下の条件を満たすものである。

1.コスト削減に直結するものである
2.そのコストとは、次のものである
  ・電気コスト・燃料コスト・水コスト
  ・設備メンテナンスコスト・消耗品コスト・整備&修理
  ・その他維持コスト
3.コスト効果を数値化できるものである
4.投資対コストの効果が見合うものである
5.設備の負荷(負担)が下がるものである
6.設備が延命化(寿命UP)できるものである
7.最終的には生産性が上がるものである


まず、上記1であるが、これは当然のことである。
まだまだ(あと数年間は)資本主義の世の中であるので、
コスト削減できない省エネは全く意味がないと断言できる。

その場合のコストであるが、省エネなのだから、
電気・燃料・水等のエネルギーコストなのは当たり前である。

上記2のように、それらエネルギーの直接コストだけではなく、
エネルギーで稼動する諸々の設備(空調・照明・生産設備etc)に
関するメンテナンス費・消耗品費・修理費・清掃費、・・・、
これらの諸費用も削減できなければいけない。

そして、上記3・4のように、
それらのコスト総額を数値化して、投資対コスト効果が見合うものでなければ、
“本当の省エネ”とは言えない。

この投資対コスト効果、
今ならば、3年回収が1つの目安で、出来れば2年以内、長くても5年以内だ。
産業用太陽光のように10〜15年回収とかでは話にならない。

あるいは、屋上緑化のように、コスト効果を数値化しにくいものも難しい。

続いて、重要なものは上記5・6。
設備本体の負荷(負担)が下がり、
延命化(寿命UP)されることが大事である。

悪い例で言えば、インバーター制御。
これ自体は素晴らしい省エネノウハウであるが、
適切でない制御方法の場合、逆に、設備に負担を掛けることになり、
短命化(寿命DOWN)になってしまうこともある。

現場では、実際にそういう事態になっている場合もあり、
その制御方法を正しく行わなければ、
設備本体が痛んで1〜2年間でやり直し、設備も総入れ替え、
そういうケースもあるので気をつけたい。

良い例で言えば、燃料管や配水管、エア配管を浄化して、
さらに設備本体も浄化する技術がある。
古くなった(配管を含めた)設備全体が浄化されることで、
燃料・水等が円滑に消費されて、結果として省エネに繋がる、
そういう場合がある。

これなどは、まさに設備の負荷(負担)が減り、
設備の延命化(寿命UP)に繋がる例である。

実は、人間にも当てはまる。
血管がコレステロールや脂肪で詰まっていると、いわゆる、ドロドロ血になる。
これを放っておくと、心臓に負担が増える。

ドロドロした血液を流そうとしてポンプ役の心臓がより押し出そうとするからだ。
逆に、サラサラ血であれば、
心臓がそれほど押し出さなくても血管の血液はスムーズに流れる。
心臓の負担が減っていく。

最後に上記7であるが、これこそ、一番目指したいものである。

例えば、ボイラー水をナノ化マイナスイオン化する技術がある。
これにより、水のクラスターが微粒子化&マイナスイオン化して、
沸騰しやすくなり、沸騰時間が短くなる(燃料も少なくて済む)。

通常だと60分掛かるところが50分で済めば、
それだけで生産性が10%程度向上するということである。

同じ燃料ならば、早く生産できる、
少ない燃料でも、同様に生産できる、

そうなれば、まさに生産性UPである。

生産性が向上すると言うことは、売上UPにも繋がる。


このように、省エネに関して、
「守り」のイメージを一新して、「攻め」のイメージで行うのである。

実は、省エネ専門の担当者でもまだ気付いていないことである。
これまでは“設備保守”という観念が強いからである。

「節約」から「生産性UP」へ!
「守り」から「攻め」へ!
「保守」から「攻撃」へ!

省エネに関して、そのように考え方を変えて技術を追求していくと、
経済が活性化されていくのである。

従来の拡大型経済の時代ではなく、
均衡型経済の時代においては、とても大事な考え方だろう。

量より質
額より率
拡大より効率
外見・形より中味
価格より品質
・・・・・・・

新エネルギーの前に、「省エネ・低エネ」である。
間違いなく、これから10年、本格的な「省エネ・低エネ」の時代である。

これこそが、日本が世界でオンリーワンになれる分野である。
この考え方でこそ、「エネルギー大国日本!(効率でNO1)」になれるだろう。

そして、その技術を世界各国に輸出するのである。

量より質
額より率
拡大より効率
外見・形より中味
価格より品質
・・・・・・・


そして、「省エネ・低エネ」の技術をより追求していけば、
実は、結果的に新エネルギー開発に関してもより実現化が早くなるのである。

2011年9月20日

VOL.277「環境・省エネ技術、やはり日本の技術は素晴らしい!」

先週は、大阪⇒静岡⇒東京⇒広島⇒名古屋、
今週は、高松⇒兵庫⇒神奈川⇒東京⇒静岡、

これらは2週間分の私の出張先である。

このように、私は全国各地の現場(工場等)に直接訪問して、
環境・省エネ・コスト削減のコンサルティングをしている。

あるいは、様々な環境・省エネ・発電メーカーの研究成果・実証結果を
この目で確かめたりして、それらの技術を調査・研究している。

これらの技術と接していると、
「やはり、日本の技術は素晴らしい!」
と感じる。

しかも、これらの技術は完成された大手メーカーの技術というよりも、
むしろ逆で、まだあまり知られていないニッチなオンリーワン技術であったり、
まだ未開拓の最先端技術であったりする。


例えば、あるメーカーが開発した空調の省エネ技術。

それは、ある付属品(パーツ)を付けることで、
設置後10年以上経過したような古い空調でも、
その性能をUPさせ、かつ、使用電力の削減(省エネ)20%が出来て、
その空調の延命化(寿命UP)も達せられるというものである。

かつ、その技術はそれほど高価ではなく、そこそこの低価格の技術である。

このように、省エネを達成させるのはもちろん、
古い既存設備の性能を良くして延命化(寿命UP)させて、
かつ、低価格で取り組みやすい、

そういう技術であることがポイントである。


これとは違い、古いものを丸ごと入れ替えて最新型の空調にすれば、
もちろん、省エネは確実に出来る。

そんなことは当たり前だ。

照明程度ならば、
普通の蛍光灯を今が旬のLEDに丸ごと入れ替えることは容易だろうが、
空調設備やその他の生産設備等になると、そう簡単ではない。


そのように古いものを新しいものに丸ごと入れ替えるのではなく、

古いものにちょっとした付属品(パーツ)を付けることで
省エネを達することが出来る、
かつ、その設備の延命化(寿命UP)も達することが出来る、

そういう優れた“ちょいネタ”技術が日本には多数存在する。


また、別の例で言えば、ある火力発電所で新しい試みがされている。

それは、その火力発電所の燃料装置に
自然界から精製した安全・安心な特殊ガスを活用することで、
燃料(LNG:液化天然ガス)を30%削減できる技術である。

もちろん、このガスを使うことによる燃料装置への負担はほとんどなく、
むしろ延命化(寿命UP)できるというものである。

年内には設置完了となり、上手く行けば来年からは実稼動の予定だ。

このように、大きな投資は必要なく、既存の設備を活用できて、
かつ、省エネにもなり、かつ、設備が長持ちするという、
“ちょいネタ”技術(かつ、最先端技術)が水面下で動いているのである。


しかし、どうしても、一般的なマスコミ等では、
「やれ太陽光だ!」とか、「やれ再生エネルギーだ!」とか、
脚光を浴びるような大きなものが注目されている。

「大きな投資をして既存設備を無駄にして、
無理やり新しくエネルギーを作り出す前に
やるべきことがある!やれることがある!」

私はそう思っている。

「“贅沢”の前に、“節約”である!」

そして、

「“節約”により経済を動かすのである!」

さらには、

「“節約”とは我慢ではなく、“投資”なのである!」

というのが私の意見である。

一見すると、全くの矛盾のように思えるが、
その方がよほど「新しい時代へ向けての新しいコンセプト」と言えるだろう。

そして、実際にそのような技術は日本に数多く埋もれているのである。

やはり、日本の技術は素晴らしい!


2011年9月12日

VOL.276「アメリカ同時多発テロ事件から10年!常識化?した事件陰謀説!」

今から10年前の2001年9月11日、それは発生した。
アメリカ同時多発テロ事件である。

今や、このアメリカ同時多発テロ事件は自作自演の陰謀だったとする説が、
よく勉強をされている方々の間では常識化しているようだ。

発生当時から、船井総研社内でもそういう情報は飛び交っていたので、
私自身、「その可能性は高い!」と思ってきたし、今でもそう思っている。

おそらく、本ブログの読者の方々もその手の話は聞いているし、
そのように確信されている方も多いだろう。

ちなみに、陰謀説とは、

アメリカ政府と軍が、遠隔操作の貨物機やミサイル、
そして、建物内に仕掛けた爆破解体用の爆薬を使って
ツインタワーやペンタゴンを破壊した後、
報道機関を用いてテロ事件であることを演出した、

と見る説である。

見事にビルすべてが粉砕されて一瞬のうちに崩壊した
ツインタワーのあの崩落状況を見ると、
誰でも、そういう説に少しは耳を傾けたくなる。

実際に、このテロにより、

低迷していたブッシュ政権が高い支持率を得て、
アフガニスタン戦争とイラク戦争のきっかけとなり、
それが軍需産業へ利益をもたらしドル防衛にも繋がった、

という事象がある。

まあ、あくまでも、現段階では“仮説”であり、さすがに私も断言は出来ないが・・・。

いずれにしても、「『9.11』から10年!」とマスコミ等で報道されているのを聞いて、
  「この10年間であのアメリカは本当に弱体化したな・・・」
  「いよいよその時(経済破綻し世界覇権を失う時)が来るな!」
と、改めてつくづく感じているところである。

ところで、話は代わって、辞任した鉢呂経産大臣。

例の「死の町」や「放射能をうつす・・・?」発言により、わずか9日間で辞任した。

言葉遣いが悪くて本当に申し訳ないが・・・、
  「コイツ、最低!!!」
と私も思わず心の中でつぶやいた。

そして、
  「地元への配慮もないが、原発の知識も全くない!」
  「これはもう人間性と言うか、人格の問題では?」
  「もう、この程度の人しか、中央政治の世界にはいないのか!」
とも嘆いたものだが、まあ、冷静に考えると、

  「これも、悪いものが炙り出される今の時代を反映している」
とも思えてきている。

もしかすると、過去の自民党政治時代にも、
このような程度の悪い発言は数多くあったのだろう。

急に、鉢呂さんだけがたった1人突然変異で現れたわけではないのだろう。

多少の差こそあれ、
中央政治全体がその程度の人の集合体になってしまっているのだろう。


前回ブログでも伝えているが、
  「次の総選挙では、現議員の大半が入れ替わる!」
そう確信せざるを得ない。

そろそろ本当に浄化されなければいけない。

2011年9月 5日

VOL.275「野田内閣誕生!これで小沢氏も次回選挙で落選?」

相変わらずの国民不在、永田町だけの論理で野田内閣が発足した。

読売新聞によると、内閣支持率は65%で歴代5位とのこと。
(小泉:87%、鳩山:75%、細川:72%、安倍:70%、管:64%)

なお、民主支持層に限ると支持率は91%らしい。
さらに、自民支持層では61%、無党派層では53%だそうだ。

菅さんとは違い、政治が前進し政策が実現されるとの期待感があるのだろう。
それに、性格的にも真面目で信頼が置けるとの
野田さんの個人的性格が幸いしていると言う。

もっとも、いくら就任当時の支持率が高いと言っても、
上記歴代首相を見ると、小泉さん以外全員短命だったが・・・。


いずれにせよ、野田政権が本格的な安定政権になるとは多くの人は思っていないだろう。
1年間程度の短命政権?暫定政権?と見ている人が多いのではないか。

私も、1年間持てば良い・・・くらいの感覚である。

すでに本ブログ「VOL.272〜273」でも伝えているように、
2013〜2014年は大不況期。

http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/08/post_391.html
http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/08/post_392.html

前回のリーマンショックは“前座”で、今回の大不況が“本番”。

その“本番”に向けて、政治も今はまさに戦国時代の真っ最中。

様々な戦国武将が登場しては消えていったように、
安定せずに代わる代わる現れて一世を風靡したのも束の間、
また、一気にその勢力は衰えていくのである。

今日はこちらの武将に就き、明日はあちらの武将に就く・・・。

そうしながら、旧来の勢力、永年続いてきた固定化されたシステム、
そういったものがドンドン溶解していく。

例えば、小沢さん。

未だに旧態依然の睨みを利かせた圧迫管理をしている。
でも、民主党内で選挙をやればやるほど、“小沢離れ”は増えるだろう。

途中解散がなければ、次の衆議院総選挙は2013年。
この年は、まさに、大不況真っ只中の年。

その時は、どうやら、現議員の大半は入れ替わりそうである。

「大物議員、次々と落選!」
そういうワードが脳裏に浮かぶ。

小沢さんでさえ危ないのではないだろうか!?

そして、既存政党はどこもメジャーなシェア(過半数)を取れないのではないか。
“小党乱立”になりそうだ。

とにかく、今後とも中央政治は混乱してまとまらない。
国の財政も持たなくなる。
地方への交付金が減っていく。

その分、(おカネはないが)地方がドンドン気勢を上げていく。

そして、“本当の地方分権”が始まっていきそうである。
その“本当の地方分権”時には、
多くの行政機能が民間化やボランティア化されるだろう。

  ・エネルギーの民間化
  ・上下水道の民間化
  ・廃棄物の民間化
  ・教育・保育の民間化
  ・福祉の民間化
  ・・・・・・・

上記に関連する既存の民間企業にとっては、大ピンチかもしれないが、
一方で、参入する方は千歳一隅のチャンスと言える。

このように大変革期には“動く”のである。
大不況には“動く”のである。

大変革期・大不況期だから氷のように固まって動かなくなるのではなく、
全くその逆で、“動く”のである。

既存のシステムが崩壊するということは新しいものが生まれるということである。
大ピンチである一方で、千歳一隅の大チャンスでもある。

今日は勝っていても明日は負け組かもしれない。
また、逆もあり得る。

今、我々は、本当にダイナミックな時代に生きている。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






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