みなさまこんにちは!
エコウェブ担当 ナカヤマです。
いつもエコウェブをご覧いただき、誠にありがとうございますヽ(^-^ )!
また、本との運命的な出会いを果たしてしまいました。
『手仕事の日本』 著 : 柳 宗悦

自分が常々考えていたことを、より深く、根拠の確かなより多くの情報で
一冊にまとめてくださっている本。
こういう本との縁は、いつも突然、そして偶然にやってきます。
人間の、「無意識の力」は本当に凄いなぁと思います。
意識の奥底で気にとめているの過ぎないのです。
それでも、体が動いてその本の前に立っているのです・・・。
柳 宗悦氏は、「民藝運動」の創始者として有名ですので、
ご存知の方も多いと思います。
日常使う陶芸、染織、籠・食器・農作業具などの日用品の中に、
「用の美」を見出し、それらを作り出し使い続けることこそ
日本らしさの財産であると提唱した方です。
戦前、氏が日本中を旅し、どこにどんな「用の美」を満たしたもの達が
使われているのか、つぶさに記録してまわった集大成がこの本だそうです。
amazonの紹介によると、
「日本各地に残る美しい手仕事を紹介しながら手仕事が
いかに大切なものであるかを訴え、日本がすばらしい手仕事の国であることへの
認識を呼びかけたユニークな民芸案内書」
とあります。
また、特に心打たれたのは、「歴史を知ることの大切さ」を説く一文。
「今の生活を、自分ひとりでゼロから創り出そうとしても、
到底無理。
非常に原始的な生活しかできないだろう」
「今、周りにあるすべてのモノは、当たり前に存在し、
使うことが当たり前に思っているが、すべてのモノに歴史があり、
ゼロから生み出した人の労力のおかげさまである。」
「自分の生活をつくってくれているモノ、土地、人の歴史を知り、
尊重し、その上に新しいモノを築いていくことが、
本来の国の歴史の流れ」。
まさに。
こういった書物こそ、義務教育の教科書にして良いのではないだろうか、と。
その上、戦前の時点ですでに、
「機械による商品の勢いに、手仕事のモノ達が
急速になくなりつつある。
このままでは日本は日本らしさを失い、無個性な国になる」
と嘆かれています。
現代をご覧になったらどう感じられるか。
とはいえ、過去の時代の流れには逆らえませぬ。
せめて、今生き残っている日本の「手仕事」たちを、
守り、これからも伝え続けていきたいものだなと思いました。。。