« VOL.584:「ビジネスチャンスはそこにある!」 | メイン | VOL.586:「前人未踏!「永世七冠」羽生善治から学ぶ」 »

VOL.585:「メガソーラー 入札制度の実態」

先日、改正FIT法に基づく
「メガソーラーの入札制度」の結果が出た。

ここで言う「メガソーラーの入札制度」とは、
2メガワット以上の太陽光発電事業で
再生可能エネルギー固定価格買取制度
(FIT)による買取認定を受ける為には、
経産省の入札制度への参加義務がある
というもの。

認定を受けたい発電事業者は
希望の買取価格と発電出力数を申請(入札)する。
申請(入札)者が出揃ったら、
安い買取価格順に落札(認定)者が決まっていく。
2019年度まで合計3回の入札を実施する計画で、
3回合計で募集する容量は1500メガワット。

で、先日、第1回目の入札結果の発表があった。
今回の募集容量は500メガで、
入札の上限価格は21円/kWh。
(買取期間は従来同様に20年間)

その結果の概要は以下の通り。
・落札は8社9案件
・そのうち4社は外資系
(カナダ・スペイン・韓国等)
・募集容量500メガに対して落札総容量は140メガ
(募集枠に達せず)
・最安価格は17.2円/kw
・最高価格は21円/kw

まず、結局は募集枠に達しなかったというのが
最大の特徴(わずか1/3)。
それと、最安価格が17円/kwとのことで
これまでの24円/kwから考えると
相当安く入れたようだ。
もちろん、この価格で投資回収が可能なのだろう。
そして、外資系が8社中4社とのことで、
海外の低価格パネルが威力を発揮しているようだ。

ちなみに、ドイツはすでに2015年から
同様な入札制度を導入していて、
その第一回目の結果は以下である。
・募集枠150メガ
・応札数は170件で応札総容量は715メガ、
・落札は157メガで25件
・落札の平均価格は12円/kw

当時のドイツと現在の日本、
置かれている状況が異なるとは言え
まだまだ差は大きい。

なお、経産省は18年度入札を年2回実施とのこと。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.eco-webnet.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1953

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)





■菊池 功プロフィール

          菊池 功        環境ビジネス
コンサルティングを
ゼロから立ち上げた男!



株式会社船井総合研究所
執行役員
環境ビジネスコンサルティンググループ 部長
菊池 功(きくち いさお)

■株式会社船井総合研究所
 TEL:03-6212-2934
 FAX:03-6212-2943
 Mail:eco-webnet@eco-webnet.com



<出版書籍>
2011年12月16日発売!
『中小企業は「省エネ・節電ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!

『50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!』
50兆円市場を狙え! 新規事業は「環境ビジネス」で仕掛けなさい!

『中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!』
中小企業は「環境ビジネス」で儲けなさい!


●船井総合研究所
コンサルティングメニュー






【オススメブログ】



オフィシャルサイトはこちらからどうぞ 株式会社船井総合研究所


ブログランキング【くつろぐ】
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 環境ビジネスへ

■過去の日記