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2014年6月30日

VOL.416「サッカーワールドカップ日本代表を見て改めて感じたこと」

サッカーワールドカップ、
日本代表は無残にも敗退してしまった。

多くのプロ解説者がいろいろな言い方・論調で
その敗因を伝えてくれた。

・特に、初戦に日本らしい攻撃的なサッカーが出来なかった!
・ザッケローニの采配はブレた!不可解だ!
・本田は彼本来の本調子から程遠かった!
・香川もミスを連発、全く“らしく”なかった!
・今に始まったことではないが、日本は「個」が弱過ぎる!
・やはり、メンタル面の弱さや戦う姿勢の甘さが出た!
 腰が引けていた!
・・・・・・・

さらには、こんな意見を出していた解説者もいた。

日本が試合をした3か所はすべて酷暑に見舞われた。
芝も剥げかかっていた。
日本もJユース出身選手が増えて人工芝育ちが増えた。
南米のような荒れたピッチの難しさを経験していない。
これを利点にしたのは
厳しい環境で育って来た南米・北中米・アフリカ勢。
これらの国々は大活躍だ。

また、次のように本質的な課題を提言してくれた解説者もいる。

今、日本代表は興行的な役割になってしまった。
選手はスター扱いで必要以上に持ち上げられ、
スポンサーを気にして弱い相手との国内親善試合ばかり。
コンサート会場のような代表戦の雰囲気だ。
協会・メディア・スポンサー・ファン、
それぞれが見直すべき時がきている。
この敗戦は変わるチャンスだ。

さらには、こう言っているコメンテーターもいる。

自分たちがいかに井の中の蛙であったか・・・。
井の中の蛙状態になってしまったのは、
選手だけの責任ではない。

風当たりが強かったザッケロ−ニ監督に対して
こう言っている人もいる。

彼は、本当に良い人だ。
選手に対する信頼は厚かった。
一人の外国人として日本に順応し、
日本文化を理解しようとしてくれた。
協会やスポンサーのオーダーにも何でも応じた。
人柄は良い。
でも、結局は負けたんだ。
・・・・・・・

代表チームが帰国した羽田空港では、
罵声が飛び交うかと思いきや、
ねぎらいと温かい声援、黄色い声援も飛んだという。
「もっと厳しい声を覚悟していたけど・・・」
と選手は“戸惑い”を見せたという。

これが、日本の国民性なのだろう。
良く言えば、何と人間性の高いのだろう。
でも、確かに、これでは勝負事には弱いのかもしれない。

そう言えば、1994年ワールドカップアメリカ大会、
大ミスをした選手が
帰国直後に射殺される事件が起きた(ほぼ即死)。
その選手の国は、今回、第3戦目で対戦したコロンビア。
まさに、他国は死ぬか生きるかの戦いだ。。。

国の違いである。

日本はこういった国々と戦わなければいけない。

他国の試合を見ていても、「サッカーは肉弾戦」と改めて痛感した。
ラグビーかと思うほど、恐ろしく物凄く体をぶつけ合う。
その中でテクニックも披露していく。


結局、井の中の蛙だったのだろうか。

監督・選手だけではなく、ファン・マスコミ・我々含めて、
世界のレベルアップに気付かなかったようだ。
お恥ずかしい限り、この私も・・・。


これは、何もサッカーだけに限ったことではない。

プライベートな世界でも、

自分はやっている!
オレはこれだけ頑張っている!
オレは悪くない!
と、自分のレベルは置いといて、
自分を自分で認めたいので、
外部環境の精にしてしまうケースがある。

ビジネスの世界でも同様。

自社はやっている!
ウチの会社はこんなにやっている!・・・と。
自らのやっていることは自分で認めたい・・・と、
認めてもらいたいと思う。

あくまでも自分主体に考える一方で、
それでいて外部環境を客観的に見直して整理・分析して、
外界の変化・レベルアップも認めて
自らも柔軟にレベルアップさせなければいけない。

どうしても、
「まさか、この自分が、自社が、
井の中の蛙なんてことはないだろう・・・」
と思いがちになる。

充分に気を付けたいと思う。

自分自身への戒めと捉えたい。

2014年6月23日

VOL.415「電力自由化とは?〜サルでも分かる電力自由化〜」

すでに充分に理解されている方も多いと思うが、
今回は素人の方向けに、
それこそ「サルでも分かる・・・」ように
電力自由化について伝えてみたい。

6月11日に電力システム改革3本柱のうちの1つ
「電力小売業への参入の全面自由化」
の法律が参議院で成立した。

今、使用電力量の約60%は実質自由化されており、
残りの40%は規制があって自由化されていない。
すでに自由化されている60%は電力のヘビーユーザー。
ここで言うヘビーユーザーとは、
電気を大量に使用する工場やビル・店舗・施設・事業所等。
大規模工場はもちろん、小さな町工場等も入ってくる。
自由化されていない残りの40%は小さな店舗・事務所と一般家庭。
コンビニよりも小さな規模がちょうどその境目に当たる。
ちなみに、件数となると、
(一般家庭数があるので)
全体の90%以上は非自由化部門になる。

自由化されている部門(工場・ビル・店舗・施設)は
非自由化部門(小さな店舗・事務所・一般家庭)よりも
電気代が安い。
非自由化部門が20数円/kwなのに対して、
自由化部門は10数円/kw。
まあ、多めに言うと、
自由化部門の電気代は非自由化部門の半値。

自由化されていないというのは
東電や関電等の電力会社10社にしか電気を売る権利がないということ。
かつ、関東ならば東電だけ、関西ならば関電だけしか売る権利はない。

自由化されているというのは
東電や関電等の電力会社10社以外にも
売る権利を持つ会社があるということ。
電気を売る権利を持つ会社を「新電力」と言い、
今、新電力は200社を超えている。
ただ、電気を売る権利を持っているだけで、
電気を作っているとは限らない。
(発電能力がなくても、売る権利は持てる)
また、権利を持っているだけで、
今、実際に販売事業を開始している比率はまだ低い。

ちなみに、この売る権利を獲得するのは、
“普通の”民間企業でも可能だ。
さすがに、資本力のある大手企業が多いが、
地域の中小企業や資本金の少ない有限会社でも
売る権利は獲得できる。

さて、その新電力の中で電気を一番売っているのは(株)エネット。
NTTファシリティーズ・東京ガス・大阪ガスの共同出資会社で
年間1600億円くらいの電気を売っている。
エネット1社で新電力の50%シェアを占める。
エネットは自前でガス火力発電所を数拠点持っているのが強い。
まあ、東電等と同じ事業と思って頂ければ良い。
間接経費等は東電等よりも少なくて済むので、
東電よりも電気を安く売れる。

そのような新電力がこれまでの非自由化部門に参入できるのである。
いつから参入できるか?
2016年からである。
再来年のことで、もうすぐ目の前である。

その昔、電話事業も電電公社が解体されてNTTになり、
今では、ソフトバンクやAuが出てきている。
国鉄も分割されてJR●●と複数の会社になった。

おそらく、これから新電力はドンドン増えて、
2020年までには1000社を超えるのではないか。
その後は数年間で淘汰が進み、
最終的にはある一定の数で収まるだろう。

電力自由化とは新電力のシェアが増えていくこと。
今、新電力のシェアはまだ3%程度。
今後は新電力のシェアは間違いなく増えていく。
前述したように、
非自由化部門は自由化部門の倍近い電気代なので、
電気代を安く提供できる新電力は増えるだろう。

ただし、急に10%・20%にはならない。
まだまだ発電が足りないからだ。
新電力が自前で発電所を作ると言っても容易ではない。
そう簡単にパカパカ作れない。
資金もそうだが、なかなか適した土地がないのである。
電気代が相対的に上がっていく中で、
ユーザーからの需要は高いが供給が追い付いていない状態である。
今は完全に、「需要」>>「供給」の状態。
なので、電気を作れる企業は強い。

<次回に続く・・・>


2014年6月16日

VOL.414「サッカーワールドカップ 日本の戦いはどうだったか?」

マスメディア等で大々的に報じられているように、
サッカーワールドカップ日本代表の初戦は
コートジボワールに1対2で負けた。

敗因についてはマスメディア等で多くの解説者が述べたり、
出場選手がインタビューを通じて伝えているが、
サッカー好きの私としても、少し個人的な感想を述べたい。

一言で言うならば、「・・・らしくない!」の一言に尽きる。
「日本らしさ」が全く出ていなかったということである。

ここで私が言う日本代表サッカーの「日本らしさ」とは、
「アグレッシブに攻めて勝つ!」という戦略である。

相手ボールになっても、
後ろに下がらずに前線から守備をして
全員でボールを奪いに行く、
引いて守って耐え忍ぶ・・・的な守備的戦術ではなく、
守っている場合でも
あくまでもドンドン前から相手にプレッシャーを掛けて
“攻撃的に”守る、
そして、攻撃に出たら、
多くの人数を掛けて細かなパスを回してリズミカルに攻める、
1人だけの力に依存せずに全員で攻撃する、
出来る限りボールを保持し続けて
自分たちのペースで試合を進める。

そういう動きがこれまで目指してきた「日本らしさ」だろうと・・・。


それが、試合開始から前に出れなくて
何かを恐れるように受身に回ってしまい、
後ろにズルズル下がりがちだった。
「何か、変だ!マズイぞ!」
と試合開始から私は感じていた。
「このままだと、必ず点を取られる!」
そんな思いで試合の進捗を見ていた。
もちろん、本田選手が先取点を取った時には
行けるぞ!感は少し持ったが、
結局、「アグレッシブに攻めて勝つ!」
という流れにはならなかった。
「こんなはずではないのに・・・」
正直、私はずっとイライラしながら見ていた。
とにかく、「・・・らしさ」が全く見えなかったからである。

初戦なので慎重になり過ぎた・・・、
大事にし過ぎて硬く行き過ぎた・・・、
暑さと湿気でコンディションが良くなかったかも・・・、

多くの解説者はそう言っていた。

サッカー好きの多くのサポーターは同じだと思うが、
1年前のコンフェデカップのイタリア戦や
半年前の親善試合のオランダ戦やベルギー戦を見た時の
日本代表の「・・・らしい」良いイメージが
私にはあった。
なので、試合中ずっと、そして、終わった後でも、
ずっと歯がゆい気持ちでいた。


やはり、何事も、
攻めないとダメだ!
受身になってはダメ!
守りに入ってはダメ!
自分の良さを最大限に出して、
ドンドン攻めてアグレッシブに行かないと!

サッカーに限らず、仕事上でも、
改めて、そういう思いを持っているところである。


※日本代表はこんなものではない!
  もっとやれるはず!
  是非、次の試合は「日本らしさ・・・」を見たいものだ!
  頑張って欲しい!

2014年6月 9日

VOL.413「AKB総選挙に見るマーケティング戦略」

6月7日にAKB総選挙があったようだ。
正直、私個人的には全く興味はないが、
一応、人並みにその結果を調べてみた。

まずは、総得票数の推移。

第1回(2009年)…未集計
第2回(2010年)…37万7786票
第3回(2011年)…116万6145票
第4回(2012年)…138万4122票
第5回(2013年)…264万6847票
第6回(2014年)…268万9427票

改めて、総得票数を見ると、300万票近くもあり、
(1人で何票も・・・という重複投票があるとしても)
スタートして数年で10倍になっているわけで、
これはこれで物凄い数だ。

もっとも、
昨年(2013年)は
一昨年(2012年)に比べて倍増の勢いだったが、
今年(2014年)は昨年に比べて微増だったようだ。

今回の総選挙には過去最多の296人が立候補。
(そんな大人数で参加していたとは・・・)

そのうち、上位64位圏内では以下のような結果。

               得票数  昨年対比
AKB(東京母体)    24人   90万票(89%)
SKE(名古屋母体)  16人   48万票(98%)
NMB(大阪母体)   11人   26万票(133%)
HKT(博多母体)    11人   36万票(156%)

上記のうち、
最も伸び率の高かったHKTは昨年6人だったようで、
ほぼ倍増した形である。

東京母体のAKBが昨年対比90%を割り込んでいるのに対して、
誰の目にもハッキリしているのは「地方躍進」。

これをマーケティング的に言うと、
「地域マーケティング」「地方マーケティング」。

プロ野球やJリーグもそうだが、
地方が盛り上がるとリーグ全体も盛り上がる。

逆に言うと、全体を盛り上げるには、
地方の盛り上がりが不可欠だ。

もちろん、全体を引っ張るリーダー役は首都圏だが、
それに対抗する地方が活躍してこそ、
その業界全体は盛り上がる。

私などはAKBを見ても誰が誰で、どこの所属か、
ほとんど見分けも付かない・・・、
みんな同じ顔に見えてしまう・・・。

突出した大物・カリスマがいなくても、
現段階ではマーケティング的に成功している。

改めて、

総合プロデューサー秋元康氏のマーケティングスキルには
敬服するのである。

2014年6月 2日

VOL.412「1ページのホームページで新たな顧客を獲得する手法!」

環境ビジネス・水ビジネス、及び、
省エネビジネス・再生可能エネルギービジネス等を
展開する企業にお薦めしている新規顧客開拓手法がある。
それはホームページを新たに1ページ作って運営する方法である。
多くの企業では自社ホームページを持っていると思うが、
今持っているホームページとは別に1ページだけ作るのである。

まずは、以下にこの手法の特徴を以下に示そう。

1.規模の小さな中小企業に適している
2.商品は良いが営業力が弱い企業、
  技術は良いが売り方が下手な企業に適している
3.新規顧客の開拓がなかなか進まない企業に適している
4.WEBに詳しくなくても始められて、
  新たな人材は必要としない
5.女性スタッフで運営できる
6.下手な営業マンを雇うよりも効果的
7.初期に必要な経費は10数万円程度と低額
8.作成完了まで2ヶ月間程度
9.作成したら翌月から効果が体感できる
10.問い合わせがあったら、通常の営業を仕掛ける

さて、こちらのホームページを見て頂きたい。
今回紹介したいホームページ手法の1つの事例である。
http://www.ecosmart-hf.com/

一応、数ページ作っているものの、
実質、1ページだけで集客している。

ホームページを作ってすぐにアクセスは上がり、
そこから問い合わせが入る。
実際、どれくらいの問い合わせがあるかどうかは、
その取り扱い商品が普及している商品かどうか、
競合他社が多いかどうか、
自社商品に特徴・強みがあるかどうか、
・・・・・・・
その扱い商品によって全く異なるが、
翌月からアクセスが急激に上がるのは間違いない。

それは当たり前で、
クリック課金型のネット広告を使うからである。
もうご存知の方も多いと思うが、
1クリックいくらで支払う広告手法である。
1クリックいくら・・・なので、
クリックされなければ課金されない。
おカネは支払わなくても良い。
クリックされた分だけ支払うので、
その分、安心と言える。
最大のポイントは
このクリック課金型のネット広告の使い方である。

クリック課金型のネット広告の場合、
単価設定は自由で、
その単価は高くもできるし、低くもできる。

環境・省エネビジネスを行う中小企業ならば、
1クリック100円を切る価格にしていくことが大事である。

月間5万円のネット広告を使い、
月間500〜600クリックを目指すのが
中小企業に適したやり方だろう。
そして、500〜600クリック獲得できれば、
5〜6件程度の問い合わせが来る。
そのうちの40%が受注できるとすれば、
2〜3社程度の新規顧客が獲得出来る。
扱い商品の単価が顧客1社当たり100万円ならば
売上200万円が新規で獲得できることになる。

もちろん、
扱い商品によって単価が各社バラバラなので、
目標とする売上・獲得できる売上変動するので、
は一概には言えないが・・・。

いずれにせよ、
営業マンを贅沢に雇えない中小企業にとっては
有効な手法である。

以上、これらを上手く使いこなすと、
新規売上を増やすことが出来るのである。

この方法はブランド力のない中小企業ほど実践すべきもので、
ブランド力が不足していても
新規顧客開拓しやすい手法である。

是非、検討して頂きたい。


※6月21日(土)にはこの手法に関する勉強会があります。
 <会場は船井総研の東京オフィス>
問い合わせ先:株式会社船井総合研究所 
環境ビジネスコンサルティンググループ
担当:馬道(ウマミチ)
TEL : 03-6212-2934
FAX : 03-6212-2943
MAIL: m-umamichi@funaisoken.co.jp
http://www.eco-webnet.com/study/detail.html?sid=330





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
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