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      <title>環境ビジネスコンサルタントのパイオニア！　　　　　　　菊池功ブログ</title>
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      <description>「完成されたものに興味はない。常に未知に挑む開拓者でありたい！」</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>ＶＯＬ．２９６「市民ファンドによる自然エネルギー事業」</title>
         <description><![CDATA[一昨日、船井総研の東京丸の内オフィスで、
環境ビジネス勉強会「環境ビジネス発見塾」を開催した。

<a href="http://www.eco-webnet.com/study/detail.html?sid=233">http://www.eco-webnet.com/study/detail.html?sid=233</a>

これは、毎月１回、定期的に開催しているものである。

その時のテーマの１つが「市民ファンドによる自然エネルギー事業」で、
ゲスト講師として「環境エネルギー政策研究所」様に、
以下のような具体的事例をお話し頂いた。

１．出資総額18.5億円、3,300人が参加した
　　北海道・東北の市民出資による風力発電事業

２．総事業費6.5億円、162箇所に設置された
　　長野県の市民出資による太陽光発電事業

３．売電収入6,500万円/年（予定）
　　富山県の市民出資による小水力発電事業

今回はこの「市民ファンド型自然エネルギー事業」を簡単にお伝えしよう。

まず、どうやって市民から出資を集めるか？だが、
それは「匿名組合契約」に基づくものである。
これの特徴を以下に示す。

１．出資者は一般市民レベルであり、まず、組合員になる

２．出資者は事業者の資産担保価値で出資するのではなく、
　　その事業内容を判断しての出資になる

３．出資なので元本は保証されない

４．事業収益が上がった場合のみ、その配当が受けられる

５．つまり、出資形態はプロジェクトファイナンスに近い

６．１人当たり出資額は１０〜５０万円程度が一般的

７．出資金総額の平均は３〜５億円で、
　　少なければ１億円程度、多いのは３０億円近いものもある

８．出資者の受け取り配当は１〜３％程度

９．契約年数は１０〜１５年間程度

１０．事業者は出資金のすべてを当該事業に注ぎ込まなければいけない

１１．事業収支で得た利益は出資者への配当を通じて課税される


なお、基本的なビジネスモデルであるが、
上記のように集めた資金で太陽光発電や風力発電を設置して、
発電した分は電力会社に販売するというものである。

過去、この形の事業は合計３０件くらいあったが、
その１件あたりの発電能力の平均は１０００〜２０００ｋｗ相当。
換算すると、３００〜５００世帯分程度の電力量である。

なお、売電単価は１０〜１５年間保証であるから、
事業計画通り、あるいは、それ以上にしっかりと発電できれば、
当然利益は出る。

しかし、自然エネルギーなので、
その発電量はどうしても天候頼りのところが大きい。

また、出資者から見れば、
もちろん、銀行に預けるよりは金利（配当）は高いが、
元本保証はされないのでリスクは高いと言える。

儲かるから出資するというよりも、
「近くに出来るんだったら、是非、参加したい！」とか、
「地域に自然エネルギーを普及させたい！」とか、
そういう思いにより出資に動くのだろう。

なので、自ら住んでいる地域でこのような動きが進めば、
今まで以上に、関心を覚える一般市民は増えそうだ。


今後、電力会社による電力単価の値上げが急ピッチで進む。
発電・送電の分離も進む。
民間の電力事業参入が急増していく。

東電の国有化も現実味を帯びている。

海外に目を転じてみると、中東からも目が離せない。
いつ、「フォムルズ海峡封鎖！」のニュースが飛び込んできても
不思議ではない情勢だ。

もし、そうなったら、一時的にも石油が手に入らなくなる可能性もあり、
エネルギーが不安定にならざるを得ない。

エネルギーの自給自足を進めざるを得ない。


まさに、エネルギービジネス大変動である。




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         <category>２０１２年１月</category>
         <pubDate>Mon, 30 Jan 2012 05:24:43 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９５「ビジネス成功のポイント」</title>
         <description><![CDATA[「このビジネスはどうしたら上手く行きますか？？？」

日々、コンサルティング活動をしていると、
経営者の方々からよくこんな質問をされる。

もちろん、
「何のビジネスをしているのか？」
「どこでどんな条件の下でビジネスしているのか？」
「社員は何人で？社員のスキルは？レベルは？」
「企業規模・事業規模はどれくらいか？」
そして、「その経営者がどんなタイプなのか？」

それらによって、成功のポイントは全く違う。

ちなみに、私が接している経営者の皆様は、
「今は良い（悪くない）が、
　今後、３年後・５年後・１０年後を考えると不安だ･･･」
「既存の延長線上ではなく、何か新規で仕掛けたい！」
「今までにない発想で将来に向けて進めていきたい！」
そういう方々が多い。

先日、ある経営者の集まりに招待されて講演をさせて頂いた。
その時のレジュメの内容の一部をご紹介しよう。

私が講演でよく使う内容である。

（以下、講演内容の一部抜粋）
･･･････････････････････････････････････････････････････････････

『変わるということ』

現状のままで充分だ！何も変えなくて良い！
と自信に満ちている企業は少ないものです。
企業は何かしらの課題・問題点を必ず持っているものです。

「扱う商品を変えないといけない・・・」
「営業の仕方を変えないといけない・・・」
「社内組織を変えないといけない・・・」
「業務部門を変えないといけない・・・」
・・・・・・

企業により様々です。
しかし、“本当に”変えれる企業はむしろ少ないのです。

さて、こういう時の“変わるリスク”と “変わらないリスク”、
どちらのリスクが高いでしょうか？

それは“変わらないリスク”の方がはるかに高いようです。

ヒトには３種類あって、

周りが変わる前に自ら変化するヒト
周りが変わればそれに従い変わるヒト・仕方なく変わるヒト
周りが変わっても自らはかたくなに変化することを拒むヒト

これだけ時代そのものが変化していく中においては、
周りが変わる前に積極的に自らを変化させていきたいものです。

『変化する勇気』・・・・・
『決め切る勇気』・・・・・

言い方を変えると、
何かを『捨て去る勇気』・・・・・が今求められているようです。

皆さんもご存知のダーゥインの有名な言葉がありますね。

『生き残る種は強い種でも大きな種でもない、変化する種である･････』と。

“変化”こそ“普遍（不変）の原則”です。

『勇気』を持って改革（内部改革・自己改革）に取り掛かりましょう！

経営とは『勇気』なのです！

･･･････････････････････････････････････････････････････････････

実は、これは、私自身も日々心に思っていることである。
“自分自身への誓い”でもある。

時代が変化している！周りが変化している！のに、
自分が変化しない（＝現状維持）！とは、
すなわち、“後退”以外何ものでもない！
そう思う。

去年の自分と今年の自分は何が変わったか？
昨日の自分と今日の自分は何を変えるのか？

<u>しかし、人間はどうしても過去の自分に囚われるもの。</u>
<u>これまでのこだわりを持ち過ぎるもの。</u>
<u>どうしても今までの自分を守ろうとするもの。</u>
<u>過去の成功体験が忘れられなくて過去を守ろうとするもの。</u>
<u>あるいは、失敗体験だったかもしれない。</u>

<u>その結果、変わることに臆病になるもの。</u>

<u>そして、これらのことに実は自分自身が気付いていないかもしれない。</u>
<u>気付きたくないのかもしれない。</u>

<strong>課題の源・悩みの根源は、一体、どこにあるか？</strong>

<strong>それは、積極的に変えていけない自分の中にあるのではないか？？？</strong>

そう感じるのである。


さて、冒頭の「このビジネスはどうしたら上手く行きますか？？？」
という質問の答であるが、

仮に、その方が上手く行っていない現状であるならば、
「あなた自身を変えるしかない！」
という答になる。


改めて、自分自身に問い直す必要があるのではないだろうか。





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         <category>２０１２年１月</category>
         <pubDate>Mon, 23 Jan 2012 05:35:14 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９４「四国電力　全原発停止！」</title>
         <description><![CDATA[愛媛県の伊方町にある四国電力・伊方原発２号機は、
定期検査の為、１３日午後１１時５０分に送電を停止した。
伊方原発では、定期検査を終えた１号機と３号機の再稼働もメドが立たないので、
３基すべてが停止する。
四国電力の原発は伊方だけなので、これで全原発が止まったことになる。

実は、原発というものは、正常であっても１３ヶ月間稼動させたら、
その後、３ヶ月間の定期検査で休止させることが法律で決められている。
と言うことは、順調に動いている時でも常に３／１６は止まっていることになる。

ちなみに、日本の原発全基が常に正常だったことは歴史上１回もなく、
常にどこかの基が故障していたり、不具合を起こしてきた。
平均すると、常に１／３程度は止まっていた。

それが、３・１１後、福島第一原発は廃炉で決定、
静岡県の浜岡原発は管元首相のツルの一声で全面停止。

それ以外のものは、定期検査が終わっても再稼動できずにいる。
地元住民が「再稼動はＮＯ！」と叫び、
それに呼応して地元知事が再稼動を認めないからだ。

<u>これにより、全国に５４基ある原発のうち稼働しているのはわずかに５基になった。</u>

まだ稼動しているのは、北海道電力の泊原発３号機、東京電力柏崎刈羽５・６号機、
関西電力の高浜原発３号機、中国電力島根２号機。

つまり、東北・中部・四国・九州はすでに原発ゼロ状態になっている。

<u>そして、現在、止まっている原発が再稼働しなければ、</u>
<u>５月には国内すべての原発が停止することになる。</u>

経済界や政治家の働きで全面停止にならないかもしれないが、
間違いなく、２０２０年までに原発は「完全ゼロ化」するだろう。

ちなみに、私の言う「完全ゼロ化」とは稼動休止ではなく、全面撤退のことである。

さて、その結果、当面はどうなるか？？？

もちろん、今夏も、昨年同様、節電要請が出る。
しかも、全国的に・・・。
自動車関連工場も、昨年同様、木金が休日、土日稼動になるだろう。

（本ブログでも再三再四指摘しているが）
それ以上に影響が出るのは電気代の単価ＵＰ。
短期的には火力発電に頼らなければいけないので、
今夏までに２０％は上がるだろう。
２〜３年後は現在の１．５倍、５０％ＵＰまで行きそうだ。

もちろん、海外有事になるので石油代・ガス代も上がる。
（正しい言い方は“乱高下”・・・）

それと、一般の方はあまり気付いていないかもしれないが、
水道代が上がってくる。今後も上がる。
使う為の上水料金、捨てる時の排水・下水料金、両方共に今後も上がっていく。

このようにライフラインと言うか、
エネルギーのインフラ関係が極めて不安定になる。
したがって、企業経営としては非常に不安定にならざるを得ない。

しかし、一方で、省エネビジネス・節電ビジネス企業には追い風になる。
改めて、言うまでもないが、
電気・ガス・油・水に関するコスト削減ビジネスにとっては
千歳一隅のチャンスである。
「“本当の”省エネ・低エネルギー時代」に向けて
地に足を付けて成長できるチャンスである。


世の中の大変革、マーケットの急変、市場の乱高下、・・・、

そういう時、一方から見れば大ピンチだが、別の一方から見れば大チャンス。
立ち居地や見方を変えれば千歳一隅のチャンスになるのである。

２０１３年・２０１４年と大不況期が訪れるが、
見方を変えれば千歳一隅の大チャンスが巡ってくるのである。

つまり、大不況期とは、
氷のように凍り付いてマーケットが沈降し何も動かなくなるのではなく、
ましてや、すべてのマーケット・企業が悪い方向に行くのではなく、
<strong>むしろ全く逆で、大変化により急降下してしまう企業と急浮上していく企業が</strong>
<strong>ダイナミックに交錯して現れてくる、ということなのである。</strong>

<strong>時代の流れを察知して、本質を捉えた企業が急成長を果たせる時なのである。</strong>

是非、皆様の業界においても、チャンス側に自らの見方や立ち居地を
考えて頂きたいと思う。

<strong>チャンス到来である！</strong>






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         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2012/01/post_413.html</link>
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         <category>２０１２年１月</category>
         <pubDate>Mon, 16 Jan 2012 06:06:05 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９３「中小企業は省エネ・節電ビジネスで儲けなさい！」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

私事で恐縮だが、昨年の１２月下旬に新著を出版した。
タイトルは、ズバリ、「中小企業は省エネ・節電ビジネスで儲けなさい！」。

異業種・異業界の企業、しかも、資本力のない中小企業がどのようにして、
省エネ・節電ビジネスに新規参入するか？を著したビジネス実務・実践本である。

私が、日々、全国各地でコンサルティングしている事例、
そして、私のクライアント企業が実践している事例を中心に紹介している。

理念や概論ではなく、完全に実務・実践論であり、テクニック論が書かれてある。
そして、特に、いかに上手く営業・販売していくのか？の実務的な技術論を
出来る限り数多く掲載した。

今回はその案内をしたい。
まず、以下がその目次である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プロローグ：なぜ、いま「省エネ・節電ビジネス」なのか？
　　１．限りなくゼロに近くづく原子力！
　　２．電気料金の上昇は避けられない！
　　３．節電・省エネに取り組まない企業は生き残れない！

第一章：これからこうなる！日本のエネルギービジネス
　　１．時流・時代背景をマクロにみる！
　　２．間違いだらけのエネルギービジネス！
　　３・エネルギービジネスは、50年に一度の大変革期にある！
　　４．原発神話崩壊後、日本の電力ビジネスは、こう動く！
　　５．ビジネスには、「ライフサイクル」がある！
　　６．省エネ・節電ビジネス全体は、こう進む！
　　７．大胆予測！10年後のエネルギービジネスは、こうなる！

第二章：省エネ・節電ビジネスの現場はどうなっている？
　　１．ド素人でもわかる！ビジネス分類表をチェック！
　　２．「省エネ・新エネ・節電ビジネス」のライフサイクル
　　３．儲かる分野・儲からない分野は、これだ！
　　４．後を絶たない失敗パターンは、これだ！
　　５．成功パターンは、これだ！

第三章：知っておくべき「省エネ・節電」技術セレクション
　　１・照明に関する技術セレクション
　　２．空調に関する技術セレクション
　　３．熱供給設備に関する技術セレクション
　　４．エア設備に関する技術セレクション
　　５．水設備に関する技術セレクション
　　６．建材に関する技術セレクション
　　７．蓄電・蓄熱に関する技術セレクション

第四章：知識・経験ゼロから始める省エネ・節電ビジネス“超”具体的実践手法
　　１．この条件さえあれば、知識ゼロ・経験ゼロでも新規参入できる！
　　２．省エネ・節電ビジネスの参入フロー「10のステップ」
　　３．半年以内に結果を出し、1年後に利益をあげる仕掛け

第五章：確実に成功するための実践テクニック16連発！

第六章：「事例紹介」続出する！異業種からの省エネビジネス新規参入
　　＜事例１＞　既存顧客からの高い評価・信頼を活かし、新事業に挑む
　　＜事例２＞　わずか半年で新規顧客開拓を実現！
　　＜事例３＞　商品（ハード）を売る前に情報（ソフト）を売る
　　＜事例４＞　公共工事100％・民間既存顧客ゼロ企業の新規参入
　　＜事例５＞　小さなベンチャー系企業が連携し、新規顧客を開拓

エピローグ　：　これから目指すべき方向は？
　　１．本格的な「省エネ・低エネルギー時代」の到来
　　２．「攻める！」提案をする──省エネ・節電は企業の利益率を上げる！
　　３．「本当の省エネ」こそ、経済を活性化する！

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに、この本の具体的内容の一部抜粋は以下の通りである。

１．商材を売るのではない！「コスト削減」を売るのである！
２．売ろうとしてはいけない！まず、「顧客データ」を取得しろ！
　　売る営業ではなく、もらう営業だ！
３．「無料お試し」を必ずやれ！効果を見せろ！
４．「無料効果測定」も必ずやれ！ 省エネ測定のプロになれ！
５．絶対にモノだけを売るな！
６．「エスコ型」「成功報酬型」で差別化しろ！
７．補助金情報をキャッチしろ！補助金情報を売れ！
８．排出量取引を活用しろ！
９．単発で売り切るな！継続してランニングで稼げ！レンタル売りしろ！
１０．顧客ターゲットを絞り込め！
１１．より総合化を狙え！地域密着しろ！
１２．本業に活かせ！本業とのパッケージをつくれ！
１３．守ってはいけない！攻める省エネをしろ！
１４．見積もりのポイントは、見積もらないことだ！
１５．省エネセミナーを開催しろ！
１６．ニュースレター・ＦＡＸニュースをやれ！


ちなみに、出版社のご好意により、
船井総研運営の環境ビジネスのホームページ「eco-webnet.com」から
ＷＥＢ上で申し込まれると、２０％割引の特典がある。

<a href="http://www.eco-webnet.com/funai_boshu/detail.html?id=16">http://www.eco-webnet.com/funai_boshu/detail.html?id=16</a>

お問合せ
担当　：　（株）船井総合研究所　中山　里沙
TEL　：　03-6212-2931　／　FAX　：　03-6212-2947

既述したように、実務論・実践論・テクニック論が中心だが、
ビジネスをしていく上でとても大事なビジネスコンセプトについても書いており、
今後の日本のエネルギービジネスをどう考えたら良いかが分かって頂けるだろう。

是非、一読して頂ければと思う。



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         <category>２０１２年１月</category>
         <pubDate>Tue, 10 Jan 2012 05:49:11 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９２「２０１２年　経済環境についての概観」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

<em>明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　株式会社　船井総合研究所　執行役員　菊池　功</em>


さて、２０１２年最初のブログ、
今回は今年２０１２年の景気・経済環境に関しての私なりの考え方・概観を示す。


まず、私が「今年の節目」として考えている月があるのだが、
それは４月であり、７月であり、そして、１１月である。

この「節目の月」というのは、言わば、「ターニングポイント」のことで、
その前後で経済環境・景気の流れが変わると思ってもらえれば良いだろう。

４月は３月決算の企業にとっての新年度である一方で、
海外に目を転じると、ヨーロッパ各国の国債償還時期に重なってくる時期なので、
ヨーロッパ経済破綻懸念が噴出しやすい時期である。

７月はアメリカの国債償還が目の前の月であり、
昨年のこの次期もオバマ大統領は議会と対立して右往左往した。

日本でも、この７月を境に衆議院解散総選挙のムードが
一気に出てきそうな時期である。

１１月はアメリカ大統領選挙。
選挙直前は何としてでも景気浮揚を狙った政策が強引になされる時期であるが、
この時期を過ぎると一気に冷え込む可能性が高い。

いずれにせよ、多くの方々が感じているように、
今年は１年間平穏無事であるはずはなく、「節目の月」が存在すると考えて良いだろう。


さて、現時点の流れで行けば、
１〜３月の経済環境・景気状況はおおむね堅調に推移するのではないだろうか。
小康状態を保つというか、むしろ、この４半期だけ見たらすこぶる業績好調、
そういう企業も出てきそうだ。

問題は４月以降だ。

業種によっては、ガクッと需要が急落する業界がありそうだ。
その最大要因は海外需要。

ヨーロッパ・アメリカはもちろんのこと、何と言っても中国需要の急落だ。
もう勉強熱心な方は充分認識していると思うが、すでに中国バブルは弾けている。
それが、４月以降は一般の方々レベルでも徐々に実感してくるだろう。

その他、東南アジア新興国の需要も落ちてくる。

今（と言うか、ここ数年ずっと）、日本企業のアジア進出が花盛りだが、
要は、東南アジア新興各国から見ると、
日本の進出需要・購買需要に頼らないと国内需要が喚起できないので、
日本企業の進出を大歓迎しているだけである。

実は、東南アジア新興各国の内需はその国々の現地企業の供給で充分。

東南アジア各国の富裕層は、ヨーロッパやアメリカから
大量に流入したマネーで潤って金持ちになっただけなので、
今後、欧米各国の金融危機の影響でそのマネーが流れ込んでこないとすれば、
それらの富裕層はもう太りようがない。

それどころか、一気に借金層になるリスクもはらんでいる。

したがって、新興国が先進国並みにドンドン内需拡大をすることはないだろう。


<strong>実は、</strong>
<strong>「今後も東南アジア新興各国の内需は急増するから日本企業も進出すべきである！」</strong>
<strong>というのは、『幻想』だったのだ。</strong>

『幻想』の需要を追い掛けてビジネスを拡大していくことを『バブル』と言う。

<u>「そこに確かな需要がある！」と思って投資をして、</u>
<u>投資が次の投資を呼び、『バブル』を作っていくのである。</u>

<u>それを信じて参加している人は全く気付かない。</u>

そのような『幻想』が順次剥がれていくのが２０１２年で、
その段階に応じて節目が出てくる、
その節目の月が４月・７月・１１月である、

そう私は思っている。

そして、それが全面的に剥がれていくのが２０１３年であり、
その２０１３年になって大半の人がこれらのことに気付く。

<strong>２０１３年は大難の年、２０１４年は大底の年、２０１５年は起き上がりの年、</strong>

というのが私の大枠の見方だ。


ところで、２００２〜２００４年の３年間、ほぼ毎月、私は中国訪問していた。
「これからは中国だ！」と思ったからだ。

そして、北京の企業と船井総研で合弁会社を作り、私は合弁会社の副社長に就任した。

結局、この合弁会社は失敗に終わったのだが、
この時、中国ビジネス事情をとても良く理解できた。

まあ、恥ずかしい話、私自身が『幻想』を抱いていたのだ。

あの時の（今もそうだが）中国の「吸い込みパワー」は物凄かった。
要は、「来てくれ！」「来てくれ！」という誘致力であり、
「これから伸びる！大きくなる！」というオーバートークが凄かった。

<u>需要があるから行ったと言うよりも、</u>
<u>「吸い込まれて行ってしまった！」</u>
<u>というのが、今思えば、正直で正しい表現だろう。</u>

私自身、当時はそれ（幻想だったこと）に全く気付かなかった。

結局、デリバティブ等で無謀に膨張したアメリカ・ヨーロッパ発のマネーが
『幻想』需要を作り出し、「大きくなる！大きくなる！」と思い込んで、
投資が投資を呼び、次々と『幻想』需要を作りこんできたのだ。

とにかく、今の日本企業のアジア進出を見ていると、

<u>需要があるから行くと言うよりは、</u>

<u>「吸い込まれて行く！」</u>
<u>「行かないと仲間外れにされるので行く！」</u>

<u>それが正直で正しい表現ではないだろうか。</u>

（もちろん、実に確実性のあるアジア進出をしている日本企業も数多くあるので、
一様には言えないが・・・）


結局、ビジネスと言うものは「地道が一番！」だ。

必要なモノを・・・、
必要な時に・・・、
必要な量だけ・・・、

作り、運び、売り、使う、

しかも、出来る限り大事に使う、使い切ったら、出来る限りリユースする、

そういう当たり前のことをしっかりと追求すべきなのだ。

無理やり作る、
無理やり運ぶ、
無理やり売る、
無理やり使う、
そして、無差別に捨てる、

そんなことをしていたら、「お天道様から“しっぺ返し”」が必ず来るものだ。

※ちなみに、一昨年、
　私がベトナム訪問した時の状況を本ブログ「ＶＯＬ．２１０」に掲載している。
　ベトナムの発展により日本へ“しっぺ返し”が来ることを書いている。
　
　<a href="http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2010/05/post_330.html">http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2010/05/post_330.html</a>

見方によっては、
<strong>不況とは「お天道様から“しっぺ返し”」であり、</strong>
<strong>無理が無理を呼んで起こるものである。</strong>

そう考えると、無理なビジネスをしていなければ、
不況は起こらないわけだ。

無理な拡大、無理な成長をしてきた業界・業種・企業ほど、
そのツケは大きく、落ち込むだろう。
逆に、そうでない業界・業種・企業はこれからもさほど影響は受けないだろう。

そういう過去の取り組みの判決が下されるのがこれから数年間だと言うことだ。

私自身もそういう当たり前の大事なことをしっかりと理解して、
世の中にとって本当に良いものを作って、
良いものを売り、良い売り方をする企業を地道にコンサルティングしていきたい、

そう、私は思っている。

<strong>大不況とは、それまで行ってきたことの大掃除であり、浄化作用なのである。</strong>

繰り返し言うが、今、大事なことは、

<strong>必要なモノを・・・、</strong>
<strong>必要な時に・・・、</strong>
<strong>必要な量だけ・・・、</strong>

<strong>作り、運び、売り、使う、</strong>

<strong>しかも、出来る限り大事に使う、使い切ったら、出来る限りリユースする、</strong>

<strong>そういう当たり前のことをしっかりと追求すること。</strong>

<strong>「地道」が一番である。</strong>






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         <category>２０１２年１月</category>
         <pubDate>Thu, 05 Jan 2012 06:46:06 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９１「東電　電力単価値上げ」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

先日、東電が来年の４月から電力単価を値上げすると発表した。

値上げ対象は契約電力５０ｋｗ以上の事業所で、
東電の電力販売量のうち約６０％、事業所数にして約２４万件に相当すると言う。
なお、値上げ幅は２０％程度とのこと。
結構、その幅は大きい。

ちなみに、電力単価ＵＰについては、
私は、大震災直後の４月、本ブログ「ＶＯＬ．２５５」でもすでに予測している。


以下、「ＶＯＬ．２５５」の一部を抜粋。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに、もっと怖いことがある。
「電力料金の単価ＵＰ」だ！
今、東電は電力不足対策の重要な柱として、
ＬＮＧ（液化天然ガス）による火力発電所の復旧を目指し、
ＬＮＧ輸入を急増させている。
原油やガスの価格が乱高下しやすい現在の状況では、単価ＵＰも必須だろう。
１０％や２０％程度の単価ＵＰならば何とか対応できるかもしれないが、
それくらいの上昇幅では収まらないだろう。
３０％ＵＰ！５０％ＵＰ！
さらには、電力単価が現在の倍程度にまでなっていく可能性もあるかもしれない。

「節電ノウハウでその企業の業績が決まる！」
どうやら、それは決定的な事実になるだろう。
経営戦略的な重点課題に格上げしなければいけない時代になってきた。

<a href="http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/04/post_374.html">http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/04/post_374.html</a>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


おそらく、今が電力単価が一番低い時であると思った方が良さそうだ。
今後も、ドンドン上昇してくるだろう。
なので、節電対策は短期的な課題ではなく、“半永久的に必須”だ。

特に、エネルギーを多く使う工場では、
設備担当者レベルではない、経営戦略的な位置付けにする必要がある。
単に小まめに電気を消しましょう！どころではお話にならない。
工場であれば、
「生産ライン・設備構成・稼働時間・製造製品・・・、
それらを根本的に変えていくんだ！」
そんな考え方が必要になるだろう。
だから、「節電ノウハウでその企業の業績が決まる！」
と言っても過言ではないのである。

まさに、本格的な「省エネ・低エネの時代」の到来である。
「創エネ」（エネルギーを創る）も大事だが、
間違いなく、その前に「省エネ・低エネ」である。

ところが、そういう話をすると、次のようなことを言われる方がいる。

「ウチはすでに省エネをしている！やれることはやっている！
後は生産を減らすしか方法はない！
これ以上のことをしても１０％も２０％も削減できるわけはない！」

あるいは、

「それこそ、おカネを掛ければ、省エネは出来る！
それ相当のおカネを掛けなければ、もう出来ることは限られている！」と。

確かに、相当な努力をしている企業は多い。
しかし、相当な努力をしている企業でも、
私から見ると、まだまだ、やれていないこと・気付いていないことが多い。

ちなみに、私の場合、ほぼ毎週４〜５日間、出張している。
どこに出張しているかというと日本全国であるが、
製造業の工場現場であったり、病院やホテルの設備現場であったり、
省エネ担当者からの相談や問い合わせを受けて出張している。

そういう現場に行って、実際に設備を見て、省エネ取組状況を聞いてみると、
まだまだやれること・見落としていることが多々あることが分かる。

良く言えば、余地が残っているということである。


さて改めて、大局的なことを言うと、

原発がゼロ化の方向に向かい、エネルギー供給量は減り続け、
そして、電力単価は上昇し続けるのはほぼ決定事項である。

現実的に、現在、稼動している原発は全国５０基あるうちのわずか６基。
（大震災以降、定期検査が終わっても再稼動できていない）

今年２０１１年が「省エネ・低エネの元年」であり、
これから２０２０年までが本格的な「省エネ・低エネの時代」である。

創エネ、再生エネルギーを良いが、その前に「省エネ・低エネ」である。
しかも、５％・１０％ではなく、３０％以上の「省エネ・低エネ」を目指すべきである。

そんな状態でも、なおかつ、生産性をＵＰさせるビジネスモデルを構築すべきである。

それを達成できない企業・拒否する企業は淘汰される運命にある。

そう考えて頂いて良いだろう。


「量・数の拡大型」から、本当に「質・率の重視型」への経営戦略が必須である。








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         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/12/post_410.html</link>
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         <category>２０１１年１２月</category>
         <pubDate>Mon, 26 Dec 2011 07:28:29 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２９０「福島第一原発　野田首相が冷温停止状態を宣言」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

１２月１６日、すでに衆知の通り、野田首相は以下のように会見した。

「原子炉は、『冷温停止状態』に達し、不測の事態が発生した場合も、
敷地境界における被ばく線量が十分低い状態を維持できるようになった。
安定状態を達成し、発電所の事故そのものが収束に至ったと判断される」

そして、事故の収束に向けた「工程表のステップ２を完了」したことを宣言した。

おそらく、この宣言を聞いて、
「収束した！良かった！安心した！」と思った人は皆無ではないだろうか。

まず、根本的に「冷温停止」と「冷温停止状態」は全く別物だからだ。

通常の「冷温停止」の定義では、
核燃料棒の間に制御棒を入れて運転を停止し、
原子炉圧力容器内の水を１００℃未満に下げた状態を言い、
燃料は圧力容器内に密閉され、放射性物質も外部に漏れないことを言う。

しかし、実際の福島第一は燃料棒がメルトダウンを起こし、
原子炉も壊れて通常の状態でないので、同じ定義は使えない。
そこで、これ（冷温停止）に近い状態にする為に、
圧力容器底部の温度が１００℃以下で、かつ、
原発敷地境界での被爆線量が年間１ミリシーベルト未満であることを、
今年の７月に政府が「冷温停止状態」と強引に定義したのである。

要するに、体裁を取る為の後付けの言い回しにしか過ぎない。
「冷温停止」と「冷温停止状態」は全く別物だ。

おそらく、これらの違いをしっかりと認識している人も多いだろうし、
ハッキリと理解していなくても、
感覚的に「収束しているはずはない！」と思っている人が大半だろう。

その昔、負け続けていた太平洋戦争時に
「勝った！」「勝った！」と大本営発表がされていたようだが、
まさにそれと全く同じ状況に思える。

まあ、今回の宣言に限ったことではないが、
現在の野田政権は「死に体」という感じさえする。

問題“解決能力”どころか、問題“認識能力”すら喪失している。
やはり、永田町にずっと留まっていると、
現場感覚・消費者感覚・一般人感覚から、相当、ズレまくってしまうのだろう。

何しろ、何が起きても、何を言われても、
それに対処するとか、軌道修正するとかは出来ず、
前から思っているやりたいことを演説で述べるだけ・・・。
その姿勢は全く変化していないようだ。

そして、任期いっぱいの決められた行事をこなして、
将来の何も決めれない会議を粛々とこなし、
何とか今の地位に留まっていれば良い、そんな雰囲気すらある。

もっとも、このような惨状になることは初めから分っていたことだが・・・。


企業経営も全く同じと言える。

現場ニーズ、顧客ニーズ、消費者ニーズから遠く離れたところで、
会社ニーズだけでビジネスしていると、
例え、一生懸命やっているつもりでも“ズレ”が生じる。

恐いのは、トップ自身がその“ズレ”に気付かずに、
気心の知っただけの幹部を従え、忍び寄る危機にも感知せず、
自分の世界だけでこれまで通りの戦略を続けてしまうことである。

そして、「“ズレ”ている！」との声も全く聞かなくなったり、また、
聞こえなくなるような環境を自らが作り出してしまうことである。

本当に気を付けなければいけない。

野田首相も人は悪くないのだろうが、
気付かないうちに、そういう環境を自らが作り出してしまっているのだろう。

使い古された表現であるが・・・、

改めて、現場の声、顧客の声、消費者の声、
そして、時代の流れ、環境の変化に耳を澄まして、
経営の舵取りをしなければいけない。

過去に下手な経験・実績・栄光・成功体験を積んでいると、
そこから抜け出せなくなるものである。

むしろ、ゼロからのスタートの方が成功するケースもある。

常に素直に・・・
常に謙虚に・・・
常に本質を見極め・・・

それでいて、
決して守りに入らずに・・・
常にアグレッシブに・・・

生きていきたいものである。















]]></description>
         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/12/post_409.html</link>
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         <category>２０１１年１２月</category>
         <pubDate>Mon, 19 Dec 2011 07:07:21 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８９「エネルギー革命　〜第三のエネルギーの存在〜　その２」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

前回ブログに引き続き、今回も新たなエネルギーの話をしよう。

新たなエネルギー源と言えば、
「メタンハイドレード」という有望な資源がある。
見た目は氷に似ており、火をつけると燃えるので「燃える氷」と呼ばれている。

これは海中深く埋蔵されており、実は、日本近海には世界でも有数な埋蔵量があり、
実は、日本は“隠れ資源大国”とも呼んでも良い。
しかも、既存の石炭・石油・ガスよりも、
エネルギー当たりの二酸化炭素排出量が圧倒的に少ない。

ただし、結局は化石燃料的なものなので、
私はこのエネルギー源が将来のメインになるとは思っていない。


さて、私は本ブログでも一貫してお伝えしているが、
原子力は減ることはあっても増えることはなく、
２０１５年を踏まえて減り続け、２０２０年にはゼロ化していくだろう。

メインとなるエネルギーは、短期的には天然ガス（ＬＮＧ）しかない。

一方、今、注目されている再生エネルギー、
つまり、太陽光や風力や波力やバイオマス等、
これらは間違いなく伸びるがメジャーなエネルギー源とはならない。

上記すべてを合わせても、せいぜい全体エネルギーの１０％未満程度までだろう。

したがって、「２０２０年までは省エネ＆低エネルギーの時代になる！」
というのが私の考え方だ。

そこで、登場してくるのが「第三のエネルギー」。

前回ブログでは、この「第三のエネルギー」について簡単に取り上げた。
学者の間では「暗黒エネルギー（dark　energy）」と呼ばれているものだ。

銀河系を１つの単位と見ると、
実は、我々人間はわずか４％の物質しか解明していない。

７３％はこの「暗黒エネルギー（dark　energy）」で、
残りの２３％は「暗黒物質（dark　matter）」と言われている。

（ただし、「dark」については、
「暗黒の・・・」ではなく「未知の・・・」と訳した方が良いだろう）


さて、学者の間では「宇宙は広がり続けている」という観測結果は衆知の事実である。
しかも、「加速度的に広がり続けているらしい」。

これは、「万物は引っ張り合う」というニュートンの「万有引力」とは
真逆の「万有斥力」と言えるものである。

この宇宙空間に存在する「万有斥力」が「暗黒エネルギー」であり、
銀河系全体に密に詰まっているようなのだ。

もちろん、地球上にも存在するが、重力が強過ぎて観測できないらしい。

これらを取り出せる技術が一般的に出てくるのが２０１５年頃で、
２０２０年には実用化される、というのが私の見方である。

実は、今でも単発的に取り出す技術は存在しており、
まだまだ、安定して応用することは出来ず、
一般的に世の中に広まっていないだけである。

このエネルギーを分かりやすく言うと、
（例えが決して最適ではないが）遠赤外線的なエネルギーと考えて欲しい。

例えば、暖房をするのに、
石油ストーブやガスファンヒーターのように直接火力を使う方法もある一方で、
遠赤外線ヒーターのように間接的に暖める方法もある。

前者は強くて直接的で直線的なエネルギー、
後者は熱源としては弱く間接的でジワジワ・じんわりと曲線的なものだ。

また別な言い方にすると、一方が粒子的、一方が波動的。

水力も、石炭火力も、天然ガス火力も、原子力も、
さらには、太陽光も、風力も、波力も、
それらはすべて基本的には粒子的なエネルギー。

私が「第三のエネルギー」と呼ぶものは完全に波動的なエネルギー。

粒子的なエネルギーは「Ｅ＝ｍｖ2（ｖの２乗）」で表され、
波動的なエネルギーは「Ｅ＝ｈν」で表される。

　　ｍ：質量　ｖ：速度
　　ｈ：プランク定数　ν：振動数

さらに、表現を変えると、
一方が外科的・西洋的で、一方が漢方的・東洋的、そういう言い方も出来る。

今、エネルギーに限らず、
時代は西洋的なものの考え方から東洋的なものの考え方にシフトしている。

経済的にも、ヨーロッパやアメリカは破綻寸前。
医学的にも、著名な医者自身が気功療法的な治療を取り入れてきているようである。

このような東洋学的なエネルギーが２０２０年頃には陽の目を見る！
そして、それを上手く活用できるのは日本人である！

そう私は思っている。




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         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/12/post_408.html</link>
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         <category>２０１１年１２月</category>
         <pubDate>Mon, 12 Dec 2011 07:00:32 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８８「エネルギー革命　〜第三のエネルギーの存在〜」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

今回はエネルギーの話をしよう。

以前、本ブログのＶＯＬ．２６６、及び、ＶＯＬ．２７１では、
以下のような内容を書いた。

１．２０１１年は、まさに『省エネルギー・低エネルギーの時代』元年
２．これから、本格的な『省エネルギー・低エネルギーの時代』に突入する
３．太陽光を含む既存の自然エネルギーのいくつかは大幅に伸びるが、
　　いずれも小国分裂のような状態でメジャーなシェアにはならない
４．２０１５年になれば、
　　既存の自然エネルギーでない「第三のエネルギー」が見えてくる
５．この「第三のエネルギー」が本当に定着するのは２０２０年頃

※「第三のエネルギー」とは、太陽光でも、風力でも、地熱でもなく、
　その他、既存の自然エネルギーとは異なる

<a href="http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/07/post_385.html">http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/07/post_385.html</a>
<a href="http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/08/post_390.html">http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/08/post_390.html</a>

この手の話をすると、
「一体、『第三のエネルギー』って何ですか？？？」
と、必ず質問が来る。

そこで、今回はこの「第三のエネルギー」について取り上げる。

実は、この「第三のエネルギー」は私の造語で、
学者の間では「暗黒エネルギー（dark　energy）」と呼ばれている。

<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC</a>


初めて聞く人にとっては、何とも、ドロドロした名前に聞こえるだろう。

「dark」をそのまま直訳すると「暗黒・・・」となってしまうが、
まあ、「未知の・・・」くらいに訳した方が良さそうだ。


銀河系を１つの単位と見ると、
実は、我々人間はわずか４％の物質しか解明していない。

残り７３％は「暗黒エネルギー」、２３％は「暗黒物質」と言われている。
（いずれも、「未知のエネルギー」「未知の物質」と呼んだ方が良いようだ）


ところで、誰でもニュートンの「万有引力」は知っているだろう。
万物すべてがお互いを引っ張り合うという法則だ。

しかし、引っ張り合うだけだと、そのうち収縮して形がなくなってしまう。

でも、現実には「宇宙は常に広がり続けている」という観測結果が出ている。

ならば、引っ張り合う「引力」に対抗して、反発し合う「斥力」という
エネルギーが存在しないといけないということになる。


言うならば、「万有斥力」だ。
（「万有引力」は誰でも知っているが、普段、「万有斥力」は聞かない）


これが、「暗黒エネルギー」であり、銀河系全体に詰まっている。
ただし、これは仮説状態であり、まだまだ正式には立証されていない。

地球上では重力が強過ぎて、これが観測されないようなのだ。


この未知のエネルギーが認知され出すのが２０１５年、
本格的に定着するのが２０２０年かな・・・というのが私の見方だ。

さて、かなり分かりやすく、このエネルギーの特徴を言おう。

<u>１．非常に微弱である</u>
<u>２．無限である</u>
<u>３．害がない</u>
<u>４．コストが掛からない</u>
<u>５．上手く活用できる人と活用できない人がいる</u>

最大の特徴は「５」だ。

火力であっても、原子力であっても、
あるいは、太陽光であっても、風力であっても、
要は、おカネを出せば誰でも平等に買えるし使える。


しかし、この第三のエネルギーは、人によって、
全く使えない人、１０倍上手に使える人、１００倍上手に使える人が出てくる。

要は、個々人のレベルによって活用できるエネルギー量（質）が違うのだ。


例えば、同じ時間、同じ場所で、同じ情報・同じノウハウを聞いても、
それを全く活用できない人と何倍にもして上手に活用できる人がいる。

あるいは、同じ時間、同じ場所で、同じ音楽を聴いても、
その感じ方・捉え方は人それぞれで千差万別。
その音楽で元気になったり、楽しくなったり、あるいは、涙を流したり・・・。


資本力ではない！
規模の力でもない！

その人の「心」と言うか、「人間性」と言うか、「良心」と言うか、
あるいは、「素直さ」と言うか、「直観力」と言うか・・・、

そういうものに比例する！

現段階ではそう考えてもらって良いだろう。


まあ、そう言われても、イメージが付かない人が大半だろうが・・・。


２０１５年にはこの手の話が普通に出てきて、
２０２０年には完全に当たり前になるというのが私の見方だ。

そして、このエネルギーが完全に定着する時こそ、
「資本主義が崩壊し次の時代になる時」だろうと思っている。

<u>おカネの力に関係なく、エネルギーが活用できるからだ。</u>
<u>もう、資源やおカネに振り回されにくくなるだろう。</u>

<u>だから、心や人間性・良心だけはキレイにしておくべきである。</u>


そして、その時、その民族性・国民性・人間性からしても、

<strong>日本が「エネルギー大国（エネルギーに満ちた国）」になる！</strong>、
<strong>日本こそが「世界が羨むエネルギーに恵まれた国」になる！</strong>、

そう私は思っている。

<strong>２０２０年には、規模や形や資本やカネ・・・の力ではない時代になるのである。</strong>

※少なくとも、「我々、人間は宇宙の４％しか分かっていない！」
　それだけは確かなことには間違いない。
]]></description>
         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/12/post_407.html</link>
         <guid>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/12/post_407.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Mon, 05 Dec 2011 08:15:12 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８７「大阪ダブル選挙　橋下氏圧勝」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

すでに衆知の通り、
大阪府知事選・市長選、いわゆる、大阪ダブル選挙は橋下氏側の圧勝だった。

民主党・自民党の擁立した候補者は呆気なく敗れた。
もはや、既存の大政党に未来はない。

以下は２年前から本ブログでも取り上げていた内容であるが、
改めてここに示しておく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これからは、群雄割拠の時代であり、政治の“戦国時代”であり、
民主党も、自民党も、その他の政党も、
既存の政党ではどこも決め手になるところは出てこない。
しかも、その“戦国時代”は２０１５年頃までは続くだろう。

その戦国様相は中央だけで繰り広げられるのではなく、
地方も含めて全国各地で繰り広げられる。

もっと正確に言うと、中央では絶対にまとまらない。

逆に、良い悪いは別にして、
“地方発”の有力なリーダーが出現してきて、
地域密着でその地域に合ったやり方で改革がなされ、
そこで、その地域らしさが発揮されるようになる。

その流れはある地域から起こり、時を同じくして、
他の各地域でも起こり、
“うねり”のようになって最終的には中央をも動かす。

いわゆる、

中央集権から地方分権へ
一極集中から地方分散へ
集中管理から拠点管理へ
トップダウンからボトムアップへ
強さから温かさへ
競争から共生へ
・・・・・

の流れだ。

この大きな流れは、もう誰にも止められない。
“天のシナリオ”と言うか、
“時代の流れが生んだ！”と言うか、
そう考えた方が良いだろう。

とにかく、２０１５年ごろまで、
政治は紆余曲折する、小党も乱れての群雄割拠・戦国時代になる！
そう思って良いだろう。

そして、
さんざんに混迷した後にこそ、
やっと本当の政治・本来あるべき政治の姿が見えてくるのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、政治の世界だけではなく、まさに経営の世界でも言えること。

例えば、最近、醜態をさらしている読売グループ。
渡辺会長は、権力を自分の身の回りに一極集中させて、
中央集権的に周囲を力づくで従わせている、
未だに、そんな強権政治・恐怖政治をしているのか！という感じだ。

あのような古いトップは時間の問題で消えていなくなる時代だろう。
今回の清武氏との戦いについて裁判上は勝つかもしれないが、
急速に力を落とし、これまた２０１５年までには整理されてしまうのではないか。

そのような大きな流れは誰にも止められないだろう。


これからのトップ・リーダーは・・・、

<u>まず、しっかりとした揺ぎ無いビジョンと方向性を示して宣言し、</u>
<u>それを具体的に落とし込める信頼できる幹部を育成して、</u>
<u>かつ一方で、ボトムアップ的に社員１人１人の個性を大事にして、</u>
<u>そして、温かく見守り元気にさせる</u>。

そういう力量が求められてくるのである。

<strong>決して欧米的ではなく、</strong>
<strong>“和的・日本的な”「温かさ」と「しなやかさ」と、そして、「決断力」、</strong>

<strong>そういう力を付けなければいけない。</strong>




]]></description>
         <link>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/11/post_406.html</link>
         <guid>http://www.eco-webnet.com/kikuchi/2011/11/post_406.html</guid>
         <category>２０１１年１１月</category>
         <pubDate>Mon, 28 Nov 2011 07:31:23 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８６「ブータン国王夫妻来日　〜注目されるブータンの国策〜」</title>
         <description><![CDATA[先週は若きブータン国王夫妻が来日して
ブータンという国がとても注目されたようだ。

<strong>「ＧＤＰではなく、ＧＮＨだ！」</strong>

すでにご存知の方が多いと思うが、
これは、１９７２年、亡くなった父親を継いで、
弱冠１６歳で即位したブータンの新国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク
が提唱した「国民全体の幸福度」を示す尺度であり、
「Gross National Happiness」の略である。

「ＧＮＰ」（国民総生産 ：Gross National Product） で示されるような、
金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、
精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。

現在、ブータン政府は「ＧＮＨ」の増加を政策の中心としている。

経済成長率が高い国や医療が高度な国、
そして、消費や所得が多い国の人々は本当に幸せだろうか？
先進国でうつ病に悩む人が多いのはなぜか？

地球環境を破壊しながら成長を遂げて、豊かな社会は訪れるのか？

他者とのつながり、自由な時間、自然とのふれあいは
人間が安心して暮らす中で欠かせない要素だ。

金融危機の中、関心が一段と高まり、
「ＧＮＰ」の巨大な幻想に気づく時が来ているのではないか？

私はそう思うのだが、「ＧＮＨ」という指標はとても注目すべき考え方だと感じる。


実は、２００８年、ブータン史上初の憲法の第９条に
「ＧＮＨ」という言葉が盛り込まれたそうだ。
そこには、「ＧＮＨ」を保障するのが政府の責任だと明記されているとのこと。

その「ＧＮＨ」の柱は次の４つ。

<u>１．「自然環境の豊かさ」</u>
<u>２．「伝統文化の保全と促進」</u>
<u>３．「良い統治」</u>
<u>４．「公正な経済発展」</u>

上記１・２については、
経済開発に一辺倒になって、自然環境が破壊されたり、
ブータンの伝統文化が失われてしまっては何の意味のない、
という考え方のようだ。

ブータンの国土に占める森林面積は現在約７２％で、
今後も最低でも国土の６０％以上の森林面積を保つ方針が打ち出されている。
小中学校では週に２〜３ 時間の環境科学の授業。
また、２００４年に世界で初めて禁煙の国となっているらしい。

３「良い統治」については、ブータン国王自らの呼びかけで、
王政から民主制へ平和裡に移行したかなり稀な例らしい。
そして、行政と意思決定の両面での地方分権化が進んでおり、
人々は、自分達の住んでいる地域の開発プランについて、
自分たちで優先順位を決め、中央政府に提案できる形になっているようだ。

４「公正な経済発展」については、
一部の人だけが金持ちになるようなことを経済発展とは呼ばないらしい。
医療費は基本無料、教育費も制服代などの一部を除いて無料とのこと。

その結果、全国民の９７％が幸せであるという意識調査が得られているようだ。


以上が、九州とほぼ同じ面積で人口約７０万人程度のブータンという国の
実施事例だ。


おそらく、今後、我々先進国にも、このような方向性は必須であると思う。

ただし、即、今すぐに、日本が全面的に上記を導入することは不可能だろう。
日本の経済力が巨大になり過ぎているし、
日本は優秀過ぎる国である為に、
日本を利用（悪用）しようとするアメリカや中国が放っておかないのである。

でも、いつかはこのような考え方を実行するのは必須。
長い目で見れば見るほど、とにかく必須。

ＧＤＰの拡大だけでは決して幸せにはなれない。
「ＧＤＰの縮小安定」と「ＧＨＰの適正追求」の両輪がベストだろう。


日本でも２０１５年には、
優秀な一部の地域や一部の先進企業から具体的な動きが出てくると、
私は見ている。

日本の中央政府がトップダウンで変わるのではなく、
（むしろ、日本の永田町は一番最後）
地域から、一部から、ボトム変化による地殻変動が起きてくる、

そう感じるのである。











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         <category>２０１１年１１月</category>
         <pubDate>Mon, 21 Nov 2011 05:05:17 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８５「再生可能エネルギー法」</title>
         <description>先日、船井総研では、
人材派遣大手のパソナグループ様と協力して環境セミナーを開催した。

テーマは「再生可能エネルギー」。
当日は、経済産業省の「再生可能エネルギー法」担当官にもご講演頂いた。

ご存知の方も多いと思うが、「再生可能エネルギー特措法」とは、
再生可能エネルギー（太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス）を
普及させる目的で制定された。

これらのエネルギーを用いて発電された電気を、
一定の期間・価格で電気事業者（現在の電力会社）が買い取ることを
義務付ける制度である。

つまり、民間企業が再生エネルギー発電事業をして
決められた条件をクリアできれば、
一定期間・一定価格で電力会社が全量買取保証をしてくれるのである。
（住宅での太陽光発電は現在と同様に余剰電力の買取りのみ）

ただし、各電力会社が買取りに要した費用は、廻り回って、
結局、電気料金の一部として国民に負担が来ることになるが・・・。 

買取価格や買取期間等は今後決まり、実際は２０１２年７月１日からスタートする。 

おそらく、これで再生エネルギーが少し普及していくのは間違いないだろう。


それでは、冒頭でお伝えしたセミナーの私の講演の中のレジュメの一部抜粋を
以下に示すことにしよう。

再生エネルギーでは一番現実性のある「太陽光発電ビジネス」についての
私なりの考えである。

１．間違いなく急成長し太陽光発電マーケットは急拡大する 

２．最低でも現在の１０〜２０倍にはなるだろう 

３．太陽光パネル本体価格は確実に下がり、現在の半値程度になるだろう 

４．一方で、再生エネ法による買取単価はスタート時が最高価格で、
    その買取価格は下がることがあっても上がることはないだろう 

５．太陽光発電には根本的な課題があり、それは以下の通り 
（１）原価に占める材料単価の比率が高い（付加価値率が低い） 
（２）例えば、パネル原料のシリコン、電極で使われる銀 
（３）これらはすべて輸入（シリコン輸入の９０％は中国） 
（４）したがって、資源獲得競争に巻き込まれやすい
　　　（化石燃料と同じ運命？）
（５）海外製のシェアが拡大する 
（６）やはり、天候に左右される 
（７）増設（メガソーラー化）し過ぎると、実は自然環境には悪影響 

６．ある一定のエネルギーシェアを占めるがメインにはなりにくい 

７．単純な発電ビジネスとしてはこれから５年間が勝負で、
　　大手中心の資金力勝負になっていく 

８．蓄電技術は飛躍的に伸び、蓄電単価は下がっていく 

９．発電＆蓄電＆自社調達（ピークカット目的）、
　　あるいは、他社売電のビジネスモデルが台頭する 

１０．中小企業としては、
　　　発電技術＆蓄電技術＆周辺設備技術＆送電技術＆
　　　自社調達（あるいは、売電）・・・の 総合的なビジネスモデルでの
　　　差別化が必須である 

１１．さらに、省エネ技術をも複合化させるビジネスモデルを目指すべきである 

１２．太陽光パネル単品売りではいずれ限界が来るだろう 

１３．再生エネ特措法は大チャンス、 
　　　しかし、今からその依存度を低く出来るようなビジネスモデルを
　　　イメージしておくべきである 


実は、現在の太陽光発電のエネルギー全体に占める割合は０．２〜３％程度。
住宅の屋根にはそこそこ増えてきたが、業務用では全く普及していない。

１０〜２０倍になったとしても、そのシェアは２〜３％程度にしかならない。
１００倍になれば全体の２０％程度になるのだが、
上記５の理由でそこまでのシェアにはならないというのが私の見方である。


また、再生エネ法であるが、
確かに新しいビジネスのキッカケにはなるが、
それだけに依存するビジネスモデルでは勝ち残っていけないだろう。

法律はその内容によって企業業績を左右するが、
一度決まれば条件は皆一緒。

後は、我々がどう対応していくかである。

ＴＰＰもそうだが、それによって落ちていく企業と、
逆に上昇していく企業が出てくるだけである。

何としてでも上昇していく企業にならなければいけない。





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         <category>２０１１年１１月</category>
         <pubDate>Mon, 14 Nov 2011 06:49:23 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８４「ヨーロッパ危機に思う」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

経済界の最近の話題はヨーロッパ危機で持ちきりだ。
どうやら、ユーロの破綻は決まったように思える。


さてここで、少し私個人のことを少し述べたい。

自分で言うのも何だが、
私は、かなり質素な人間だと思う。

高級車が欲しいとは思わない・・・
と言うか、普段、車は運転しない・・・
立派な邸宅が欲しいともあまり思わない・・・
高級時計をしたいとも思わない・・・
（たまには良いが）高級料理を食べたいとも、あまり思わない・・・
最高のご馳走は、玄米ご飯に味噌汁、納豆や旬の野菜の煮物・・・

そう思っている。

パチンコはしない・・・
（サラリーマンがよく読んでいるような）マンガは見たくもない・・・
（酒には強く好きだが）大酒飲みでもない・・・
タバコは吸わない・・・

服などは、相当、モノ持ちが良い・・・
今でも学生時代と体型が変わらないので、
学生時代に着ていたジーンズでも穿ける。
出来る限り、モノは持ちたくない・・・

別に我慢しているわけではない・・・
生活に逼迫しているわけでもない・・・

見栄は張りたくない・・・
質素に生きたい・・・とだけ思っている。


このようなことを言うと、

「そんな生活、つまらないのでは？？？」とか、
「一体、趣味は何ですか？？？」とか、

と聞かれることが多い。

特別にはないので、「特にないですよ」と言うと、結構、驚かれる。

そこで、
「まあ、強いて挙げれば、走ること（ジョギング）、
　毎週日曜日は１０ｋｍ程度走っています。
　他には、冬にスキーをしたり、夏には泳ぎに行ったり、
　たまにフットサルやテニスをしたり・・・ですかね。
　アウトドアが好きなんですよ！」

と言うと、その聞いた人は安心してくれる。


でも、私にとって、仕事自体が楽しい（やり甲斐がある）から、
本音で言えば、仕事が趣味？かもしれない。

それと、家族との時間を少なくとも必ず持つこと。

それらが上手く廻るだけで、“とてもありがたい・・・”と感じる。


出来る限り、“飾り気のない”生き方をしたいと思っている。
出来る限り、“素朴な”生き方をしたいと思っている。
そして、
出来る限り、“等身大”の生き方をしたいと思っている。

自分らしく、
見栄を張らずに、
出来る限り無理なく、自然に・・・

その結果、化石エネルギー消費量が少なく、地球に優しい生き方になれば最高だ！


実は・・・・・、
その方が、ストレスもなく、病気もなく、
気持ちも落ち着き、気楽で、
健康的な生活が出来るようだ。


異常な欲を出したり、
必要以上に競争したり、
他を批判ばかりしていると、

結局は、自分にも降りかかり、
業績も落ちてくるし、病気にもなったりする。


そうではなく、

真面目にコツコツ働き、
自分らしく、
見栄を張らずに、
出来る限り自然体で、そして、心穏やかに・・・、

生きていくのが私の理想だ。

（まあ、実際は、なかなか難しいが・・・）


今、騒がれているヨーロッパ危機、
結局、あれは身の程知らずの強欲さが招いたものではないだろうか。

すべては、廻り回って自らに降り掛かるものだ。


表面的なものではなく、
「本質的な個々人の生き方・考え方が問われてくる」時代ではないだろうか。









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         <category>２０１１年１１月</category>
         <pubDate>Mon, 07 Nov 2011 05:48:56 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８３「ただひたすら、前向きに・・・」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

２０１１年もあと２ヶ月となった。

あの「３．１１」以降、急激過ぎる変化が襲ってきて、

一気に経営悪化して急激な変化に耐えられず没落していった企業と、
何とか歯を食いしばって踏みとどまった企業と、
逆に、震災特需に潤った企業と、

様々な企業があったようだ。


私自身も、日々のコンサルティング活動を通じて、

実に上手くいって成功したこと・・・、
新しいチャレンジが実を結び、確実に希望が見えてきたこと・・・、

逆に、なかなか上手く行かずに結果が出ていないこと・・・、

色々な結果・現象に遭遇した。


本ブログの読者の皆さまも、そういう思いはあるだろう。
数多くの一喜一憂があったのではないだろうか。


ところで、その時、どうしても、
人間は他に原因を見つけようとしてしまうものである。

　　「景気が悪いから・・・」
　　「政府の政策が悪いから・・・」
　　「同業他社がなりふり構わず安売りに出てきたから・・・」
　　「どうせ業界全体が縮小しているのだから・・・」
　　「地方で、かつ、うちのような小さな会社は・・・」

と言うように、自分ではどうしようもないことに
責任を転嫁してしまう時がある。

更には、

　　「社員の〇〇君がなかなか動いてくれない・・・」
　　「△△君に任せたのが悪かった・・・」

と個人攻撃してしまう時もあるかもしれない。

私自身も、一瞬、そう思う時もある。

しかし、すぐに、

　「他に原因を求めても仕方ない！」
　「すべては自らに起因する！」
　「他に理由を探すのではなく、自らの中にその原因を探してみよう！」
　「他はなかなか動かせない！
　　しかし、その気になれば、自分は動かせられる！」

と、私は思うようにしている。

そう思った方が、実は気が楽になるからだ。

　　「景気が・・・」
　　「業界が・・・」
　　「他人が・・・」

と思ったところで、どうしようもないことに気付く。

それよりも、

<u>目の前に起こっていることに目を背けずに、</u>
<u>起きている事象を認めて、自らの腹に落とし込み、</u>
<u>しっかりと目を見開いて、真正面から取り組むことが必要だ。</u>

<strong>決して逃げずに・・・、</strong>
<strong>真正面からドップリと腰を降ろして・・・、</strong>
<strong>受け入れることが必要だ。</strong>

そして、

今の自分に何が出来るのか？
自分の中で何を変えれば良いのか？

改めて、深く静かに自分の心の中で考えたい。

ゆっくりと静かに自分の心の中で考えていくと、
不思議なことだが、
それまで気付いていなかった解決策が沸き起こってくるものだ。

すると、

<u>何かから逃げていた自分、</u>
<u>分かっていても目を背けていた自分、</u>
<u>過去を引きずり、変えれなかった自分、</u>

<u>そういうものに気付くものだ。</u>

<strong>「自分の中にすべての答はある！」</strong>

常に、私はそう思うようにしている。


さあ、２０１１年もあとわずか！
正直、２０１２年（特に、４月以降）は経済環境が悪化するのは間違いないが、
自分なりに更に新しいチャレンジをしていきたい！

<strong>どんなことがあっても、何があっても、前向きに！前向きに！</strong>

<strong>頑張ろう！</strong>








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         <category>２０１１年１０月</category>
         <pubDate>Mon, 31 Oct 2011 06:15:07 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ＶＯＬ．２８２「タイ　大洪水」</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-count="none" data-via="ecowebnet" data-lang="ja">ツイート</a><script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>

タイの大洪水が大変な惨状になっている。
日本の本州を越える面積がやられていると言う。

新興国の工業団地や大都市部を含めて、
あれほどまでに水浸しになるのか！と驚愕してしまう。

日本の製造業もタイに進出している企業の場合、
リーマンショックに、東日本大震災、そして、今回と、
大きなダメージを受けて、立ち直っては、また、ダメージを受ける、
そして、立ち直っては、また、ダメージを受ける、
その繰り返しになっている。


さて、今のところ、こういう事態になった原因は以下のように言われている。

<u>１．東南アジア全域で雨量が多い</u>
タイだけでなく、近隣のカンボジア・ラオス・ベトナムでも洪水被害が出ている。

<u>２．ダムの放水が遅れた</u>
昨年の乾季は水不足でダムは渇水になったので、
今年は放水量を抑え貯水量を多めにした。
しかし、予想以上に降雨量が多く貯水量も過大になり、
上流にあるダムが満水になった。
そこで、複数のダムが同時に放水した為に下流で洪水が発生した。

<u>３．ダムや運河に蓄積した土砂</u>
タイのダムや運河は浚渫しておらず、貯水・流水能力が落ちている。

<u>４．森林伐採による山の保水力の低下</u>
タイの違法伐採は有名で、森林の過度な伐採により山の保水力が低下している。

<u>５．宅地造成の問題</u>
本来は遊水地であるべき場所が宅地になって水の逃げ場がない。


上記１は天災だが、上記２〜５は、まさに、人災だ。
特に、４〜５は経済優先で乱開発を進めてきた結果だ。

山林の木を切り過ぎた乱開発で大洪水は起きやすくなっていたし、
大工場ほど平坦な敷地が必要となり、水も必要なので河川の近くが便利。

実は、日本に限らず、自然災害に弱い都市計画が世界中に拡大し続けている。


こういう大規模な天災被害が起きた時、
どうしても、私はいつもこう思ってしまう。

「自然界が人間に何かを教える為に起きるのだ・・・」と。

目先的なこと、短期的なこと、経済優先的なこと、便利さを追求すること、
人間優先・人間勝手なこと、自然界のルールを破ること、

そういうことをしていると、確実に天災が襲ってくる。
しかも、最近は、年々、その規模が拡大し修復不可能になるケースが目立つ。

ビジネスチャンスのロスだけではなく、
日々の一般生活の土台までも揺らいでしまう。
揺らいでしまうだけではなく、全く失ってしまうこともある。

これまでは、本当に、
土地の乱開発、軍事技術、原子力技術、あるいは、遺伝子組み換え技術、
更には、金融技術等、物質文明が行き過ぎた時代だった。

それらを人間に気付かせる為にこういう大規模な天災が起こるようだ。

「持続可能性」という視点で言うと、
莫大な公的投資や民間投資を掛けないと維持できないインフラは、
本来、作るべきでないのである。

結局、今回のタイ洪水でも、
今出来るのは土嚢を積み上げてとにかく水をせき止めるという原始的なやり方。

そう言えば、福島第一原発事故も同様で、
当初はとにかく水を掛けるのみという原始的なやり方だった。


しかし一方で、福島第一原発による汚染土壌の対策では、
ある研究団により、複合微生物触媒技術での除染テストに成功している。

また、放射性汚染水についても、
キャビテーションのエネルギー（衝撃波エネルギー）を使った技術で
解決できる実験結果が出てきている。

つまり、これまでの概念とは全く違った技術で
新しい成果が確実に生まれているのである。

本当にもう少しで、もっと目に見えて、誰の目にもハッキリと、
新しい動きが理解できるようになるだろう。


これからも、世界各地で天災は起こるだろうが、
それこそ“自然界の声”を聞かなければいけない。

と同時に、
「確実に新しい時代に向かっての変化が起こっている！」
と私は痛切に感じるのである。





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         <pubDate>Mon, 24 Oct 2011 06:36:46 +0900</pubDate>
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