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2017年12月24日

VOL.588:「近未来の日常生活の姿」

あらゆるスーパー・コンビニ、
及び、各種専門店での買い物、
あらゆる飲食店での飲食、
バス・タクシーの利用、
旅館・ホテルの利用、
さらには自動車や自宅の購入まで、
現金はほとんど持たずに
すべてキャッシュレスでの決済、
カードも使わずに
スマホでピッと済ませる。

例えば、タクシーを使うのも
スマホアプリで自分のすぐ近くにいる
タクシー会社の車に予約、
TELでの予約はせずに、
ましてや、街角で手を挙げて・・・
ということは絶対にしない。

前回ブログでもお伝えしたが、
これは上海の一般住民の日常生活の姿だ。

ちなみに、モバイクという
自転車レンタルシステムがあり、
上海の街では至るところに
レンタル用の自転車が置かれている。
これもスマホでピッとやれば
鍵がガチャンと開き、
すぐ誰でも借りて乗れる。
乗った後の自転車は
至る所にある自転車レンタルスペースに
置いておけば良い。

完全に日本以上のスマホ大国。

習近平体制により
これらの住民の個人情報は
おそらく政府に筒抜けだろう。

そして、街角には無数の監視カメラ。
街角で誰が何をしているか、
すべて監視カメラに収まっていて
顔認証システムにより
完全に個人は特定されている。

だから、路上マナーは良くなり、
交通事故は激減して、
ゴミ1つ落ちておらず、
汚いイメージのあった上海の街並は
とてもキレイになった。

そして、建物内はすべて禁煙。
これも徹底されている。
一昔前の姿とは様変わりだ。

さすがに地方に行けば行くほど、
これほどの徹底度はなくて
地域格差は大きくあるが・・・。

このスマホで生活のほとんどが事足りる
という生活は日本でも必ず起こり
近未来の姿と言える。

一昔前はアメリカ・ヨーロッパが
日本の一歩先を行く
ビジネススタイルと言われていたが、
スマホ活用に関して一歩先を行っているのは
アメリカやヨーロッパではなく、
中国であることは間違いない。

2017年12月18日

VOL.587:「中国企業のビジネス最前線」

昨日までの3日間で上海に行ってきた。
その2日目に「テンセント社」の役員の話を聞いた。
「テンセント社」とは
中国で最も急成長している企業の1つで、
広義で言えばIT企業、
狭義で言えばSNS企業、
日本版LINEのような事業だ。
売上は年商約2.5兆円。
(LINE社の年商は約1400億円なので
その20倍近い)
営業利益が凄くて約9000億円、
営業利益率は36%にもなる。
直近の時価総額はもっと凄く、
何と世界第5位!
第1位:アップル
第2位:グーグル
第3位:マイクロソフト
第4位:アマゾンドットコムに次ぐ。
あのフェイスブック(第6位)を抜いた。
しかも、設立は1998年というから
わずか創業19年だ。
まだ、知らなかった方は
是非知っておいた方が良いだろう。

日本版LINEの名前は「ウィーチャット」と言い、
そのユーザー数は7.6億人。
ちなみに、LINEユーザーは約7000万人なので、
ざっとその10倍だ。
更に凄いのは、
「ウィーチャットペイ」という
電子決済システムも運営しており、
そのユーザー数は9億人を超える。
中国は巨大な人口を抱えるだけに
数字単位が半端なく大きい。

現在、中国ではキャッシュレスになっており、
大きな買い物から日々の日用品の買い物まで
ほぼほぼスマホによる電子決済。
スーパーでもコンビニでも
現金精算の人はほとんどいない。
(現金はほんの数%程度)

で、その電子決済システムの大半が
既述した「ウィーチャットペイ」と
アリババグループが運営する
「アリババペイ」で占められる。

この「スマホ&キャッシュレス&電子決済」
という商習慣では完全に日本を凌駕している。
アメリカ以上の
「キャッシュレス大国」と言って良い。

それと、上海の街並を見て感じるのは、
禁煙とクリーンの徹底さ。

一昔前の街並みとは様変わりだ。
数年前までは街中や建物内では喫煙率が凄くて
常にタバコ臭い感じがしていた。
マナーも悪く、
路上に平気でゴミを捨てたり、
車のクラクションは鳴らし放題で騒がしかった。
それと、何と言ってもスモックの影響で
上海の街並は視界不良で
いつも曇っていたものだた。

それが今や建物内は完全禁煙、
路上ゴミはほとんどなし、
車のクラクションなどは全く聞こえず、
スモックの影響は無し。
日本以上にキレイな街並になっている。
歩いている人々もどこか品が良くなっている。
(その昔は路上で口喧嘩している風景をよく見た)

所得水準が上がり、
マナーが良くなっているのと、
やはり習近平体制の影響だろう。

至る所に無数の監視カメラ。
交通違反でもしようもなら
監視カメラで顔認証されて
すぐ逮捕されるとのこと。

それと、キャッシュレスが進んだのも、
習近平体制による監視の為である。
電子決済であれば、
誰がいつ何を買ったのか、
個人情報を監視できるからだ。
だから、政府も挙げて強力に推進してきたのだ。

と言うことで、数年前に比べて、
相当変化した中国の姿が今はあり、
日本国内で報道される曲解された情報を
鵜呑みにしてはいけない!
そう認識頂ければと思う。

2017年12月10日

VOL.586:「前人未踏!「永世七冠」羽生善治から学ぶ」

「永世七冠」を達成した羽生氏。
これまでに羽生氏が語ったコメントから
学べることは多い。

<以下、羽生氏の談>

「私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。
しかし、今は10年とか20年、30年を
同じ姿勢で同じ情熱を傾けられることが
才能だと思っている」

「ひらめきやセンスも大切だが、
苦しまないで努力を続けられる
ということが何より大事な
才能だと思う」

※平凡でも地道な努力の継続こそが
大事だと言っている。


「勝つのは一点差でいい。
五点も十点も大差をつけて
勝つ必要はない。
常にギリギリの勝ちを
目指しているほうが
むしろ確実性が高くなる」

「見た目にはかなり危険でも
読み切っていれば怖くはない。
剣豪の勝負でもお互いの斬り合いで
相手の刀の切っ先が
鼻先1cmの所をかすめていても
読みきっていれば大丈夫」

※大きく派手に勝つのではなく、
しっかり準備して確実に戦うことが
重要なようだ。


「漠然とした不安は
立ち止まらないことで払拭される」

「勝負の世界では、これで良し!と
消極的な姿勢になることが一番怖い。
常に前進を目ざさないと
そこでストップし後退が始まってしまう」

「大一番の対局では誰しも手堅く
安全、確実な道を選びたくなるものだ。
自分もそうすることがよくある。
しかし、確実にという気持ちに逃げると
勝負に勝ち続けるのは難しくなってしまう」

「守ろう、守ろうとすると
後ろ向きになる。
守りたければ攻めなければいけない」

「基本的に人間というのは怠け者だ。
何も意識しないでいると
つい楽な方向や平均点をとる方向に
いってしまう。
だから相当意志を強く持って
志を高く揚げ核となっている
大きな支えを持たないと
一生懸命にやっているつもりでも
無意識のうちに楽な方へ楽な方へと
流されていく。
自分自身の目標に向かって
ちょっと無理するくらいの気持ちで
踏みとどまらないといけない」

※基本の徹底を大事にして
確実性・堅実性を求めながらも、
最終的には
攻めの姿勢や前進する強い気持ちを
常に持たないといけない、

羽生氏からはそういう前向きな姿勢を学べる。

私個人的には全く将棋はやらないし知らないが、
ある特定の業界で圧倒的実績を残した人たちの
生き方・考え方は
ビジネスにおいても大いに役立つ。

我々も常に「基本の徹底」と「攻めの気持ち」を
大切にしようではないか!


2017年12月 3日

VOL.585:「メガソーラー 入札制度の実態」

先日、改正FIT法に基づく
「メガソーラーの入札制度」の結果が出た。

ここで言う「メガソーラーの入札制度」とは、
2メガワット以上の太陽光発電事業で
再生可能エネルギー固定価格買取制度
(FIT)による買取認定を受ける為には、
経産省の入札制度への参加義務がある
というもの。

認定を受けたい発電事業者は
希望の買取価格と発電出力数を申請(入札)する。
申請(入札)者が出揃ったら、
安い買取価格順に落札(認定)者が決まっていく。
2019年度まで合計3回の入札を実施する計画で、
3回合計で募集する容量は1500メガワット。

で、先日、第1回目の入札結果の発表があった。
今回の募集容量は500メガで、
入札の上限価格は21円/kWh。
(買取期間は従来同様に20年間)

その結果の概要は以下の通り。
・落札は8社9案件
・そのうち4社は外資系
(カナダ・スペイン・韓国等)
・募集容量500メガに対して落札総容量は140メガ
(募集枠に達せず)
・最安価格は17.2円/kw
・最高価格は21円/kw

まず、結局は募集枠に達しなかったというのが
最大の特徴(わずか1/3)。
それと、最安価格が17円/kwとのことで
これまでの24円/kwから考えると
相当安く入れたようだ。
もちろん、この価格で投資回収が可能なのだろう。
そして、外資系が8社中4社とのことで、
海外の低価格パネルが威力を発揮しているようだ。

ちなみに、ドイツはすでに2015年から
同様な入札制度を導入していて、
その第一回目の結果は以下である。
・募集枠150メガ
・応札数は170件で応札総容量は715メガ、
・落札は157メガで25件
・落札の平均価格は12円/kw

当時のドイツと現在の日本、
置かれている状況が異なるとは言え
まだまだ差は大きい。

なお、経産省は18年度入札を年2回実施とのこと。






■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

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