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2012年2月27日

VOL.300 「新時代の行政改革・政治改革 その2」

現在の民主党・自民党を見ていると、改めて以下のことが確信めいてくる。

・2015年までは政治・行政・経済(金融・産業界も含めて)大混乱期
・2016年以降は様変わりし、新しい政治・行政・経済体制になっていく
・逆に言えば、新しい体制になる為に
今は古い体制に亀裂が生じ大混乱して収拾が付かなくなる

もう二大政党制も終焉を迎えるだろう。


さて、今回は、前回に引き続き、
2016年以降に見える新時代の行政改革・政治改革について取り上げる。


私事になるが、今、私は分譲マンションに住んでいる。
皆様ご存知のように、
分譲マンションには必ず管理組合なるものがあり、
マンション所有者は誰でもその管理組合に入る。

この管理組合の主な役割は、
廊下やエレベーター、非常階段、エントランス、
給排水・電気・ガスの各設備、そして、
駐車場、ゴミ置場、及び、花壇等の共用部分を
維持管理すること。

ただし、普通は、管理組合が直接維持管理するのではなく、
委託費を支払って管理会社等に委託している。

そして、管理組合には理事会や総会がある。

この理事会では、細かい話だが、例えば、

清掃業者はどこにするのか?とか、
光ケーブルの設置業者はどこが良いか?とか、
駐輪場が荒れてきたのでどうするか?とか、
ゴミ出しのルールを作ろう!とか、

そんなことを話し合ったりする。

そして、もちろん、管理組合の収支確認もする。

管理組合の収入はマンション住民からの共益費等で、
支出は管理会社への委託料とか設備改修の工事費用等。

民間企業や普通の組合のように、PLもあれば、BSもある。

この管理組合が赤字になれば、所有者に負担が来るわけで、
しっかりと収入チェックや支出確認をしなければいけない。

ちなみに、この理事会メンバー、私のマンションでは5人程度だ。

メンバー選定は組合員(所有者・住民)による年間交替の輪番制で、
年間1回行う総会で理事会メンバーが決まる。

理事会は年間4〜6回くらい開催され、総会は年間1回開催。

理事会メンバーになっても手当てが出るわけではない。
手弁当だ。
マンション全体のことを考えて言動しなければいけない。

理事会メンバーになると、時間も労力も費やすので、
割に合わない仕事かもしれない。

でも、私のマンションの方々はとても熱心にやっている。
自分の住んでいるマンションのことだから、
大儀を感じて行動していると思う。

例えば、マンションの造園工事をしないといけない場合、
入居者の中で造園業関連に勤めている方がいるとすれば、
その造園工事の内容確認をして、
業者との内容交渉・価格交渉を真剣にやってくれるケースがある。

こういう時は助かる。

ゴミ出しのルール作り、
例えば、そのマンションにリサイクル関連に勤めている方がいれば、
どんなゴミが売れて何が売れないのかは良く知っている。
ゴミも上手く分別すれば売れる。
経費削減になる。

ただ、給料なしの手弁当。

実は、住民自身が大儀を感じてマンション全体のことを考えて、
自ら進んでアイデア出しをして、自らも率先して実践できれば、
とても効率的なものになる。

ローコストなものになる。

マンション住民にとって、この管理組合が一番身近な自治体である。


実は、これこそが本当の地方自治ではないか・・・と思う。

要は・・・、

住民自身が自分のこととして、本気になって、
かつ、大儀を感じて餅屋餅屋(得意分野)でアイデアを出し、
それを皆が認めて、一緒になって実行に向かう。

そうなると、効率的、かつ、ローコストになる。


おそらく、将来、「政治家という職業」はなくなるかもしれない。

今、特に、国会議員などを見てみると、
「政治家という職業」を維持する為にどの党から出たら維持しやすいのか?
誰と組めば「政治家という職業」を続けられるのか?
そんな議員ばかりのように見える。

なので、すべてが滑稽な茶番劇のように見える。

今や、
日本の中で一番時流が遅れているのは東京の霞ヶ関であり永田町だ。
まさに、「時代のシッポ」だ。


そんな職業維持の為の茶番劇ではなく、

餅屋餅屋で、得意分野で、住民が代表として輪番で担当して、
その地方のルール作りに参加して、かつ、自らも進んで実践していくのである。

しかも、多くの給料は求めず手弁当で・・・。

2016年以降、徐々に、
我々、企業利益を追求していくべきビジネスマンも、
地元で週に1〜2日くらいはそういう活動に積極的に参加していく時代になるだろう。

民間企業として利益活動をした後は、
利益重視経営から地元貢献経営に“本気で”シフトしていくべき時代かもしれない。

それは、仕事をせずにダラ〜ンとノンビリするのではなく、
むしろ、逆で、
今の仕事を活かして、あるいは、自分の得意分野を活かして、

地元に貢献できる何か・・・、
学校教育に貢献できる何か・・・、
福祉に貢献できる何か・・・、
治安維持に貢献できる何か・・・、
環境に貢献できる何か・・・、
・・・・・・・

例えば、週に1〜2日くらいは、

学校の教壇に立つとか・・・、
福祉施設を訪問するとか・・・、
防犯パトロールするとか・・・、
ゴミ出しの分別・持ち込みをするとか・・、
・・・・・・・・

これまで行政に任せてきた事業を民間人の手で行うことだ。

これが実現できると、行政負担が相当減るだろう。
財政も悪くはならない。

政治が悪い!行政が悪い!と批判するのではなく、
このように考えた方がより建設的で先進的ではないだろうか。

議員定数削減とか、公務員の給料削減とか、
それはそれで正しい。
そんな数字合わせの表層的な改革だけではなく、
もっと、我々住民の意識の根本まで変えていくべき時だと思う。

本当の行政改革・政治改革だ。

なので、決して仕事をせずにダラ〜ンとノンビリするのではなく、
むしろ逆で、かなり忙しくなるだろう。

でも、その方がより地元や他者への貢献度が増し、
自らの存在価値も見出せるような気がする。

特に、年齢を重ね、経験も積み、
中高年になればなるほど、存在価値が出せるのではないか。

そんな姿こそが新時代の生き方ではないか。

そう思う。


“ちょんまげ”が当たり前で鎖国状態だった江戸時代から、
文明開化の明治時代へ

“鬼畜米英”と言っていた戦前から、アメリカ崇拝主義の戦後へ

一気に変わった。
昨日の常識が今日の非常識になった。
昨日の非常識が今日の常識になった。

一気に様変わりした。


2016年以降、これらと同等なレベルの大変化が起こるのである。
それを気付かせる為に2015年までは大混乱するのである。

では、そういう時は何が大事か?

それは、とにかく、地元に貢献できる、他者(顧客)に貢献できる、
自分(自社)にしかない得意分野を地道にしっかりと築くことである。

それは小さくても良い(と言うか、小さい方が良い)、
他が真似できない自分(自社)にしかない得意分野を磨き込むことである。

逆に、誰(他社)でも簡単に真似が出来て、
すぐ代替が出来るようなことはあまりしないことである。

2012年2月20日

VOL.299「新時代の行政改革」

(本ブログでも再三再四伝えているが)
2015年までは政治・行政・経済・金融・産業界も含めて大混乱期であり、
戦国時代であり、ビジネス下克上の世の中になり、
そういった混乱期を踏まえて初めて2016年以降が様変わりして、
新しい政治・行政・経済体制になっていく。

逆に言えば、新しい体制になる為にも、
古い体制に亀裂が生じて、大混乱し収拾が付かなくなるのである。

その先に見えるのは「資本主義の崩壊」「“脱”資本主義」であり、
すでに多くの書籍等でも紹介され始めている。

そこで、2016年以降に想定される新しい行政改革について、
少し取り上げたいと思う。


結論を先に言うと以下の通りである。

1.自治体運営は事業部制で民間委託へ!
2.地方自治体は本職員20%:ボランティア80%体制へ!
3.首長(知事や市町村長)は地元民間企業出身に!
4.地方議員としての職業は消滅する!
5.地方の改革が先行し、中央官庁にその流れが伝播した後、
  本当の行政改革へ!


まず、上記の1について。

自治体を簡単に事業分類すると、
「福祉・医療・教育・交通・警察・廃棄物・生活・その他」となる。

最近、各自治体のそれぞれの事業で、
「指定管理者制度」導入によりかなり民間委託が増えているが、
それでもまだまだ・・・。
「指定管理者制度」を上手く導入している自治体ほど経営改善が見られ、
下手な導入をしている自治体ほど改善効果が現れていないようだ。

もう行政事業の民間委託化は規定路線となっており、
いかに上手く移行させるか?上手く委託させるか?
に掛かっている。


次いで、上記2。

「本職員20%」と「ボランティア80%」と言っても、
「メチャクチャ良く働く本職員」と
「メチャクチャ協力的なボランティアスタッフ」のことだ。

例えば、学校行事。

私の子供は2人いるが1人は小学生。
その小学校では、有志の父親が集まり、「親父の会」なるものを作っている。
その「親父の会」では、運動会があればその設置・片づけを手伝い、
各種運動クラブではコーチ役をしている。

ある意味、学校が少し頼りないので、
「オレ達が手伝おう!盛り上げよう!」
父親にそういうモチベーションが高まってくるようだ。

まさに、これらは自然発生的で有志の集まりであり、
強制的ではないモチベーションである。

おそらく、このような動きが各分野で少しずつ増えていくだろう。

「心の底から本当に必要で大切だ!」と思える行政事業には、
このように自然発生的に有志が集まり、ヨコに繋がり、
気が付いてみると、良い感じに組織化されていくのではないか。

逆に、「そんなの必要でない!大切ではない!」行政事業には、
そのようなフォローが集まらないから、自然に下火になって消えていくだろう。
そのような下火になる事業は、まさに必要のない余剰事業だ。


要するに、“脱”資本主義の行政事業というものは、
「どう資金の収支を合わせるか?」
「どう税収を増やすのか?」
「どう増税するのか?」
といったおカネの話ではないのである。

「“脱”資本主義」だから、おカネ・・・ではないのだ。

そうではなくて、本当に必要で大切な事業は、
「手弁当」でも良いから、地域のみんなで集まって活動するのである。

おカネだけを勘定合わせのように動かすのではなく、
ヒトに自発的に動いてもらうのである。

そのような有志の人たちが集まれば、
より良い効率が得れるし、決定事項に関してもより浸透していくだろう。

損得の算段なしに、自ら動き、自ら働き掛け、自ら浸透させていくのだ。

それこそが「“脱”資本主義」での効率経営なのだ。


次は、上記3。

これまでの敏腕と言われた首長(知事や市町村長)は、
「いかに中央官庁からのおカネを持ってこれるか?」
あるいは、
「いかに企業を誘致しておカネを落とす企業を連れてこれるか?」
だった。

したがって、中央から送り込まれた官庁出身の人間が多かった。

「“脱”資本主義」では違う。

「どれだけ地元住民を巻き込めるか?」だ。

「中央とのパイプ」が大事なのではなく、
「地元住民との同志的協調」が大事になるだろう。

その時、地元からの信頼を得やすいのは、
経営感覚に優れた地元民間企業の優良な経営者だ。

地元民間企業の優良な経営者であれば、このような動きが可能になるだろう。

逆に言えば、地域一番企業の経営者になれば、
このような地元に根ざした貢献活動が必要になってくるということだ。

利益の追求だけではない、利益活動だけではない、
地元に貢献できるような活動を具体的にしていくことで、
より企業価値を上げていくのである。

本当に優良な地元民間企業経営者ほど、そういうことは分かってくるではないか。


以上、このような動きが各地で自然発生的・同時多発的に起こり、
それらがうねりのように伝播して、最後に中央が突き動かされる、

そんな構図になるだろう。

それが、上記5だ。

つまり、決して、

中央から優秀な総理大臣が出てバッタバッタと改革を実行していくのではなく、
地方から、下から、自然発生的・同時多発的に“異様な”動きが見られ、
最後の最後で中央政治・中央官庁が気付いて、もう抵抗も出来ずに改革されていく、

そうなるのではないか。


住民1人1人が、自分で気付き、自分から動き出し、
そして、自分のことは自分で賄うようになって、
(自給自足的に)
かつ、有志的に手を取り合ってヨコ型に繋がっていくのが
(ヨコ型ネットワーク)
これからの動きになるのではないだろうか。

それこそが新時代の行政改革のように思える。


「自給自足」と「ヨコ型ネットワーク」

私には、新しい胎動が聞こえてくる。


2012年2月13日

VOL.298「環境・省エネビジネスを推進するということ」

何度か、本ブログでも取り上げているが、
私は、毎週日曜日の朝、10kmくらいジョギングしている。

昨日も走った。
走る場所は、自宅近くの遊歩道。

私の自宅は横浜の郊外にあるが、
自宅から歩いて1分で、両側が並木道のような木々に囲まれたその遊歩道に出る。

その遊歩道は、全長が20kmくらいあるだろうか・・・。
遊歩道なので、もちろん、自動車は通らず、
ベビーカーを押した夫婦連れやペットを連れた散歩客、
自転車通行客、そして、ジョギング仲間が行き交う。

夏の暑い日には両側が緑の木々に囲まれて日陰になるので涼しい。
逆に、今の冬の時期は緑の葉は枯れ落ちているが、
ある程度、木々が寒風を遮ってくれる。

遊歩道の道中には、小さな小川があり、池もあり、
深い緑も見え、昔ながらの古民家も見える。

走りながらでも、その緑の景色を見ていると、
非常に心が落ち着いてくる。

昨日などは雲一つない快晴だった。

朝の時間帯は、小鳥のさえずりもしっかりと聞こえてくる。

目には木々の緑、
晴れた日は青空の青、
耳には小鳥のさえずり、
鼻には木々や葉の香り、
・・・・・

そして、特に晴れた日には遠方に富士山の頂がハッキリと見える。
(当然、今の時期は、富士山の山頂は真っ白)

ただ単純に走るだけではない。
出来る限り季節感を感じるつもりで走っている。

今日は、随分、寒いなぁ・・・、
結構、風が強いや・・・、
雲一つない快晴だ・・・、
午後から雨になるかも・・・、
これは暖かくなりそうだ・・・、
・・・・・

季節感・温度感を感じながら、
自らの五感、と言うか、感性を最大限磨くつもりで走っている。

自然の乏しい都心部において、
私自身にとっては、この時間・場所は実に大事である。

なので、体を鍛えると言うよりも、
(確かに、体力は付けたいが)
感覚・感性を鋭くしたいという思いの方が強いかもしれない。


そして、そのような気持ちで走っていると、
なぜか、いつも、純粋に“ありがたさ”を感じる。

この地球上には・・・、

光(太陽)があり、
空気(風)があり、
水(雨)があり、
緑(木々)があり、
土(大地)がある。

無条件に与えられている自然界の存在に対して、
私は、純粋に“ありがたさ”を感じる。

光(太陽)、空気(風)、水(雨)、緑(木々)、土(大地)、・・・、

どれが欠けても我々人間は生きていけない。
そんな大事なものを我々人間は無条件で与えられている。

しかも、そういうものに世界で最も恵まれた国「日本」で生きていけている。

なんて、ありがたいのだろう・・・。

実は、私が環境ビジネス・省エネビジネスを推進していく上で心の奥底にあるのは、
この自然界に対する“ありがたさの思い”であり、“感謝の気持ち”である。

だから、本来、
人間が王様になったつもりで大上段に構えて、「環境を良くしよう!」
というのは実におこがましい考えだと思っている。

あくまでも、人間は自然界に従属している身であり、
自然界の中に上手に溶け込むのが本質的に大事なことである、
と思うからである。

ましてや、このような恵みを傷つけてしまうような経済拡大政策、
人間のエゴだけで乱開発しまくる経済活動を推進していては
自然界からのしっぺ返しが来ても当然かもしれない。

あくまでも、人間は自然界に従属している身であり、
自然界の中にひっそりと上手に溶け込むのが本質的に大事なことである!

私は強くそう思う。

ただし、一方で、現実的な現代生活をしている。
矛盾を感じながら、現実的に現代生活をしている。

だから、少なくとも、ビジネスをする上では、
出来る限り、環境負荷の少ないビジネス、
負荷のあまり出ないビジネスを推進していきたいと思っているのである。

出来る限り、目立たず、自然界の中にひっそりと上手に溶け込むような、
そんなビジネスを本来はしていきたい。

流行・トレンドでビジネスをするのではなく、
本質的に大事なことを追求していきたい。

そして、そういうことを出来る限り多くの方々と共に考えていきたい!

常に、私はそう思っているのである。

2012年2月 6日

VOL.297「これからは中小企業の時代!」

2月1〜3日、東京ビッグサイトで環境・省エネに関する展示会、
「ENEX2012(SMART ENERGY JAPAN 2012)」が行われた。

東京ガス、三菱重工業、パナソニック、日立製作所、神戸製鋼所、
ヤマハ、JFEエンジニアリング、NTTファシリティズ、・・・、
といった名立たる大手企業が出展していた。

その中で、一際、異彩を放っていたブースがあった。
船井総研の会員企業(環境・省エネ関連メーカー)同士が企業連携して、
共同出展したブースである。

共同出展した企業は合計11社のベンチャー系企業。

これらの企業は、それぞれが、
電力見える化、空調省エネ、蒸気ボイラー省エネ、重油ボイラー省エネ、
蓄電池、風力発電機、断熱窓、遮熱窓フィルム、
省電熱新素材、水質浄化、節水・・・、
といった技術を持った企業である。

いずれもメジャーな大手企業ではなく、むしろ中小ベンチャー系の企業である。
ニッチでマイナーな技術もあり、
一般普及されていないものもあったことで、
逆に、来場者からは興味を持って受け入れられていたようだった。

この共同出展ブースは、4コマ分のブースを借りて、
仕切り用パーテーションは全く設けずにフラットに開放した。

フラットに解放されたブースに
11社それぞれがパネル展示と一部の商品展示を行っただけなので、
とても明るくオープンで開放感があった。

それでいて、前述したような様々な技術、ニッチでマイナーな技術が
1箇所に集積されていたので、来場者には“お得感”が感じられたようだ。

さらに、3人のコンパニオンを配置して、
来場者アンケートを取りブース内への誘導を勧めていた。

大手企業ならまだしも、
ベンチャー系の中小企業単独ではなかなかコンパニオン3人を雇うことなど
難しいものである。

共同出展ならではの試みである。


ところで、この企業連携による共同出展プロジェクトを進めるに当たって、
参加した11社の企業は数ヶ月前から毎月定期的にミーティングを開いていた。

共同出展するのだから各社バラバラに活動するのではなく、
何か共同で効果が上がることをしよう!という思いからだった。

例えば・・・、

自社に来場者が来て自社の説明が終わったら、
必ず、その来場者を隣の企業に誘導しよう!とか、
その為には、共同出展仲間の商品を知っておこう!とか、
お互い頂いた名刺は共有していこう!とか、
一体感を出して、かつ、目立つ為に共同のベストを着よう!とか、
(実際、オレンジ色のベストを羽織った結果、相当、目立っていた)
共同ブース全体として来場者が増えるように声掛けを頑張ろう!とか、
・・・・・・・

様々なアイデアを出し、現実的に上手く実践していた。

その結果、
展示会ブースの中では最も来場者密度(面積当たりの来場者数)が高く、
11社トータルで集めた名刺は1000枚近くに迫った。

さらに、その名刺の数だけではなく、質的に中味の濃い商談が出来ていた。

大手自動車メーカーや大手コンビニエンス会社、大手通信会社等々、
普段の営業ではなかなか出会えないような企業との接点が作れたようだった。

しかも、1社当たりの経費負担は20万円程度で、
単独出展であれば、最低でも50〜100万円掛かることを考えると、
「大成功!」だったと言えるだろう。

各参加企業がとても元気を得れたプロジェクトだった。

さて、世の中一般的には、「中小企業受難の時代」と言われがちだが、
私は全く違った感覚を持っている。

「むしろ、中小企業の時代だ!」

と思っている。

もちろん、すべての中小企業ではなく、
何かしらの得意分野・オンリーワン分野を持ち、
かつ、大きな志を持ち、日々の努力を怠らず、よく勉強して、
真面目に、地道にビジネス展開している企業でなければ伸びるわけはない。

そういう中小企業が自社の得意分野を持ちつつ、
かつ、上手く他社と企業連携しながらヨコ型のネットワークを作っていけば、
相当なチャンスが出てくると思う。


例えば、政治家の世界では、既存の大政党がもがき苦しんでいる。
もう既存の大政党では何も出来ないだろう。
守り一辺倒で“守りの為の守り”になっている。
タイタニック号のように、沈み行く運命ではないか!

むしろ、逆に、地方出身、中小政党の方が明らかに元気だし、
何か可能性を感じさせてくれる。期待させる。


要は、時代は下克上なのである。

大きな器であることが逆効果にもなる時代である。
大き過ぎて固定化し過ぎて自重で潰れてしまう可能性がある。
マンモスは気候の大変化に付いて行けずに滅んでしまった。

逆に、小さいこと、何もないこと、持たざること・・・の方が
変幻自在で、身動きが軽やかで、元気になりやすい。

昭和30・40年代に急成長したパナソニック・ソニー・ホンダも
その昔は“中小”だった。

(今は、もがき苦しんでいる方だが・・・)


「これからは中小企業の時代!」

私はそれを痛感している。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






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