« 2012年7月 | メイン | 2012年9月 »

2012年8月27日

VOL.326「時にはプライベートなことを・・・」

少し前の時期(お盆前・お盆明け)の何気ない会話の中では、
多くの方々からこのような質問が多い。

「お盆休みはある(あった)のですか?」
「お盆はどこか行かれる(行った)のですか?」
・・・・・・・

「もしかすると、この人は盆休みがないのではないか?」
と心配して頂き?ながら、私に質問してくる。

確かに、普段の平日(月〜金)はほぼ出張しており、
都内にいることは珍しく地方行脚が多い。
土曜日もほぼ100%近く仕事をしている。

しかし、お盆は人並みにしっかりと休む。
せいぜい3日間くらいだが・・・。
今年も3日間休暇を頂いた。

例年通り、家族共に実家の茨城に帰り、先祖様の墓参りをした。
ちなみに、私の家族は妻と娘2人の4人。
娘は中1と中3。

そう言うと、
「娘さん、年頃ですね!」とか、
「接し方が難しくないですか?」とか、
挙句の果てには
「口をきいてもらえますか?」とか、
言われることがある。

そういう時は、
「おかげ様で、全く“普通”です」
と言う。

そう、私の場合、至って“普通”に接している。
まあ、言葉を変えるならば、「自然体」・・・。

ちなみに、今年の盆休みには実家に帰っての墓参りの他に、
娘2人を連れてプールに行ってきた。

いつも毎年、娘とはこの時期に海に行くことになっているが、
予定していた当日はあいにく天気が悪かったので、
仕方なく室内プールに行ってきた。

しかも、2箇所。

1箇所はアトラクション性のある室内プールで、
波のあるプールや回転滑り台付きプール、
そして、サウナのようなものもあった。
まさに、子供が喜ぶ遊び用のプール。

2箇所目は本格的な競泳用プール。
横浜市内にある「横浜国際プール」(横浜に住んでいるので)。
水泳の世界選手権も開催されたプールでもある。
したがって、真面目に水泳練習やシンクロ練習をしていた方々がいた。

なぜ、2箇所も行ったかと言うと、
私自身、結構、泳ぐこと自身が好きで、
あまりこういう機会はないので、単純に続けて行きたかったからだ。


ちなみに、盆休みの2週間前の日曜日には、
下の娘(中1)がクラシックバレエを習っていて、
そのコンテストがあったので応援に行って来た。

また、一昨日の日曜日には、
上の娘(中3)が学校のダンス部に入っていて、
大会があったのでこれまた応援に行って来た。

いずれも、自分自身では絶対にやらないものなので、
逆に、見ていてとても勉強になる。


ところで、私の中には、
「家族サービス」という言葉は存在しない。
その言葉の中には、
「家族の為のサービス」であり、
「自分を犠牲にしている」という意味があるのが一般的だからだ。
私の場合、充分に自分自身が楽しんでいる。

もしかすると、
「家族サービス」と言うよりも「自分サービス?」かもしれない。


無理して・・・、
「親らしくしよう!」とか、
「家族サービスしよう!」とか、
「年頃だから気を使おう!」とか、
そういう気はあまりない。

悪く言えば、気配り・心配りがないのかもしれない。

逆に、良く言えば、

自然体・・・
そのまま・・・
無理なく・・・
自分らしく・・・
あるがまま・・・
変なカッコはつけない・・・

ってところだろうか。


さらには、

等身大・・・
媚らない・・・
肩肘張らない・・・

そんな感じである。

実は、私自身がそういう生き方を目指しているのである。


2012年8月19日

VOL.325「福島第一原発10km圏」

今月上旬、福島県双葉郡楢葉町を訪問した。
あの福島第一原発から10km圏である。
つい先日までは一般人が自由に出入りできない「警戒区域内」だ。

楢葉町に本社を構えていたクライアントの社長に
案内して頂き行って来た。

東京から電車でいわき市まで行き、自動車で楢葉町に入った。

案の定、いわき市の海岸沿いも大津波でやられていた。
堤防が決壊し、うねるように曲がりくねっていた。
岸壁が陥没し地盤沈下もしているのだろう。
満潮時ではないのに、海水面が異常に高く見えた。
面積当たり漁獲高が日本でも有数の漁港だったそうだが、
今となっては全く機能していなかった。

海岸沿いの住宅街を見ると、
さすがに大きながれき類は片付けられていたが、
何百世帯という家々が押し流されてエリア全体が消滅していた地域があった。

住宅の土台の一部が残されている家もあり、
「ここに住宅が建っていたのか・・・」と丸分かりのところもある。

周辺を良く見てみると、
花を供えに来ている人々の姿があった。
そして、手を合わせている。
知り合いか、親戚か、あるいは、家族に対してなのか、
供養をしているようだった。

その後、警戒区域内で出入り禁止だった楢葉町に入ると、
妙な静けさを感じてきた。

海岸沿いではなく、津波の影響のなかったエリアでは、
見た目の住宅はしっかりと立っている。

しかし、1年半くらい人が住んでいない為に、
住宅周りの雑草は伸び放題、
雨戸は閉まっていたり、閉まっていなかったり・・・。
中には、窓が開きっぱなしの家もあった。

町が所有する温浴施設、
立派な施設で人気があったそうだが、幽霊屋敷のようだ。

道路の両側も雑草が伸び放題。
もちろん、信号機は動いてない。
JR線も使用禁止の為、線路は雑草で覆われて見えなくなっていた。

人が住まなくなった住宅、
そして、それがずっと続いている町並みは、
少し不気味だ。

野良犬とかが多いかと思っていたが、
逆に、人間がいなかった為に野良犬もどこかに行ってしまったのだろうか。

変に、深みの草むらや側溝に入るとマズイ・・・。
そういうところほど放射性物質が溜まっており、
まだまだ、線量が高いはずだからだ。

線量を気にする人の中には
頭からマスクを付けて放射線防護服で身を固めている人もいた。

途中、日本有数のサッカー場であった「Jビレッジ」に立ち寄った。
事故当時、一時避難エリアになっていて、
自衛隊や東京消防庁の陣頭指揮がなされていた所だ。
ニュース等でも映し出されて登場している。

放射性物質の残留対策の為か、
芝生はすべてアスファルトで覆われていた。

サッカー場の中で日本NO1の芝生面積を誇っていて
深い緑色のイメージの強かった「Jビレッジ」、
それが黒灰色のアスファルトに覆われていて、その面影は全くなかった。

電気・水道・ガスはいまだに復旧されていない。
ライフラインが全く機能していない。
放射線の除染事業も全く機能していない。

現地の人々は一様に政府の対応に不満の意を表している。
「どこを向いて災害対策をしているんだ!」と。

小さな子供を持つ家庭は、
今後一生、ここに住み続けることは出来にくいのではないか。
目に見えない恐怖を感じる。


今回の訪問を通じて、
海岸沿いの大津波のひどさも身に染みたが、
住宅や商店や様々な施設がありながら、
人が住まなくなった町並みの静けさ・不気味さの方がより強く怖く感じた。
「無音の怖さ・・・」
そんな言葉が当てはまる。

※やはり、自らの足で現場に行き体験・体感し、
 その現場の空気感や鼓動を感じて、
 自分自身の脳や心に刻むことが大事である。


2012年8月13日

VOL.324「ロンドンオリンピック 獲得メダル総数史上最多」

約2週間のロンドンオリンピックが終わった。
すでに多くの方が知っているように、
日本の総メダル数は38個で、総数では世界第6位、
かつ、オリンピック史上最多。

競技毎の細かな論評を抜きにした総論から言えば、
「日本選手は頑張った!」と言える結果ではないだろうか。

しかも、フェンシングとか、アーチェリーとか、
普段、あまり目にすることがない競技での思わぬ?活躍や
バドミントンやボクシングのように「日本はそんなに強かったっけ?」と
思える競技の結果が良かったので、
意外に裾野が広いんだな・・・と改めて感じているところである。

ちなみに、日本の獲得メダルの内訳は、
金7、銀14、銅17で、金比率は18%。

金メダル上位獲得国のほとんどが金メダル比率30%以上で、
これほどまでに銀・銅メダル比率が高く、金メダル比率の低い国はない。
まあ、柔道が惨敗だった影響だろう。

ちなみに、お隣の韓国は総数28個で、金は13個。
北朝鮮に至っては総数6個で、何と、そのうち金が4個。

まさに、各国のお国柄が良く出ている数字だと思う。

アメリカや中国・ロシアのようなスポーツ大国は別として、
中堅以下の多くの国では、
金メダルの取れる競技・選手だけを徹底的に国がサポートする、
獲得できれば、その選手には一生暮らせる特典が付いてくる、
そんな一点突破的なサポート体制が多いようだ。

それに対して、日本はそこまでのメリハリがない。
金メダルを取ったからと言って、
一生暮らせる特典を付けることなどはない。
まあ、平均的・バランス型のサポート体制と言える。

勝負だけ・金メダルだけを考えれば、一点突破型が良いだろう。
平均的・バランス型の日本のサポート体制は生ぬるいのだろう。
したがって、「最後の極限の勝ち負けに弱いニッポン・・・」
と言うレッテルが貼られても仕方がない。


しかし、私個人的には、それでも良いと思う。

もちろん、勝負に勝って金を取る・・・がベストだが、
それにより北朝鮮や韓国のような方向性になるべきではないと思う。

良いも悪いも「日本らしさ」を追求した方が良いと思うからだ。

その点、今回のロンドンは、
「金7:銀14:銅17で金比率は少なく18%」と
良いも悪いも「日本らしさ」がハッキリ出た大会だったと思う。

そして、水泳のように個人競技でも「チームジャパン」で戦ったり、
男女サッカーや女子バレーのように「組織力での強み・粘り強さ」で
戦えた競技は総じて結果が良かった。

まさに、「日本らしさ」だ。

もちろん、勝ち負けの勝負を通じて勝つ姿を見たい。

しかし、本当に見たいのは、
この「日本らしさ」であり、
その「日本らしさ」で屈強な外国大型選手と奮闘して活躍する姿である。

さらに、その「日本らしさ」を思う存分に出してくれれば、
仮に負けたとしても納得できる。

元々、オリンピックで採用されているスポーツの大半は
ヨーロッパ発祥であり、ルールもヨーロッパ主導であり、
アングロサクソン系のものである。

東洋の一小国にはそぐわないものも多い。
その中で、「東洋型の日本らしさ」が発揮出れば最高である。

私にはそう思えるのである。


ビジネスでも、プライベートでも、
「その企業らしさ」や「その人らしさ」をしっかりと出していくことが
これからの生き方には必要だろう。

2012年8月 6日

VOL.323「ロンドンオリンピックに思う」

今まさに、ロンドンオリンピック開催真っ最中である。

私個人的には人並みにいろいろな種目に注目している。
1にサッカー、2に水泳、3に柔道、
他には、卓球・体操・バレー・・・といったところであろうか。

特に、男子サッカーは予想外?の活躍でベスト4に進出している。
サッカー好きな私としてはとても嬉しいことである。

それ以上に感嘆しているのが水泳だ。
金こそないが、男女合わせて11個のメダル。
その数は戦後最多だそうだ。

マスコミやツイッター上でも言われているが、
「『チームジャパン』としてチームで戦う!」
というコンセプトを掲げて、
実力通り、あるいは、それ以上の成果を見せている。

水泳は基本的には個人競技だが、
同じ日本人の仲間が頑張り良い成果を出せば元気付けられ、
「よし!オレも!」と前向きになれる!乗れる!

そういう意味でも個人ではなく、『チームジャパン』の意識が重要なのだろう。
競技前、コーチも含めて出場選手全員で円陣を組んで、
意識を高めていた映像を見たがとても良い印象を受けた。


「27人のたすきリレーだと思って泳ぎました!」

これは、全種目最後の男子400mメドレーリレーで銀を取った後、
背泳ぎで出場した立石選手のコメントである。

短距離の場合、
ほんのコンマ数秒の中で金・銀・銅、メダル圏外・・・が決まってしまう。
タッチの差である。

最後は、その時のコンディショニングと精神的なもので決まってしまうのだろう。
その精神的なものの後押しとなるのが、『チームジャパン』のコンセプト。

日本人の体質に合っていると思う。
「個の強化」と「チームとしての団結」、この両立が必須だと痛感させられた。


一方、正反対だったのが柔道。

これも多くのマスコミやツイッター上で言われているので、
敢えて私が言うまでもないが見事な惨敗だった。

「日本柔道危うし!」・・・はここ10年ずっと言われていたものだが、
選手個々の問題よりは業界全体の問題が露呈したようだ。

「柔道」ではなく「JUDOU」として世界に広まった結果、
古来の「柔道」戦術が陳腐化して、
世界の潮流である「JUDOU」戦術に日本が追い付いていないらしい。

組み手をしっかりと持って綺麗に一本を取るのが古来の「柔道」、
綺麗でなくてもちょこちょこポイントを取れば良いのが
世界の潮流の「JUDOU」。

それはまさに、

「ピッチャーは剛速球を投げて、バッターはホームランを打つ、
それが野球の醍醐味だ!」
と言って、古き良き時代の姿を追い求める野球と、

「バントでも盗塁でも、相手のミスに乗じてちょこちょこ点を取る!」
と言う近代野球の違いとイメージがダブるものがある。


ちなみに、今回の柔道、面白い結果が出ている。

         金メダル選手の国と世界ランク 日本選手の世界ランク
男子60kg級  ロシア       5位        3位
   66kg級  グルジア     32位       4位
   73kg級  ロシア       5位        2位
   81kg級  韓国        2位        5位
   90kg級  韓国        17位       3位
  100kg級  ロシア       7位        3位
  100kg超  フランス      1位        12位

要するに、世界ランク1位が順当に金メダルを取ったのはたった1人だけなのである。
特に、男子柔道の66kg級のグルジアの選手などは32位である。
(柔道以外のその他の競技ではあまり考えられないのではないか)
それと、2階級を除いて、日本選手の方が金メダル選手よりも世界ランクは高かった。

柔道と言う競技の特質上、
一瞬で決まったり、形勢悪くても一発逆転があり得る競技だとは思うが、
実は、相当、各国選手の実力が拮抗しているのだろう。

と言うことは、コンディショニングと精神面・メンタル面の
出来・不出来が大きそうである。

そんな時は、「個人の為にもチームで戦おう!」という『チームジャパン』
のコンセプトが生きるはずである。

それが、柔道の場合、
「柔道界の為に・・・」、もっと言うと、「協会のメンツの為に・・・?」
個人にプレッシャーを掛け過ぎて潰しているのではないか。

弱冠20代の1人の若者に対して
40〜60代の強面のオヤジ連中が覆いかぶさっている・・・、
その結果、選手たちはみな萎縮して悲壮感に溢れて・・・、

そんな印象を受けるのは私1人だけだろうか。

「個人の為にもチームで戦おう!」ではなく、
「協会のメンツの為にお前が頑張れ!」のような気がする。


今後、「柔道協会なんてクソ食らえ!」的な指導者が出てくると
面白いと思うのだが、まあ、無理かもしれない・・・。


「過去の成功パターンが、現在、及び、未来の失敗パターンになる!」

そんな典型的な例に見える。






■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






【オススメブログ】



オフィシャルサイトはこちらからどうぞ 株式会社船井総合研究所


ブログランキング【くつろぐ】
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 環境ビジネスへ

■過去の日記