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2017年11月26日

VOL.584:「ビジネスチャンスはそこにある!」

建設業・製造業・飲食業・IT業・・・、
今、人手不足が緊急課題となっている業界は数多い。

「人さえいれば仕事は回るし、
売上も作れる・・・」、
逆に、
「人がいないので仕事が回らず、
売上も作れない・・・」、
上記の業界経営者からはそういう声をよく聞く。
経営の最大の課題・問題点が人手不足。

でも、待っていても
その課題は自然には解決できない。

2020年東京オリンピック以降、
景気は下降曲線か?とも言われているが、
それ以上に人手は減る。
2〜3年、5年、そして、
10年、20年と経てば経つほど人手は減る。

逆に言えば、
そこに大きなビジネスチャンスがある。

「人手不足対策!」

ここに大きなビジネスチャンスがある。

言葉を言い換えるならば、
「省人化」「省力化」「自動化」「ロボット化」

例えば、24時間営業のコンビニ。
あと10年もすれば、
無人コンビニが当たり前になり、
ロボットコンビニになっているだろう。
何も全店舗がそうなるのではなく、
例えば3店舗に1店舗は有人で
2店舗は無人(ロボット)コンビニとか。
もちろん、レジは
キャッシュレスのカードシステム。
全店舗を遠隔監視システムで管理して、
顧客認証まで本部一括で監視。
これらにより人員は劇的に減らせる。

「ウチの業界はロボット業界でもないし、
別に関係ない!」
と思ってはいけない。

例えば、建設業。
ロボット(省人化・省力化・自動化)を
前提とした建築設計・設備設計・機器設計の
ノウハウが必要だ。
価格を安く提供できる企業よりも
時代の流れを先取りできる企業の方が伸びる。
例えば、IoTノウハウが必須だ。
と言うよりも、
それながなければ生き残れない。

課題・問題点にこそ
ビジネスチャンスがあるのである。

2017年11月19日

VOL.583:「今のままで良いですか?〜未来発想〜」

皆さま、どうだろう?
これからも自社は現状の延長線上で
大丈夫だろうか?
成長曲線を描けるだろうか?

こう聞かれた時に、
「現状のままで充分だ!」
「何も変えなくて良い!」
と自信に満ちている企業は
少ないのではないかと思う。

と言うのも、企業というものは
何かしらの課題・問題点を
必ず持っているものだからだ。
・組織を変えないといけない・・・
・取扱商品を変えないといけない・・・、
・幹部の意識を変えないといけない・・・、
・社内の仕組みを変えないといけない・・・、
企業により様々だろう。

しかし、実際に変えられる企業は
少ないようだ。

現状のままでも
何とか行けているからである。
そして、
変えた場合のリスクがあるからだ。

そういう時、「変わるリスク」と
「変わらないリスク」、
どちらのリスクが高いだろうか?

間違いなく、
短期的には「変わるリスク」が高く、
長期的には「変えないリスク」の方が高いだろう。

ヒトには3種類いる。
・周りが変わる前に自ら変化するヒト
・周りが変われば
 それに従い(仕方なく)変わるヒト
・周りが変わっても
 自らはかたくなに変化することを拒むヒト

これだけ時代そのものが
変化していく中においては、
周りが変わる前に
積極的に自らを変化させていきたいものだ。

ある意味、変化する「勇気」と言うか、
決め切る「勇気」と言うか、
別な言い方をすれば、
捨て去る「勇気」が今求められているようだ。

過去の延長線上で考えるのではなく、
「将来こうなるだろうから、
今、こうする!しなければいけない!」

そういう考え方を持つべきだろう。

そして、将来求められるビジネスは
何か?を考えて、
「だから、今からこれを準備する」
と考えることが必要だ。

「過去・現状がこうだから
今もこれをする」
これは過去発想。

それに対して、
「未来・将来はこうなるだろう、
こうすべきだ!
だから、今はこれをする!
これをしなければいけない!」

こちらは「未来発想」。

過去と現状に流されてはいけない!
是非、「未来発想」を持ち続けて欲しい。

2017年11月12日

VOL.582:「なぜ、営業部門が強くならないのか?」

「ウチは営業力が足りません・・・」
「もっと営業を強化したいのですが…」
今も昔も、経営者からこのような相談は多い。

商品力はある、技術力もある、
でも、それに比べると、営業力が弱い、
そんな課題だ。
技術メーカーや何らかの技術を提供している
技術系企業に共通の課題だろう。

そこで、以下にチェック項目を設けた。
自社の状況を振り返って欲しい。

1.売るべき商品が不明確でブレている
2.顧客ターゲット層が不明確でブレている
3.営業マンが営業だけに専念できていない
4.若手営業マンがいない
5.女性営業がいない

上記1は商品が複数ある場合に
あれもこれも売ろうとしてしまうパターンだ。
取扱商品が多々あるのは強みの時もあるが、
それが“足かせ”になっていることも多い。
思いっ切り減らすことも必要だ。

上記2はあっちの客にもこっちの客にも
売ろうとしているパターン。
顧客層は多い方が良いだろうと考えてしまい、
完全に中途半端になっている企業は多い。
顧客ターゲットは絞った方が良い。

上記3は営業マンが営業外の業務をしていたり、
現場に出ていたりして
本来行うべき営業の時間が取れていないケース。

上記4は営業マンがベテラン過ぎて、
勤続疲労を起こしているパターン。
フレッシュさがないと新規開拓は難しい。

上記5も4と同様。
男性上位の業界ほど、
女性営業は差別化できる。
それに、世の中にそこまで賢い男は多くない。
“出来る”女性をターゲットにして
営業に抜擢した方が良い。


上記5つに共通なのは「選択と集中」。

やることとやるべきでないことを明確にして、
やるべきでないことを
しっかりと“捨てる”ことである。

多くの人は良く言う。
「これをしていないし、あれもしていない。
ここが足りない。あれが足りない・・・」と。

でも、本当にやるべきことは多くはない。
むしろ、やるべきことに集中できていない。

“捨てる”ことが出来ないから、
営業が強くならないのである。

2017年11月 5日

VOL.581:「電力小売ビジネス、今どうなっているのか?」

昨年4月に始まった電力小売完全自由化。
今回は電力小売ビジネスの直近状況、
特に、「新電力」の現況をお伝えしよう。
ちなみに、ここで言う「新電力」とは
東電・中電・関電等の旧一般電気事業者
(一般の方々が言うところの電力会社)
以外の新興勢力の電力小売会社のことである。
(エネット・Fパワー・丸紅等)

まず、直近の概況は以下である。

1.新電力のシェアは全国平均12.5%
2.エリア別にみると、
  一番高いのは関西エリアで19.4%
3.一番低いのは中部エリアで8.6%
4.高圧契約(業務用)のみに絞ると
  全国平均は21.2%
5.高圧契約で一番高いのは関西エリア31.7%
6.高圧契約で一番低いのは東北エリア15.4%
7.低圧契約(住宅用)ならば
  全国平均は6.6%

と言うことで、
総需要のうち新電力のシェアは12.5%。
電力完全自由化時の2016年4月時の
5.3%からは倍増している。

また、高圧契約と低圧契約に分けると、
21.2%と6.6%と開きはある。
それと、同じ高圧契約であっても
エリアによって倍以上の差が出ている。
特筆すべきは高圧契約の関西エリアが
30%を超えてきているということだろう。

さて、新電力の中ではどうか?

以下がその新電力の中だけでのシェアである。

1.エネット:14.4%
2.Fパワー:10.5%
3.テプコカスタマーサービス:6.9%
4.JXTGエネルギー:6.2%
5.丸紅新電力:5.4%
6.東京ガス:3.3%
7.オリックス:2.7%
8.サミットエナジー:2.7%
9.日本テクノ:2.4%
10.エナリス:2.3%

ちなみに、
3年前の2014年12月時点では
エネットのシェアは41%で、
2位Fパワー10%、3位:丸紅8%、
4位:JX日鉱日石エネルギー5%、
5位:日本テクノ4%だった。

なお、現在のところ、
電力小売事業を展開しているのは330社程度。
前述の上位10位クラスの年商は
400億円を超えてきており、
上位100位クラスでは
年商10〜20億円程度のようだ。

一方、小売事業登録していながら、
事業展開していない(撤退含む)のは
80社程度になっている。

単独事業として
しっかりとビジネスになっているのは
せいぜい30社程度。

どんな業界でも同様だろうが、
電力小売業界も
予想通り企業間格差が出ている。

今後も事業統合や合併、事業提携、
さらには撤退等、紆余曲折しながら
業界再編は続くだろう。





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
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