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2017年5月28日

VOL.561「利用実績最大の省エネ補助金スタート」

省エネ関連補助金は多々あるが、
過去の利用実績が最大の省エネ補助金の
公募が5/25に始まった。
以下がその概要である。

1.大きくは2分類
1つは事業所・工場単位で獲得を目指せるもので、
もう1つは設備単位で獲得を目指せるもの。

2.事業所・工場単位で獲得を目指せるもの
これには4種類ある。
(1)事業所・工場全体で1%以上省エネになる
(2)ピーク対策で5%以上の効果が出る
(3)EMS効果で事業所・工場全体が
   省エネ率2%以上になる
(4)EMS効果でピーク対策効果が
   10%以上になる
これら4つのいずれかに当てはまり、
かつ、投資回収5年以上であれば
最低条件はクリアできる。

3.設備単位で獲得を目指せるもの
以下の設備に関して、
ある特定の機種に更新する場合に
最低条件はクリアできる
・照明・空調・ヒートポンプ・給湯器
・ボイラ・コージェネ・工業炉・変圧器
・冷凍冷蔵庫・モーター

4.補助額は以下の通り
・上記2の(1)(2)は設備・工事費の1/3、
(3)(4)は設備・工事費の1/2
・上記3は設備費の1/3


今回の補助金は6/26が申請期限。
是非、省エネ関連企業は
自らの顧客に情報提供して頂きたい。

ところで、
省エネ関連でビジネス展開している企業にとって、
今回の補助金の情報を提供できないというのは
“致命的”であると受け取って欲しい。

メルマガでも良いし、
パンフレット持参でも良いし、
直接のTELでも良い。

情報提供こそがビジネスの基本である。


※上記補助金の詳細はこちら
https://sii.or.jp/cutback29/overview.html

2017年5月21日

VOL.560「ビジネスの潮流〜ストックビジネス〜」

今に始まったことではないが、
多くの業界で「ストックビジネス」が増えている。
「ストックビジネス」とは、
低額だが定期的に(月単位で)売上が
徐々に積み上がる仕組みで、
それに対して「フロービジネス」は
これとは逆のビジネスである。

「フロービジネス」
・一時的
・スポット的
・高単価
・不安定
・短期的
「ストックビジネス」
・継続的
・連続的
・低単価
・安定的
・長期的

今、広告・WEB・デザイン業界で
このストックモデルで注目されているのがこれ。

https://cyclo.jp/lp_creative_web/

また、フロービジネスの典型と思われている
システム開発の業界で注目されているのがここ。

https://www.sonicgarden.jp/

普通、システム開発というものは
案件毎・物件毎で仕様の交渉があり、
その仕様がまとまれば一気に作り込み、
一定期間内に納品して入金頂く
という形だろう。
例えば、1年間で納品して
1000万円で一度にドン!
という売上計上になる。
しかし、それとは異なり、
一気に1000万円ドン!ではなく、
毎月70万円定額でフィーを頂き、
その間は仕様変更にも応じて、
常に最新バージョンを更新していく
というスタイルである。
まあ、商品販売とメンテナンスをセットにして、
月額定額で提供するサービスとも解釈できる。
いずれも、通常ならば
依頼毎・案件毎・物件毎で仕様と価格がマチマチで
非常にオーダーメイド性が強い業界であるが、
見事にストック化している。

今回は2つの事例しか出していないが、
各業界でこのモデルが増えている。

「いや〜、ウチの業界では無理だな…」
と思われた方の業界ほど、
実は面白いだろう。

「ストックビジネス」

是非、皆さまの業界でも
検討頂きたいテーマである。

2017年5月14日

VOL.559「地域中小企業でもサイバー攻撃受ける」

先週末、ニュースとして飛び込んできたのが、
全世界を襲ったサイバー攻撃。
被害国数は約100カ国で、
被害件数は7万5000件以上とのこと。
幸いなことに、現段階では
日本国内の被害は報告されていないようだ。
多くの方々は「ちょっと遠い世界の話」に
聞こえているかもしれない。
「ウチは地域の中小企業だし・・・」
という感覚だ。

しかし、私は全くそう思っていない。
なぜならば、
実際に船井総研のクライアント企業が
昨年サイバー攻撃に遭って
実害を出しているからだ。
このクライアント企業は大手ではなく、
地域の中小企業。
もっと具体的に言うと、
東北地方の社員が数十名の会社だ。
(ここではA社としておこう)

A社は自社のWEBサイトを上手に活用して
受注をしている会社だが、
昨年のある時、急にWEBサイトが
自社で管理不能になってしまったのだ。
管理画面が乗っ取られて
自社のWEBサイトが
閲覧不能になってしまったのだ。

結果として、
数ヶ月間もWEBサイトは閉鎖し、
売上が数千万円単位で落ちてしまった。
地域の中小企業にとって
数千万円はとても大きい。
これまでのWEBサイトのコンテンツは
すべて使えなくなり、
WEB上の過去の顧客データも吹っ飛んだ。
今ではWEBサイトを全面リニューアルし、
セキュリティ対策も入念にしているところである。

世界的な大手企業ならば
分かるような気がするが、
地域の中小企業が、
なぜ、そのような攻撃を受けたのか?

可能性の1つとしては愉快犯。
まあ、昔からこれはある。

もう1つある。
それは、競合企業である。
実際にいくつかの業界で
競合企業がサイバー攻撃をしている例があるからだ。
実際に船井総研にそういう相談が入ってきている。

実は船井総研にはサイバーセキュリティに
詳しいコンサルタントがいて、
実際にその対策の相談に応じている。
彼らなどは、
「サイバー攻撃は簡単に出来る!」
と断言している。
もちろん、実際にするわけはないが、
技術的には「簡単に出来る!」らしい。
それだけ、現状のWEBサイト等は脆弱なようだ。
しかも、中小企業ほど。

さてさて、今回お伝えしたいのは、
地域中小企業でもサイバー攻撃受ける
ということ。
しかも、誰がそんなことをするかと言うと、
競合企業の可能性があるということである。

製品や価格での競合対策は必要だが、
サイバーセキュリティでも対策は必須である。


2017年5月 7日

VOL.558「21ヶ月ぶり!驚きのデータ!」

さて、ここ最近の皆さまの
企業業績はどうだろうか?
本ブログでは定期的に紹介しているが、
今回は世間一般の企業業績を
マクロで把握できるデータを見てもらいたい。
驚きの結果が見て取れる。

<小売業販売額:昨年対比>
2016年
1月  99.8%
2月 100.4%
3月  99.0%
4月  99.1%
5月  97.9%
6月  98.7%
7月  99.8%
8月  97.8%
9月  98.3%
10月 99.8% 
11月 101.7%
12月 100.7%
2017年
1月 101.0%
2月 100.2%
3月 102.1%

ここで言う小売業とは
国内主要な百貨店・スーパー・コンビニ・
ドラッグストア・ホームセンター・家電店等のこと。
このデータより、
いわゆる生活必需品系の市場動向が分かる。

一目見て分かるように、
2016年11月がターニングポイントになっている。
2月を除くと2016年の10月までは
100%を切っていたが、
11月からはずっと100%超が続いている。
特に、2017年3月は102%を超えてきている。
“超”安定期(衰退期?)マーケットとなった
百貨店・スーパー・コンビニ・ドラッグ等が
ここ数年間の中で102%を超えたのは、
消費税増税前の駆け込み需要(2014年3月)とか、
消費税増税後に落ち込んだ年の
翌年同月(2015年4月)とか、
そういう特殊要因時にしかない。
なので、この102%という数字は
物凄く良い数字だ。
最初、この数字を見た時には私も驚いた。

次に、卸売業データを見てみよう。
先ほど以上に私はビックリした。

<卸売業販売額:昨年対比>
2016年
1月 93.8%
2月 96.0%
3月 93.2%
4月 94.7%
5月 93.3%
6月 92.7%
7月 92.4%
8月 96.2%
9月 94.0%
10月 93.4%
11月 98.7%
12月 97.6%
2017年
1月 99.8%
2月 99.6%
3月 102.9%

前述の小売業よりも
より安定期(衰退期)と言える卸売業。
ここ数年間の中で
消費税増税とか特殊要因以外で
100%超というのはなかった。
それが見事に2017年3月は100%超になった。
これは何と21ヶ月ぶりのこと。
この21ヶ月前に100%超えたというのは
消費税増税(2014年3月)後に
売上激減したので、
その翌年に跳ね上がったからである。
“驚愕”と言っても良い数字だ。

しかも、2016年10月までは93〜96%で、
年末の11月を境に
2017年2月までは97〜99%となり、
まさに、ホップ⇒ステップ⇒ジャンプという
感じで上昇している。

続いて、鉱工業出荷データ。
一般的な製造業の市場動向が分かる。

<鉱工業出荷額:昨年対比>
2016年
1月 94.9%
2月 96.5%
3月 98.3%
4月 97.7%
5月 98.4%
6月 98.9%
7月 99.8%
8月 99.8%
9月 100.7%
10月 99.3%
11月 102.8%
12月 104.2%
2017年
1月 102.5%
2月 105.6%
3月 103.2%

鉱工業の方は
2016年1〜6月は94〜98%だったが、
7月以降99〜100%超になっていた。
小売業・卸売業よりも一足早く
昨年対比で良くなっていた。
それが、2017年に入り一層
102〜105%とその昨年対比も上昇している。

以上、これら3つの指標を見ると、
まさに明らかだろう。
今年2017年に入りすべて好況なのだ。
特に、3月は良かった。
しかも、この傾向が
小売業・卸売業は昨年年末の11月頃から、
鉱工業は下期の7月頃から出ている。
感覚的もそう思いながら過ごしているが、
データ的にもハッキリ現れている。

と言うことで、
皆さまの企業業績はどうだろうか?

マクロデータと同じように
上がってきているだろうか?

上がってきているとすれば、
ある意味、それは当然。
全体が上がっているからだ。

逆に、企業業績が悪い場合、
かなり考えものである。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
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●船井総合研究所
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