« 2013年8月 | メイン | 2013年10月 »

2013年9月30日

VOL.379「データで見るアベノミクス効果」

日々、現場コンサルティングをしていると
確かにアベノミクス効果を感じることが出来る。

そこで、今回はデータでアベノミクス効果を確認してみる。

まずは、以下のデータを見て頂きたい。
これは経産省のデータで鉱工業(製造業)全体での国内出荷額の前年対比だ。

2013年1〜3月:94%、4〜6月:96%

つまり、鉱工業(製造業)全体での国内出荷額は
前年対比で減り続けているということである。

これを業界別に見てみると、
(単位:%)
                1〜3月 4〜6月
鉄鋼業             97   98
非鉄金属工業        94   95
金属製品工業        97  101
生産用・業務用機械工業 88   94
電子部品・デバイス工業  88  103
電気機械工業        101   99
情報通信機械工業     70   76
輸送機械工業        91   91
窯業・土石製品工業    99  103
化学工業           99  102
石油・石炭製品工業    99  101
プラスチック製品工業    95   97
パルプ・紙・紙加工品工業 99  102
繊維工業           96   99
食料品・たばこ工業     97  100
その他工業          95   99

上記の中で、一番マーケットが大きく
全体に与えるインパクトが大きいのは輸送機械工業。
これは、いわゆる、自動車関連がメイン。
アベノミクスにより自動車業界は復活しているように見えるが、
実は、1〜3月・4〜6月ともに前年対比が91%とダウンしている。

次いでマーケットが大きいのが、生産用・業務用機械工業。
これは、各種の生産機器・工作機械、機械器具部品のこと。
これも、1〜3月・4〜6月
それぞれ88%・94%と前年比ダウンしている。

次に大きいのは化学工業、4〜6月は102%と辛うじて伸びている。


さて、小売・卸業の数値も見てみよう。

以下は小売・卸売業の月別販売額の前年対比。
(単位:%)
    小売・卸売全体  小売業   卸売業
1月   99.7      100.1   98.9
2月   98.4       98.7   97.8
3月   98.7       98.2   99.7
4月   99.9       99.9   99.8
5月  100.6      100.5  100.8
6月  100.5      100.1  101.6
7月  101.3      102.1   99.7

1〜4月までは前年対比ダウンだが、
5月からはまずかに前年対比UPしているようだ。

その小売業の中の大型店(百貨店・スーパー)だけを取り出して
前年対比を見ると以下の通り。
(単位:%)
1月  97.1
2月  97.1
3月 103.5
4月  99.0
5月 100.9
6月 104.5
7月  99.3

一方、コンビニエンスストアは以下の通り安定して伸びている。
(単位:%)
1月 104.2
2月  99.3
3月 105.1
4月 102.5
5月 104.2
6月 105.8
7月 104.8

しかし、実は、コンビニ既存店は以下の通りほぼダウンしている。
(単位:%)
1月  98.9
2月  95.1
3月  99.6
4月  99.4
5月  98.8
6月 100.1
7月  99.3

今に始まったことではないが、
コンビニは新規出店により何とか伸ばしていることが良く分かる。


以上を通じて分かるのは、
経済の基本であるモノ作りと流通がそれほど伸びていないということである。
アベノミクスにより、確かに、気分的には?経済上向き傾向なのだが、
上記データを見る限りはそれが現れていない。
「実は、思うほど伸びていないな・・・」というのが率直な印象だ。
あまりにも上記データが低調だからだ。

これは、ここ最近、急激に増えている金融投資や公共投資、
そして、建設需要・住宅着工等が上記データに表れていないことにもよる。

ちなみに、以下の通り、
新築着工件数は1月からずっと前年対比UPを続けている。
(単位:%)
1月  105
2月  103
3月  107
4月  115
5月  120
6月  110
7月  103


以上、これらの上記データを通じて言えることは、

経済の基本となる従来のモノ作りと流通は言うほど潤っていない・・・、
一方、金融投資や公共投資等によって建設需要は膨らんでいる・・・、
大企業や建設関連企業は恩恵があるようだが、
一般的な消費者はそれを感じられない・・・、

そんなアベノミクスの特徴がまさに出ている、

そう思って良いだろう。

2013年9月24日

VOL.378「福島第一原発 汚染水問題の解決!」

環境ビジネスに携わっている方々にとって、
福島第一原発汚染水問題に関しては常に関心を持たれていると思う。

前回ブログでも“私見”として伝えているが、
今、核燃料は敷地内の地中深くに潜っていると考えられる。

事故直後に核燃料が圧力容器を突き抜けて、
格納容器も破り、そして、コンクリート構造体をも突き抜けて、
地下に落下しているようなのである。

そういう状態のままで、
何本もの水脈がある地下水がそのまま原発構内に流れ込んできて、
直接溶けた核燃料に接して大量な高濃度汚染水になり、
そのまま海に流れ出し続けていて収拾が付かない状態のようなのだ。

何しろ、相手が自然界の力で山から下りてくる地下水なので、
しかも、地中深く流れてくるので誠に厄介なことである。

相手は自然界なのである。
自然界の大きな力の前に人間はしばしば無力になってしまう。

しかも、高濃度放射性物質に接した水は放射線分解して、
金属の腐食を促進して、タンクや配管に穴を開けていくことで、
二重三重に被害が広がってしまうようなのだ。
なので、時間が経てば経つほど、
第二・第三の腐食連鎖が起きてしまう可能性がある。

要するに、
従来の建築・物理・化学の技術では“お手上げ状態”の可能性が高い。


“従来の”建築・物理・化学の技術では困難であるが、
根本的な解決策が別にあると私は思っている。

それは何かと言うと、「微生物技術」と「波動技術」。

微生物技術については、過去、
国立環境研究所の研究グループが
放射性物質を取り込む細菌の研究をしており、
水中の放射性物質が放射線を出す能力(放射能)を
10分の1まで下げる細菌を発見しているそうだ。

また、フランスの生化学者の故ルイ・ケルブラウン博士は
「生物学的元素転換理論」を提唱していた。
これは、植物や動物、人体において、ある種の微生物の媒体により、
例えばナトリウムがカリウムに、ケイ素がカリシウムに変化するといった
「元素転換が生じる」という理論である。
この理論を応用し深堀りすることで、
放射性物質をより安定物質に元素転換することが可能になるかもしれない。

ただし、いずれも従来の物理・化学・機械分野では認知されていないもので、
それどころか、完全無視(あるいは、完全否定)されてきた考え方である。
「そんなことはあり得ない・・・」と。

しかし、今後、このような技術が陽の目を見る時代がやってくると思える。
しかも、この日本から
それらの新しい技術が実用され出していくと思えるのである。


ところで、

なぜ、福島第一原発事故が起きて、かつ、
なぜ、この非常に困難な汚染水問題が出てきてしまったのか?
それより、なぜ、この日本で起こってしまったのか?

私には、どうやら、それらは意味があって起こったように思える。


こらからの環境問題・エネルギー問題を解決する為に
全世界レベルで新しい技術開発が求められているが、
それは日本という国が中心になって
引っ張っていく宿命にあるのではないかと・・・、
本来、日本こそがその役割を担うべきではないかと・・・、

そう思えるのである。

だから、今回の原発問題・汚染水問題が起こったのではないだろうか。

石炭・石油・ガスといった化石燃料に恵まれず、
その結果、常にエネルギー問題を抱え、
それでも、日本は持ち前の技術力と勤勉さで世界有数の経済大国になった。

日本を悪く言うと、政治力が弱く、国際政治的な綱引きも全くの下手、
しかし一方で、東洋思想も西洋思想も両方分かり、
和的で情的で精神的にも優れている国民性を持っている。

大国のアメリカや中国とは全く違う!
ソフト的・心的な面でのレベルが違う!

日本で新しい技術が生まれて活用されていく為に、
今回の難しい原発問題・汚染水問題が起こったのではないだろうか!

危険な原発に依存しないエネルギーのあり方を
考え直す為に起こったのではないか!

そして、その新しい技術は日本から出るべきだから
この日本で起こったのではないか!

マクロに見ると・・・、

私にはそう思えるのである。


技術先進国“ニッポン”
日出ずる国“ニッポン”
和の国“ニッポン”

“天”から選ばれて、
この日本に非常に困難な問題が降りかかったのではないだろうか。

そして、最終的にはこの困難な汚染水問題も解決できるだろう、

そう思える。

なので、原発問題は決してフタをするのではなく、
ましてや政治的に隠したり、利権構造に使われたりせずに、
むしろ逆で、現状をドンドン明らかにしていって課題も出していって、

「本当に行うべきことは何なのか?」「本当は何を行うべきなのか?」

従来の利権に囚われず前向きな議論をして、
新しい考え方と新しい技術を導入しての技術開発が必要だと感じる。

この福島第一原発汚染水問題、
解決できるのは2015以降の2020年頃になるだろう。

ただし、既存の政権構造では本当の新しいものは出てこないので、
その時は政治体制等も今とは全く違ったものになっているだろう。

2013年9月16日

VOL.377「福島第一原発 汚染水の実態」

2020年オリンピック・パラリンピックの開催地に東京が選ばれた。
とても嬉しいことである。

しかし、開催決定日のIOC総会での安倍首相の招致プレゼンで、
「福島第一原発の汚染水については完全にコントロール出来ている!
将来に渡って大丈夫だ!」
と宣言したことについて、正直、私は非常にマズイと思っている。

福島第一原発の現状が“危機的状況”だと思うからである。
何が一番危機的かと言うと、
「現状を正しく把握出来ている人が誰もいない!」ことである。

この「現状を正しく把握出来ている人がいない」というのは
間違いない事実である。
今、核燃料がどこにどういう状態で存在しているのか?
今のところ、誰も実測不能・観測困難だからである。

さて、私見であるが、今、
核燃料は敷地内の地中深くに潜っていると考えられる。

本来、核燃料は圧力容器の中にあり、圧力容器は格納容器が守り、
さらに、それらの周辺ををコンクリート構造体が覆っている。

しかし、どうやら、3.11の事故直後すぐに、
核燃料が圧力容器を突き抜けて、格納容器も破り、
そして、コンクリート構造体をも突き抜けて、
地下に落下しているようなのである。

それ以来、山から下ってきた地下水が溶けた核燃料に接して
そのまま海に流れ出し続けているようなのである。
そして最近では、地下水の水位も上がってきて、
継続して大量な高濃度汚染水が垂れ流し状態になっているのである。
さらに、地下水の水脈は何本もある。
何本もの水脈から、
収拾が付かない状態でそのまま原発構内に流れ込んでいるのである。

何しろ、相手が自然界の力で山から下りてくる地下水なので、
しかも、地中深く流れてくるので誠に厄介なことである。

相手は自然界なのである。
自然界の大きな力の前に人間はしばしば無力になってしまう。

しかも、高濃度放射性物質に接した水は放射線分解して、
金属の腐食を促進して、タンクや配管に穴を開けていくことで、
二重三重に被害が広がってしまうようなのだ。
なので、時間が経てば経つほど、
第二・第三の腐食連鎖が起きてしまう可能性がある。

こういう状況に対して、
政府は国が全額負担して、原発施設の周りの土壌を凍らせて
地下水の流入を防ぐ遮水壁の建設をするとのこと。
遮水壁は2014年度中に完成させて、
さらに、原子炉建屋周囲のくみ上げ井戸を緊急に改修して、
地下水をくみ上げるとのこと。

はたして、自然界の大きな力の前に、
そのような対策で抜本的に解決できるのだろうか。

今の状態のまま(地下水がドンドン入り込んでいる状態)、
政府が考えている土壌凍結で止めようとすれば、
逆に地盤が上に盛り上がってしまって(地盤隆起)、
尚更、収拾が付かなくなってしまうのではないか。

水(雨)は雲から降って山に注ぎ、川になり平野部に注ぎ込む、
あるいは、地下に潜って地下水となり、
いずれも最終的には海に放出されて、
やがて、海の水は水蒸気となって上昇し、
再び雲になる・・・。
そして、雨が降り・・・、

それが自然界の循環法則。

それを政府は力付くで止めようとしているわけだ。
しかし、そういう自然界の大きな流れを止めることは絶対に無理。

要するに、
通常の建築・物理・化学の技術では
収拾不可能なお手上げ状態の可能性が高いのである。

単なる1つの機械の故障ならばそこだけ修理すれば良いが、
とにかく、相手は自然界なのである。
自然界の大きな力の前に人間はしばしば無力になってしまう。
誠に厄介なことである。

もしかすると、
安倍首相はこれら本当のことを知らされていないのではないか、
と私は思う。
そうでなければ、IOC総会で、全世界の前で、
あのような安心宣言を出せるはずはないと思う。

いずれにしても、福島第一原発の現状は危機的状況であるというのが
私の今の認識である。


さて、今回、私は危機的状況ばかりを煽ろうとは思っていない。
私なりに考えてみると、
通常の建築・物理・化学の技術では困難であるが、
根本的な解決策は別な方法があると思っている。

それは何かと言うと、「微生物技術」「波動技術」である。

しかも、この「微生物技術」と「波動技術」は、
日本こそが世界に誇れる優秀な技術を持っている。

これまでの物理・化学の世界では解決できない技術、
そして、将来のエネルギーのあり方までも変える可能性を持っているのが
この「微生物技術」と「波動技術」。


「微生物技術」と「波動技術」については、
過去の本ブログでも少し触れているし、今後も取り上げていくが、

なぜ、福島第一原発事故が起きて、かつ、
なぜ、この非常に困難な汚染水問題が出てきてしまったのか?
それより、なぜ、この日本で起こってしまったのか?

どうやら、それらは意味があって起こったようである。


※次回ブログに続く


2013年9月 9日

VOL.376「東京オリンピック開催決定!」

東京オリンピック開催決定!
昨朝、嬉しいニュースが飛び込んできた。

IOCでの東京都のプレゼン、私はVTRでしか見ていないが
あのような大規模な国対抗形式のプレゼンはなかなか緊張感がある。

その東京都のプレゼンはとても印象的に感じた。

まず、高円宮妃久子さまのフランス語での冒頭挨拶。
とても良かったと思う。
2011年「3.11」東日本大震災に対して世界から支援があったこと、
その感謝の言葉から始まっていたからだ。
皇室らしくしっとりと落ち着いていて、さすがに品があって・・・。
とても良かったと思う。

次に、パラリンピック出場の佐藤真海選手。
大震災被災地の気仙沼出身のパラリンピック選手ということで、
聞いている人の情感に訴えるスピーチとなっていた。

そして、
ロンドンオリンピックフェンシングで銀メダルを獲得した太田選手、
彼が一番気持ちの入ったスピーチだった。

元シンクロ選手だった小谷実可子さん出演による映像。
映像VTRなので事前に作られていたものだったが、
スポーツで世界一流になり、
引退後もこういう活動が出来る能力があるというのは羨ましい限りだ。
華々しいスポーツ界での実績があっても
第二の人生が上手く行かない人の方が圧倒的に多いのだろうが、
彼女は違う。
改めて、小谷さんの幅広い能力に感心した。

そして、
滝川クリステルさんの日本らしさを言い表した「お・も・て・な・し」という言葉。
とても印象的なプレゼンであった。
日本古来からある「親愛」とか「互助」とか、
そういう日本人の持つ良心について説明していた。

安倍首相のプレゼンも良かった。
歴代の首相の中ではなかなかプレゼン上手な方だと思う。
ただし、
「福島第一原発の汚染水については完全にコントロール出来ている!
将来に渡って大丈夫だ!」とのコメント。
汚染水問題が危機的状況だという認識を持っている私にとっては
「そんなこと言って良いのか!?」という感じだ。
(あそこまで断言するとは驚いた。
おそらく、安倍首相に本当のことが伝わっていないのだろう)


いずれにしても、今回の結果を総合的に判断すると、やはり、
日本の強みである経済性・安全性等が評価されてのことなのだろう。
マドリードやイスタンブールと比べれば、
誰の目からも明らかで、その点では圧倒的だ。

東京チームは確かに一体感があった。
それが委員にも強く伝わったのかもしれない。


ところで、私は強く思っている。

これからの日本の活性化のキーワードは「日本化」だと・・・。

その土台となるのは前述の滝川クリステルさんがプレゼンしていたような内容で、
日本人が古来から持つ独特の精神文化だと・・・。
これをより一層深めることであると・・・。

もう使い古された感のある「グローバルスタンダード」という言葉で
世界統一基準に合わせるだけではなく、
(もちろん、現実的にはそういう部分もあるが)

「日本」の追求、「日本」を見つめ直す、
「日本化」こそが日本活性化のキーワードである、そう強く思っている。

日本には諸外国にない先進的技術がある。
もちろん、アジア諸外国に追い付かれて
価格的にも立ち打ちできない技術も多いが、

逆に、新技術がドンドン作り出されている。
特に、環境・エネルギーマーケットでは
日本の技術が世界最先端であるものが多い。

日本の良さ・強みをしっかりと見つめ直して、
日本的な心の部分と日本的なテクニカルの部分を追求する「日本化」でこそ、
日本は大いに活性化する。


同様に、
企業の“本当の”活性化は「その企業の内部」を見つめ直すことでしか出来ない、
そう思っている。

そしてさらに、
自分自身の“本当の”活性化は「自分自身」を見つめ直すことでしか出来ない
のである。

他の企業の仕組みを学んだり、他人の物真似、
それはそれで戦闘的・テクニック的にはとても大事であるが、

本質的には、何かの形で“自らを見つめ直すこと”がとても大事なのである。


2013年9月 2日

VOL.375「シリア情勢」

今回は、世界を騒がしているシリア情勢について少し取り上げる。

すでに周知の通り、
シリアのアサド政権が化学兵器を使って子供を含む住民多数を殺傷したとして、
アメリカ・フランスは軍事攻撃の準備を進めている。
そして、その化学兵器とは何とサリンだとか。

このまま何も対応しなければ、
化学兵器の再使用を招いて国際基準が崩壊してしまうというのが
アメリカ側の大義名分。

しかし、本ブログを見て頂いている賢明な方々は
その大義名分を完全に信じている人は少ないのではないだろうか。


さて、私の意見は以下の通り。

もちろん、アメリカの目的は原油。
原油市場を不安定にして原油価格の高騰を狙っている。

シリア自体は主要な産油国というわけではないが、
輸送される海上ルートやパイプラインに近接している。
シリアの南西には原油輸送の要衝としてスエズ運河があり、
東にはイラク北部の油田地帯がある。
北側はトルコに接しており、
そこには大量のイラク原油を地中海に送るパイプラインと
中央アジア原油を運搬するパイプラインがある。

本ブログVOL.372でも伝えているが、
http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2013/08/post_492.html
アメリカはシェールガス・シェールオイルの自国生産を武器に
エネルギー輸出国を目指している。
実際に、原油・天然ガスの輸入量は激減していて自国生産が急増している。
今のところ、アメリカがそれ(エネルギー輸出国)を実現できるのは
2017年以降。
なので、それまでは世界の原油価格は高止まりしてくれた方が良い。
原油価格が暴落してしまうと、
シェールガス・シェールオイルの自国生産のメリットが少なくなるからである。

だから、出来る限り、中東情勢の危機感を煽りたいのである。

以下のデータは
2012年1月から2013年7月の月別中東ドバイ産原油価格である。
(単位:ドル/1バレル)

2012年1〜6月:110⇒116⇒122⇒117⇒107⇒94⇒
2012年7〜12月:99⇒108⇒111⇒109⇒107⇒106⇒
2013年1〜6月:108⇒111⇒105⇒102⇒100⇒100⇒

2012年1〜6月に比べると、価格が落ち着いてきている。
100ドルは切りたくないのだろう。

大量破壊兵器があると偽ってアメリカがイラクを攻撃したのは、
イラクの原油利権をロシア・中国・フランスから奪還する為であったのは
衆知の事実。
自国の利益の為ならば手段を選ばないアメリカはやはり凄い。

しかし、アメリカがシリア攻撃か?と伝えられていても、
(確かに原油価格は高止まりしているが)
実は、中東ドバイ産原油価格は思うほど高騰していない。

なので、価格高騰が実現されないと判断した場合、
もしかすると、シリア攻撃は実行されないのかもしれない。
しかし、実行されたとすれば、アメリカが相当焦っている証拠かもしれない。

そのように私は感じているところである。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






【オススメブログ】



オフィシャルサイトはこちらからどうぞ 株式会社船井総合研究所


ブログランキング【くつろぐ】
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 環境ビジネスへ

■過去の日記